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の続きです。
最近、「鉄道開業150周年企画」の一環の団臨（2022.11.23の鹿島線や 2023年の臨時ビューわかしお・ビューさざなみ企画）などにも起用され、今後の行く末が取り沙汰されている255系ですが、1993年7月のデビューに先だって 同年6月には「お披露目見学会」が行われていました。
千葉県内の各地で行われたと思われます。そのうちの、安房鴨川駅での公開のようすを今回紹介します。
私自身は事前には知らされておらず、招待をうけた親が参加して写真を撮ってきたもので、使い切りカメラ付きフィルム「写ルンです」のワイド版での撮影。したがって、縦横比が長いのと、あまり鮮明ではないのはご了承ください。
1993(平成5)年6月、たぶん後半です。255系が「ビューわかしお・ビューさざなみ」として営業開始したダイヤ改正日は 1993.7.2で、この日の改正は千葉支社管内のみの改正でした。
では撮影順に。
はじめ ネガのコマ順を見て 編成の動きに混乱しましたが、「写ルンです」は広げてあるネガフィルムを撮りながら巻き取る方式なので、ネガに印字されているコマ番号が逆順だったのを思い出して この順番で良かったのだと解決。
1993年6月のある日の昼過ぎ。安房鴨川駅の1番線に外房線方から255系がやってきました。
ここに写る方々は招待された 地元の行政や関係機関、議会のそれなりの立場のお歴々のようで。
この右側が改札口方で、今では「B.B.BASE ステーション」となっているあたりです。
この日から 来年で30年目になります。今でもご存命のかたがいかばかりかと。
皆さんが手に持っているバッグはこの日のお土産。中には255系車両の紹介パンフ、座席表など車内設備案内、「ＶＩＥＷ」の専用ロゴステッカーの各種ノベルティグッズ、房総の観光案内など、ファン垂涎のグッズが満載でした。
我が家にも1セット来ましたが、翌週だかにたまたま訪ねて来た甥っ子が鉄ちゃんでして「ど～しても欲しい欲しい欲しい」というものだからそっくりあげちゃいました。
もし、まだしっかりとってあって、この記事を見て一時的に送ってくれたら読者の皆さんに公開できるかもしれませんが、それはわかりません。
この日はBe-02編成。しばらくして1番→4番に転線しました。1番線に普電が到着するので空けるためです。
これは3番線から見た9～1号車方。ホームにある南総軒のお弁当売り場が懐かしい。この頃は 鉄道全般が今よりずっと利用しやすかった・・・。
そして、特急が発車して空となった3番線に再び移動してきて、乗車しての車内見学となったようです。
これは8号車の上り方出入口で、ここにカード式公衆電話のある電話室、そして飲料の自販機。当初あった設備で 後に無くなったものも多いですね。
座席は上り向きになっています。オリジナルの座席カバー。
止まっている113系との位置関係から、3号車あたり？。
準備中で まだ何も入れられていない飲料自販機。まだsuicaが無い時代で、コイン専用。
当時、松本の183系グレードアップ車などには3列席(2+1列)のグリーン車が登場していましたので、255系のグリーン車もそうなるものと思いこんでいましたが、通常の4列席(2+2列)で少し広いだけ。少々残念。
9号車クハ255-2の運転席。3番線で。
当時の安房鴨川駅は、1時間ごとの特急の着発、しかも下りで到着した183系の折返しは1本先の時間の発車。さらに外房線・内房線普電の着発(増発されて1時間ごとよりもやや多い）もあり、全ホームともやりくりが大変。3番線に試乗の255系を入れるために、1番線に2本を直列停車させていました。
↑向こうは14:26着261M→14:40発298M、手前は14:14着163M→14:32発2134M で、編成番号は読めませんが、どちらも4号車の号車番号が見えますので、どちらも4連です。
手前が1426着261M→14:40発298M、向こうは14:14着163M→14:32発2134M
下り向きのクハ111(ホロ付き奇数向き車)が至近距離で顔を突き合わせています。
②は14:27発の66Mわかしお16号が発車したあとで空になりました。
②の183系は15:05着の 63Mわかしお13号 と思われます。到着したばかりのようです。
その折り返しは 16:28発 70Mわかしお20号
このあと、255系Be-2 は外房方向に戻ってゆきました。クハ255-2（この写真再掲）
欠き取り部分が少ない オリジナルのスカートです。連結器も専用カバー付き。
今後の去就が気になる255系ですが、数年ぶりの鹿島神宮(~鹿島サッカースタジアム)乗り入れや、香取～松岸間を始めて走行した 2022.11.23の団臨時には天候が雨続きで残念でした。
（以下、続きます）