東京商工会議所板橋支部「中小企業のためのBCPセミナー」(実施報告) | 中小企業の知的資産経営と災害対策・BCP

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2月9日、東京商工会議所の板橋支部で「中小企業のためのBCPセミナー」を行いました。緊急事態宣言中なのでZOOMで行いました。

 

主に大地震と水害を対象にお話をしました。

新型コロナウィルスが席巻しているなかで自然災害対策は忘れられがちですが、こちらのリスクが下がっているわけでは全くありません。

 

板橋区は地形的に荒川低地武蔵野台地から構成されているため、両方の特徴を兼ね備え、洪水、高潮、液状化、内水氾濫、土砂災害、首都直下地震のリスクがあります。災害のオンパレードという感じです。

 

 

首都直下地震の震源の一つである都心南部直下地震が起きた場合、板橋区は荒川沿いが震度6強、それ以外が6弱と予想されています。これは東日本大震災での23区の震度5強よりも1〜2段階強い揺れということになります。

 

 

荒川の洪水が発生した場合の浸水は、地形の影響がはっきりと出ます。荒川低地部は3〜5mもの浸水があります。2枚前の地形図と見比べてみてください。