丹後半島へ  初めての車中泊 1 | nagarenotokiのブログ

nagarenotokiのブログ

四季折々、自然の姿に感じること

https://www.youtube.com/watch?time_continue=40&v=p856dtR4mms

 

 

梅雨の長雨 他県では

大きな災害も 発生している

そして コロナ感染者も

日に日に増えつつある中 

私は延期にしようと言うが

夫は大丈夫と 軽く言う

そして 予定通り 

ほんの1泊ではあるが

車中泊の旅に出掛けた

 

国道9号線を 京都方面へ

向かうは 天橋立

ここの道の駅で 車中泊をしようと

私たちは企んでいた

 

途中 東郷湖畔にある

中国庭園燕趙園(えんちょうえん)に

入館すると 夫は予定外の事を言い出す

気の向くまま 風の向くままの旅

燕趙園の駐車場に到着するが

休館日かと思うほど 車はいない

 

開館はしていたが 誰も客がいない

コロナ禍の為せる 疲弊した観光業の姿を

まざまざと見せられる

 

 

広大な園内を ほぼ私たち2人で散策

園内は客はいなくても きれいに整備されている

夫は20年前 両親きょうだいその家族たち

総勢14人で初めてここを

訪れた事をなつかしむ

義母が病気になり 行けるうちに

みんなで旅行をしようと 

私が提案しての旅だった

あの時は 園内は客にあふれ

とても活気づいていたのに

 

中国雑技団のショーがある 

との事で 見に行く

客は10人足らず

それでも すばらしい技を

懸命に披露してくれた 若い中国女性たち

せつなくて 涙があふれそうになる

いつかまた 客がごった返すほどの

燕趙園になることを願う

 

 

地図を見て ここの近くに

あやめ池というのを見つけ

そちらにも 車を向ける

もうアヤメは終わっていたのか 

花は ひとつも見なかったが

ここで ひと息いれる

 

 

その後 行きたいと思っていた鳥取砂丘へ

時折 雨も降るので

砂丘には行かず 砂の美術館へ

1年ごとに 作品が更新されているという

砂の美術館に 初めて入館する

今は チェコスロバキア編

 

ダイナミックな規模の 砂の芸術

すばらしいものを見た

 

その後 疲れたという夫を残して

私だけ 展望台に登る

鳥取砂丘を眺める

砂丘は近年 草が生え

名物の風紋が出来ず 困っているという

 

一番小高い場所にある 幸福の鐘を

力強く打ち鳴らして 世界平和や

コロナ退散などを 祈る

 

予定外に 時間を取ってしまったので

すっかり遅くなってしまった

天橋立に到着したのは すでに

暗くなりかけていた

雨脚も 強い

 

天橋立近くの道の駅での車中泊は

初めてのこともあり

すったもんだの末に やっと落ち着く

準備して来た車中泊用の窓を隠すサン・シェード

吸盤が すぐに外れる所があって

夫は何度も やり直す

車中泊用のマットも 慣れないせいか

なかなか眠れない

結局 正味2時間くらいしか

眠れなかった

でも 初めての体験

楽しい・・・と言える一夜を過ごす