今日ほど 平和という一言を
虚しく遠く 感じたことはない
日本はついに その先に戦争が
待ち構えているかもしれない道を 選択してしまった
わかっている
安保法案を通そうとする政治家たちは
心から 日本と国民を守ろうとして
強行採決という手段を取ったのだ
国会前での国民の 怒涛のシュプレヒコール
もちろん 安保法案に反対する気持ちも
痛いほど よくわかる
でも
私には わからなかった
安保法案を採決すべきか
廃案にすべきか
私は どちらかに賛成することが
出来なかった
まず わからないことが多過ぎた
だから 不安はますます大きくなる
強行採決の前に なぜそうするのかを
わかりやすく もっとかみ砕いて
説明してほしかった
今回の事でわかった事と言えば
どんなに国民が 反旗を掲げようと
体を張って 声を振り絞って訴えようと
結局 決定権は政権を握る政治家にあるのだと言う事
それは 本当に悲しい現実だった
平和ボケしていた日本が
これから 新たな道を歩み始める
何の力も持たない 小さな私は
これからの日本の舵取りが
うまく行われるように
祈るばかりである
決して 再び戦争への道を
歩まないようにと