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縄文時代へタイムスリップ

昨日は久々に友人と会い、ゆっくりと楽しい休日を過ごせました。

竪穴式住居でカフェをなさっているところがあると友人から聞き、
とても気になったので行ってきました。

向かう途中からだんだん山道になり、大阪府下でもこんなに
ひっそりとした山里の風情のあるところがあるのかと
とてもビックリしました。

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季節を感じる野菜中心のランチに、とてもとても大満足でした。

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メニューに載っていたおいしそうなデザートの写真に誘われて、
ついつい…「カロリー控えめだから」と自分に言い訳もして。

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優しい味のケーキに、とても和みました。

学校で習った時には、全くピンとこなかった『竪穴式』。
実際に中に入ってみて「なるほど!」と、その名の由来に納得。
機械や便利な道具のない時代に、どうやって建てたのか…と、
ウグイスの声を聞きながら、古代に思いを馳せました。

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日頃あまり外出しないと言うと、友人がドライブしながら
あちこち連れていってくれました。
車窓からは、新緑の合間からあちこち山桜が見え、
思いがけずお花見が出来ました。

お互い予定がなかなか合わず、本当に久しぶり会ったのに、
『いぃよね、コレ』と思うところが同じだと、
おもしろい!と感じるツボもおんなじで。
昨日は普段以上にたくさん笑ったような気がします。

「こういう行き当たりばったりも楽しいね」と言ってくれた友の優しさが、
本当にうれしいなと思いました。ありがとね。

途中立ち寄った地域の特産品の販売所では、
鯉のぼりがゆったりと泳いでいました。
周りには耕す準備を始めている田んぼもあり、もうすぐ田植えだな…。

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季節の移り変わりを肌で感じた、旧知の友との休日は、
何にも代え難い貴重な1日となりました。

ひなげしの花

毎日通る道で、今年もその姿を見付けました。
ひなげし。
母が大好きな花で、知らないうちに私も好きになっていたお花です。

雑草と言われていますが、とても立派に咲いていたので、
我が家に持ち帰りました。
途中の空き地でみつけたナズナと一緒に、調味料の空き瓶に、
パサッと生けてテーブルに。うん、なんだか良い感じ。

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ひなげしのことを調べてみたら、
正しくは、なんとも長い名前でした。

長実雛罌粟(ながみひなげし)

なるほど。花の後にできる実の形が由来らしい。
英語でpoppy(ポピー)というのは知っていましたが、
フランス語では、coquelicot(コクリコ)って言うんですね。

そしてもっと調べていくうちに、
与謝野晶子さんの句に、たどりつきました。

ああ皐月 仏蘭西(フランス)の野は 火の色す
君も雛罌粟(こくりこ)われも雛罌粟(こくりこ)」

晶子さんの見たのは情熱的な真っ赤なケシの花だったのでしょう。
でも、今日摘み取ったひなげしは、心晴れやかになる美しさがあります。

毎年同じ道路端に、決まって咲く可憐なオレンジ色の花。
小さくも逞しいその姿に、「今年もよろしく」と、
心の中でそっと挨拶してみました。

by naggy

きんかんのジャム

散歩の途中でよく見かけるのは、庭木として植えられている金柑の木。

『キンカン』の名前の響きは、小さな鐘の音のようで、
小さくてころころとかわいい黄色い姿は、小鳥のタマゴのよう。

皮をかじると爽やかな香りの後にくるほろ苦さ。
見た目の可愛さににあわず、案外"大人"な金柑です。

親しいお友だちからもらった金柑を、マーマレード風の
ジャムにしました。

ビタミンCをたっぷり補給。
今日はとっても、体がリフレッシュしたような気がします。

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