この記事では背中が曲がる側湾症やどこに行っても良くならない座骨神経痛でお悩みの方が自宅で解決できるように、痛みの原因と改善方法について解説します。
側湾症も座骨神経痛も病院や色々な治療院に行ってもなかなか良くならない症状です。
どうして良くならないのか?
私が20年痛みの研究をして分かったことは、痛みの原因は「筋肉」ということです。
これは現代医学の生理学で分かっていることです。(医者もそう学びます)
ですから筋肉の問題を研究しているドクターや治療家は本当に少ないのです。
ほとんどは骨や神経の問題になってしまうので良くならないのです。
この記事を書いた人
・元文部技官(国立大学の医学部でドクターの研究助手)
・中国4,000年の秘術奇形療法研究家
・細胞還元療法研究家
・痛みの電気現象を停止する方法の実用新案取得
・マイナスイオン応用学会(東京大学内)会員
・痛み回復サポートセンター代表
・Amazonから本を4冊出版
・Amazonランキング8部門で1位獲得ベストセラー
・インターネット痛み回復指導18年(回復者10,000人突破)
・TV「○ートたけしの家庭の医学」に資料提供
背中が曲がる側湾症の原因
先にお読み頂きたい記事(痛みの原因)
なぜ背中が曲がるのか?
程度の差はありますが、写真のように側弯症(背中が曲がっている)人はたくさんいます。
エプロンを掛けると片方がずり落ちてくる人も多いと思いますが、これは側湾症で体が傾いているからです。
病院でレントゲンを撮ると背骨が曲がっていることは間違いありません。
整体院等でも「背骨が歪んでいる」「骨盤が歪んでいる」と指摘されると思います。
それも間違いありません。
問題は何故曲がるかということです。
写真で分かるように背中が曲がっている事に注目が行きますが、よ~く写真を見ると実は骨盤が傾いているのです。
写真を見て下さい。
骨盤が傾いて右のお尻がイスから浮いている状態が分りますね。
イラストで分かるように背骨は骨盤の上に立っています。
正常な状態ではまっすぐに立っています。
しかし骨盤が歪むと立っている背骨も歪むことになります。
実はこれが側湾症の本当の原因です。
背骨が曲がっているのは、骨盤が傾いているのが原因ということが分ったと思います。
ではなぜ骨盤が傾くのか?という事です。
それが分からないと間違った治療になってしまう危険があります。
背中が曲がっている事にどうしても目が行きますが、側湾症の人は大抵腰痛を伴っています。
そこに問題の本筋が隠れています。
背中が曲がっている人は大抵慢性的な腰痛です。
上写真は体の構造です。
骨盤の上の左右に「腰方形筋」という筋肉があります。
私の施術はどこが痛んでいるか確認することから始まるので、必ず患者さんの体に触れます。
この「腰方形筋」に触ると硬くなっていて、押圧すると強い痛みを感じます。
それが腰痛の原因です。
そして上図のように左右の筋肉の状態が全く違っています。
片方は伸びた状態で硬くなり、もう一方は縮んだ状態で硬くなっています。
そして骨盤と肋骨に繋がっているので、 長いつっかえ棒と短いつっかえ棒で、両側から固定された状態になっています。
これが骨盤が歪み、背骨が曲がってしまう理由です。
筋肉が正常で柔かい筋肉に戻らない限り側湾症は元に戻りません。
側湾症の解決方法
側湾症の解消方法
最初軽く押圧して実際に痛んでいる部分を確認します。
下の写真は、1枚1枚パッチを貼って痛んでいる状態を確認した写真です。
左側が広範囲に痛んで、右側が比較的狭い範囲で痛んでいるのが分かります。
骨盤も傾いているのが分かります。
先に左右の筋肉の状態が全く違っています。
片方は伸びた状態で硬くなり、もう一方は縮んだ状態で硬くなっています。
と言いましたが、こんな感じで左右筋肉の損傷状態が違うのです。
実際の治療で1枚1枚パッチを貼るのは大変なので、メディカルイオンシートを使います。
右写真のように、押圧して腰や背中の痛い部分を確認しながらメディカルイオンシートを貼ります。
シートを貼るとすぐに痛みが楽になったのが分かります。
背中の曲がり具合にも変化が起こります。
1回で良くなるか?2~3回かかるか?個人差がありますが、写真のように改善します。
背骨のシールは背骨の曲がりの変化を確認するために貼ったものです。
ある整形外科の女医さんが言っていたのですが、スケートやクラッシックバレエをする子供に側湾症が多いらしいです。
上の写真は中学2年生の女子ですが、小学校の時スケートをしていたと言います。
腰痛を伴った側湾症に悩んでスケートは止めましたが、側湾症は色々な病院に行っても良くならなくて相談に来ました。
治療前後の写真ですが、腰のくびれが変化しているのが分かります。
座骨神経痛とは?
座骨神経痛と呼ばれる痛みで悩んでいる人もいっぱいいます。
ヘルニアや脊柱管狭窄症と並んで多い症状です。
私もこれまで1,000人以上解決してきましたが、座骨神経痛は病院で良くならない症状の一つです。
坐骨とはイスに座った時、イスの板に当たるお尻の骨の事です。
坐骨神経は腰からお尻を通って、太腿の裏、ふくらはぎを通って足先まで伸びています。
この神経が圧迫されて、腰~お尻~太腿~ふくらはぎに生じるというのが座骨神経痛の症状です。
「痛みの原因は座骨神経痛」は本当か?
➀お尻の筋肉
②太ももの裏の筋肉
③ふくらはぎの筋肉が痛んでいることが分ります。
筋肉が硬くなって正常に伸びたり縮んだりできない状態になっています。
それが動いて無理に伸ばされた時痛みが起こります。
私は昔国立大学の医学部でドクターの研究助手をしていたので少し医学が分かりますが、神経が痛いというのは医学的にありません。
「神経は痛みを伝えるセンサーである」というのが生理学(生命の仕組み)の常識です。
え~ウソでしょう!と思う方は私の下記記事をお読みください。
これらの筋肉から痛みの信号が発生して、その信号を坐骨神経のセンサーがキャッチして脳に痛みを伝えるのが坐骨神経の痛みの正体です。
けして坐骨神経が圧迫されて痛い訳ではありません。
ドクターも多くの治療家も体のどこが痛いか実際に触って確認したりしないのでそのことが分からないと思います。
筋肉の損傷はレントゲンでは分かりません。
座骨神経痛の解決方法
座骨神経痛の解消方法
座骨神経痛は痛みが広範囲なので、慣れないと少し大変かも知れません。
分かりやすく痛みが起こる部分ごとに解説します。
基本的に座骨神経痛と言われる痛みは下図のような部分に起こります。
お尻と太腿だけ痛い人・腰とふくらはぎが痛い人など、実際に痛い状態は個人個人違います。
全部解説しますので参考にしてください。
座骨神経痛を一気に解決するには、原因になっている腰の痛み、お尻の痛み、太腿の痛み、膝裏の痛み、ふくらはぎの痛みを一緒に解決する必要があります。
座骨神経痛で腰が痛い時の原因
腰痛の場合側湾症でも解説しましたが、ほとんどは骨盤の上にある「腰方形筋」という筋肉の問題です。
腰方形筋は下図のように骨盤にくっついていて、腰方形筋を上に収縮させることによって骨盤を持ち上げ、股関節を上げる役割をします。
腰方形筋は、主に体を横に曲げたり、上半身を後ろに反らしたりする動作の時に大きく働きます。
この筋肉が痛むと骨盤が歪んだり位置がずれたりします。
この「腰方形筋」全体が痛んでいる場合は「腰の横が痛い」という状態になりますが、 座骨神経痛の場合は、骨盤と腰方形筋の付け根部分が痛んでいる場合が多いです。
筋肉と骨の接続部分は負荷がかかるので痛み易くなります。
座骨神経痛で腰が痛い時の改善方法
座骨神経痛でお尻が痛い時の原因
座骨神経痛でお尻が痛い時の改善方法
お尻の痛い部分に、写真のように「イオンシート」を貼ります。
まずお尻の一番痛みの強い部分を中心に1枚貼ります。
広い範囲で痛んでいる場合が多いので、1枚貼ったらその周囲に痛みがないか押圧して確認します。
シートをが貼っていない部分に痛みがあれば、そこにシートを追加して貼ります。
そうやって痛んでいる部分全体を覆うように貼ります。
座骨神経痛で太腿の裏が痛い時の原因
座骨神経痛太腿の裏が痛い時の改善方法
うつぶせになった状態で太腿裏側の痛い部分を手の甲で軽く押圧します。
すると筋肉が硬くなって、実際に痛んでいる部分がハッキリ分ります。
その痛んでいる部分全体に写真のように「イオンシート」を貼ります。
上の写真は太腿の裏側が痛んでいる状態です。
下写真のように実際に調べてみると太腿の裏側だけでなく、太腿の外側まで広範囲で痛んでいるケースが少なくありません。
確認して痛んでいる時は両方貼って下さい。
座骨神経痛ふくらはぎが痛い時の原因
座骨神経痛ふくらはぎ痛い時の改善方法
押圧して痛んでいる部分を確認しながら、ふくらはぎの外側にある骨(腓骨)の付け根に沿ってシートを貼ります。
写真のように外くるぶしの裏側まで痛んでいる可能性があるので、必ず確認してください。
また上写真のように足のすねの方も痛んでいるケースもあるので、痛みやシビレがあれば追加してシートを貼ります。
貼り終わると最初の写真のようになります。
以上、側湾症と座骨神経痛の改善方法をご紹介しました。
実際に自分でも解決できますので参考にしてやってみてください。
「病院に行っても色々な治療院に行っても全然良くならない」と悩んでいる方の為に「誰でも自分で痛みを解決できる方法はないか」と考えて開発した「痛み速攻回復プログラム」のご案内です。
もう、10,000人以上の方に体験頂いています。