ひなげしの花
毎日通る道で、今年もその姿を見付けました。
ひなげし。
母が大好きな花で、知らないうちに私も好きになっていたお花です。
雑草と言われていますが、とても立派に咲いていたので、
我が家に持ち帰りました。
途中の空き地でみつけたナズナと一緒に、調味料の空き瓶に、
パサッと生けてテーブルに。うん、なんだか良い感じ。
ひなげしのことを調べてみたら、
正しくは、なんとも長い名前でした。
長実雛罌粟(ながみひなげし)
なるほど。花の後にできる実の形が由来らしい。
英語でpoppy(ポピー)というのは知っていましたが、
フランス語では、coquelicot(コクリコ)って言うんですね。
そしてもっと調べていくうちに、
与謝野晶子さんの句に、たどりつきました。
「ああ皐月 仏蘭西(フランス)の野は 火の色す
君も雛罌粟(こくりこ)われも雛罌粟(こくりこ)」
晶子さんの見たのは情熱的な真っ赤なケシの花だったのでしょう。
でも、今日摘み取ったひなげしは、心晴れやかになる美しさがあります。
毎年同じ道路端に、決まって咲く可憐なオレンジ色の花。
小さくも逞しいその姿に、「今年もよろしく」と、
心の中でそっと挨拶してみました。
by naggy
ひなげし。
母が大好きな花で、知らないうちに私も好きになっていたお花です。
雑草と言われていますが、とても立派に咲いていたので、
我が家に持ち帰りました。
途中の空き地でみつけたナズナと一緒に、調味料の空き瓶に、
パサッと生けてテーブルに。うん、なんだか良い感じ。
ひなげしのことを調べてみたら、
正しくは、なんとも長い名前でした。
長実雛罌粟(ながみひなげし)
なるほど。花の後にできる実の形が由来らしい。
英語でpoppy(ポピー)というのは知っていましたが、
フランス語では、coquelicot(コクリコ)って言うんですね。
そしてもっと調べていくうちに、
与謝野晶子さんの句に、たどりつきました。
「ああ皐月 仏蘭西(フランス)の野は 火の色す
君も雛罌粟(こくりこ)われも雛罌粟(こくりこ)」
晶子さんの見たのは情熱的な真っ赤なケシの花だったのでしょう。
でも、今日摘み取ったひなげしは、心晴れやかになる美しさがあります。
毎年同じ道路端に、決まって咲く可憐なオレンジ色の花。
小さくも逞しいその姿に、「今年もよろしく」と、
心の中でそっと挨拶してみました。
by naggy
