恒例の12月第三金曜日がやってきました。そう、翌年のJRダイヤ改正の詳細発表日です。
改正日は3月第三土曜(2023.3.18)
取り急ぎ、千葉県内を先にレビューします。
本社のプレスリリース
➡2023年3月ダイヤ改正について:JR東日本 (jreast.co.jp)
千葉支社版 プレスリリース(pdfファイル)
➡20221216_c01.pdf (jreast.co.jp)
県内で最大の話題は 京葉線「幕張豊砂駅」の開業ですね。新習志野~海浜幕張のほぼ中間に位置し、住所は千葉市美浜区。
上りホームは 配線の関係で(たぶん、海浜幕張上りホームの1本外側に位置する、将来の海浜幕張駅➡京葉車両センターへの出入庫線(予定線)を乗り越える必要?)から高い位置に設置されています。乗車してケヨ区脇を通過するときにはケヨ区内を眺める方は多いと思いますけど、気になる発見をしてもどんどん走行して去っていってしまうのですが、今後下車して眺めることができるようになるかもしれません。完成図を見ると、上りホームの山側には風除けの為の壁が付くようで、ホーム末端部(特に終点方)がどうなるかです。
イオンモールへのアクセスが良くなるので、主にイオンが中心となって要望、経費負担もあるのだとか。まあ本社のお膝元ですからね。
さらに、運転免許センターへバスを利用しなくても 徒歩で行きやすくなるのでしょう。幕張メッセも、どの部分に用があるのかで違うかも、ですが、ZOZOマリンスタジアムも含めて近くなる、または混雑回避で歩きやすくなると思われます。
幕張豊砂には京葉線各停と武蔵野線直通各停が停車、京葉快速・通快は通過です。
関連して、海浜幕張以北の、東京方面・西船橋方面が少し増発されます。また、西船橋~東京方面も朝に増発が1本。
〇特急の変化はほぼ無し。微細な時刻調整のみですが、夕夜間下り特急の 京葉線内での所要時間がわずかに延びるようです。
〇総武快速~成田空港間の旧「エアポート成田」直通快速が3往復も削減。1時間に2本あった 約30分間隔の快速は1本ずつ無くなり、日中1時間間隔に。当該列車は千葉~成田空港間の209系8連に置き換え。
〇各線で 少しずつ本数削減、下り終電の時刻繰上げがあり、その時間に利用するかたは注意。総武本線 佐倉以遠最終の横芝行き3323Mの成東~横芝間はカットで成東行に。従って、松尾・横芝駅では終電が50分ほども早くなります。もっとも、なぜ現行のような終電時間に横芝行きがあるのだろう?どこかからの圧力か?といぶかしんでいましたが。
横芝行きが消滅するわけではなく、新ダイヤでは成東22:45着になる「しおさい13号」の終着を待って、成東22:49として横芝まで延長されます。翌朝の横芝発上りは言及がないので変わらないようです。
〇特急・快速⇔普電との接続変更は、君津など各所にありそう。
ビックリなのは、内房線下り安房鴨川行き最終 の20分くらいの繰り下げ!
内房線千倉~安房鴨川の区間で、22時を越えて営業列車が走るというのは、15~20年ぶりくらいではないでしょうか。
各地で繰上げばかりなのにどうしてか?「さざなみ5号」東京19:30発 からの接続を優先に考えたのでしょうかね。つまり 現行の2153M(E131系2連)が館山→安房鴨川延長。その前の時間にあたる現行2151M(E131系2連)が廃止となります。
また、千倉→館山間の終電は、1133M千倉23:55着 が館山止まりとなるので、九重・千倉では50分ほど繰り上がります。
注目は 平日の朝と夕夜間にあった久留里線キハE130 の4両編成が消滅し、最大でも3両編成となります。撮影に適するのは上総亀山6:56発のみで、あとは夜間。
↑この4両編成が消える。2013.2.20撮影
6:59 924D キハE130-106+104+103+105→木更津方
8:15 923D キハE130-102+110+101→上総亀山方
今後はこのような 最大で3両編成に。
全体としては、優等列車や直通列車に大きな変化がなくてよかったです。「新宿さざなみ」廃止で、E235系付属編成が館山へ一部の日 直通なんてガセネタがありましたが、やはりガセはガセ。