クリーチャーガレージキット人間のブログ -30ページ目

カラテ 大会出場

人生で、奇跡とはあるのか。
つい数日前、自分は一度だけ、出会いの奇跡を体験した。
その体験について書き留めていこうと思う。
話は10年前にさかのぼる。
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両腕の感覚がなく
両の足は地面に立ってると思えない。

脳だけが宙に浮いているような感覚だった。
なんとか両腕で自分の肩を抱きこむと
全身がブルブル震えているのが分かる。
それを見られるのが嫌で、
どうにか顔だけで平静を装うと
なんでもないような表情を作ってみるものの、
今度は顔がひきつっていないかどうかが気になる。

なんでこんな思いをしているのだろう。
何故、自分は今こんなところにたっているのだろう。


何故か、自分の勝利を信じて応援してくれている
先生、仲間や後輩 少年部の子供たち。そして父親。


ごめん、でも、
すぐにでも逃げ出したい気持で一杯だ。


第一回神奈川県大会 新人戦。決勝。



カラテを習う前、男子と生まれたので
喧嘩は人並みにしたんだと思う。


勝ちもあるが、負けもある。

強そうに振舞っていたら口先三寸がバれ、
殴られて恥をかいた事もあった。

好きな女の子の前でパンチを食らい、
のばされた事もあった。



決して強さにこだわりをもって生きてきたわけではない。
喧嘩する状況が嫌で、怖くて、
喧嘩を避けるようになり、次第に気も弱くなっていった
自分を変えたくて
強さにあこがれ習い始めた極真カラテ。


選手のように、
全日本を目指すわけでもない。
最強を目指すわけでもない。


強さだけ、自信だけつけば
十分だった。



だが、今はこうやって3回も勝ちあがって、
決勝戦の出場を控えている。


今まで一度もたったことの無い、
自分が主役の大舞台。



目立ちたがりやでお調子者の自分が、
震え上がっている。

人の前にたつことが、
こんなにプレッシャーだったなんて・・。




試合の相手は、自分より格闘技暦が長く、
熟練された技を持っている Tさん。


準決勝の試合を見て、相手を食わんとする
その凶暴な動きで、
もうゼッタイに勝てないと思ってしまった。



そんな事を考えているとふいに名前を呼ばれた。


試合コートの中に入った。



「ワッ!」

と多くの人の声援があがる。


喜ぶべきはずの声援が、
更に重くのしかかるプレッシャーとなって
自分の足取りを重くした。


次に呼ばれるTさん。



ついに、同じコート内に入ってきた。



そして、始まった。



いろいろなこと

いよいよ三月で13年近く続けたカラテを辞める事になりそうだ。

厳密に言うと理由はいろいろあるのだが、
人生を仕切りなおすというのが
最大の理由だ。


自分の人生には、師と呼べる人が3人いる。

カラテは2人いる。お二人は兄弟だ。

こんな自分に居場所ができたのは、
ひとえに師であったMご兄弟のおかげである。

お兄様先生は最高に優しくて、
こんなに純粋な人は自分の人生で
一度もであったことが無かった。
カラテでやられて何度もくじけそうになった自分を、
まるで本当の弟のように可愛がってくれ、励ましてくれた。


そして弟先生は、今の師である。

カラテの世界ではとても高名な方だ。
最初は先生のカラテの技術にあこがれていたけれど、
次第に人間的な部分にも尊敬ができるようになり、
最後にはそこが自分の一番学ぶべき点になっていった。

何故たいした実績の無い
自分がいれたのか今でも不思議だが、
先生は常に自分を頼りにしてくれた。

多くの先輩方が「カラテ以外にはなにもいらねえんだよ!」
という教えだったのに対し、
先生は「馬鹿カラテになってはいけない」と説いてくれた。

家族あってのカラテ。
決してカラテだけでもダメだし、
カラテあっての家族ではいけない。

外から見ると当たり前の事だが、
居心地がよく信じるものが救われる気がする
宗教にも近いカラテの世界で
ここまで現実に引き戻してくれる大事な言葉は無い。


今、遂にその教えを守り
カラテを捨てるときがきた。


それもまたひとつの道。


師はすぐに自分の立場を理解し、
了承してくれた。


残念なこともあった。

人の気持は一番大事なときに
浮き彫りになるもの。

本質は知りたくは無かったが、
自分にとって大切だと思っていた
仲間の本心がはっきりと
自分の方向性と違ったり
理解を得られなかったりという事実もある。


悲しいことではあるが、
でも人は人。


これは仕方の無いことであって、
その人たちが悪いとはゼッタイに思わない。


これは、
逆に仲間の本質に触れることが出来る良い機会だったのかもしれない。


そして、信じていた
先生だけは変わらないでいてくれたのが
なによりの救いになった。






また、カラテを辞めても自分にはかみさんや
本当に信じれる他の仲間が励ましてくれる。


そう考えると自分は幸せだ。
仲間のおかげでなんとか毎日元気でいられる。





そんな日々を送っている中、驚愕の出来事が起こった!!!
まさに自分を運命付ける出会いだったのだ・・・・

どげせん

2011年、土下座で漫画が変わる・・・!!!

どげせん 1巻 (ニチブンコミックス)/(企画・全面協力)板垣恵介

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「グラップラー刃牙」の板垣節で魅せる土下座漫画。

土下座 それは命乞いの最終形態。

某犯罪者 マーシーそっくりな先生 
瀬戸発(せと はじめ)は、
土下座で全てを解決する人類の究極形態であった。

今、平身低頭伝説が幕を明ける!

パラノーマルエンティティ

前回紹介した
「パラノーマルアクティビティ」系映画。

名前からしてパクりなのだが、
オリジナルのアクティビティより出来が良かった
珍しいパターンだ。


たぶん、アクティビティを見た人が

「俺だったらもっとこうするぜ!」

的に作ったんだろう。

なんかそういう気持みたいなのも感じれて
うれしくなる。


これ系の映画は
「事が起きる」と
なんてことはなくなってしまうのだが、

「事が起きる前」の
じわじわ迫りくる恐怖の部分をいかに見せるかが
大事な気がする。

部屋の電気を真っ暗にしたら
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パラノーマルアクティビティ 第2章

100万円くらいで作って億の興行成績を残した
第二のブレアウイッチプロジェクト系映画
「パラノーマルアクティビティ」

世間一般の反響がでかかったのでどんなもんかと
映画館まで足を運んだが、正直ツマらなかった。
館内には若い人たちが多く、
中学生や高校生はキャーキャー楽しんでいたようだが・・。

自分は ホラー映画大好きでかなり観まくっているので、
先読みし過ぎた所為もあるんだろうけど、
同じ感じならブレアウイッチの方が全然良かった。
(ブレアウイッチの監督はその後、
「地球外生命体捕獲」というとんでもない映画を撮ってるのが
笑える)

で、その第二章として
今度は舞台を東京に移し、

「TOKYO NIGHT」

と称して和製ホラーになった。

もう、全然期待しないで見た所為もあったのだろうが、
舞台が和製の家に変わったとたん、
緊張感が半端じゃない。

久しぶりに
部屋を真っ暗にして一人では見られないレベルの映画として
楽しめた。


設定は前回のやつと同じだが、
和製 ネタ増やしをしただけでこうまで良くなるものなのか。

今風の弟の演技も良いし、
ネタバレになるので書けないが
姉も良い。


超嫌悪感があった最後のお約束まで
入っているのだが、笑えた&怖かった。


笑いと恐怖は紙一重なのだ!

1作目はお薦めできないけど、
2作目(この和製の方)はお薦めですぜ。
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