https://www.youtube.com/watch?v=lk9haJdozOk
天橋立に近い道の駅での
眠れぬ一夜が明けた
夜が明けると 夫を車に残して
私は付近を散策する
車中泊をした道の駅の隣にある Mippleという大型店
その向こうは 天橋立のある宮津湾
すぐそばには 島崎公園
みやづ歴史の館
湾に沿って 歩く
海上保安庁もある
誰も 他には歩く人もいない
静かな朝だった
車に戻り 簡単な朝の食事を済ます
天橋立を ゆっくりと歩くつもりでいたが
コロナ禍の今 歩くのはやめ
丹後半島を北上し 城崎(きのさき)方面に
帰って行く事にする
結局 天橋立では泊まっただけ
天橋立の細い海の中の道を 目にしながら
「伊根の舟屋」で有名な漁村へと向かう
初めて子供たちを連れて 天橋立に行った後
「ええにょぼ」というNHK朝の連続ドラマが始まった
その舞台が 伊根の舟屋だった
その時 伊根はあまり有名ではなかったので
足を運んではいない
思いの外 伊根は遠かった
伊根に到着
でも あの舟屋は
いったいどこから 見るのだろう
舟屋は 海に面しているのだから
海からでないと 見えない?
きれいな海だ
ウニがたくさんいるのが
よく見えた
そのまま 高台にある道の駅「舟屋の里伊根」へ
そこから 舟屋は見えた
海に漁に出る船のガレージとも言うべきか
住まいの一部が舟屋になって
舟と共に生きる人々が 生活する地を
しっかりと 見る事が出来た
さらに北上
経ヶ岬というあたりだろうか
クネクネとしたカーブを曲がると
突然 野生のサルの群れに
出くわす
夫も私も 思わず大きな声を上げた
腹に子ザルが掴まっているいる母ザルもいる
すぐに散り散りに逃げたが
その先 何度も野性のサル
そして ハクビシンにも出会う
右側は日本海
波が激しく 岩に打ちつける
日本海でも こんな荒海は初めてだ
その海で 若者たちが数人
サーフィンをしている
あまりに波が荒くて
波に乗れない
次の道の駅に寄ると 後ろにバラ園もある
おみやげを買うと さっそく見て回る
バラは花盛りで とても綺麗だった
種類もたくさんだ
でも 園内には雑草が生え放題
それが残念だった
草取りには こだわりのある私
草取りボランティアでもしたい気分になった
その後 「オオトチノキ生息地」という看板に
そそられて 行って見ると
車を置いて さらに2キロも山に分け入った所とのこと
巨木を見たかったが クマにでも遭遇すると大変だ
冒険は 断念する
登山道入り口には 滝のような流れがあった
その後 城崎を通る
温泉街のここでは たくさんの人出があった
私たちは 素通りしただけ
城崎といえば 大河丸山川
餘部(あまるべ)鉄橋へ
日本一高い駅
ここで風に煽られて 列車が脱線し
下にある カニ加工工場で
働いていた方々が 犠牲となった
私も 何度となく列車で通った場所
ここに来ると 心の中で祈りを捧げる
新しい天空の駅には
エレベーターに乗って行く
空の駅からの眺め
そして その後は
休憩もせずに 帰路を急いだ
コロナ禍の中の あまり人と
ふれ合わない旅だったが
とても楽しかった
いろいろ学んだこともある
車中泊 これからたくさんしたいと思う
今回の旅を基にして