東洋の知恵=鍼灸

  鍼灸に携わって40年。東洋の医療について、少しお話ししたいと思います。


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後鼻漏や蓄膿症と診断されて、何年も症状が改善されない場合には、鍼灸を勧めます。


 

=後鼻漏=

 

口腔、鼻、咽喉は、常に1日1.2~1.5リットルの分泌液が出て、潤った状態になっています。その多くはのどを 通り胃に降りていきます。

 

しかし、何らかの原因で鼻汁の量が多くなったり、通常時よりも粘り気がつよくなったりすると、いろいろ不愉快な症状が出ます。

 

これは「鼻漏」と呼ばれ、鼻腺と呼ばれる鼻水の出る組織が異常に増殖して、鼻水が病的に過剰に分泌される状態を指します。

 

その鼻汁が鼻孔から出ないで、のどの方へと流れる場合を特に「後鼻漏」、あるいは「後鼻漏症候群」と言います。

 

咽喉にドロドロした鼻汁が流れ落ちたり、痰が絡まったり、痛み、咳、口臭などの症状が強くなります。

 

「いつも痰がからんだ感じがする」、「湿った咳がでる」などの症状は気管支炎と思われることが多いのですが、実は後鼻漏だったという場合もあります。

 

後鼻漏は、慢性鼻炎、蓄膿症、ポリープ切除や蓄膿症などの手術の後遺症、点鼻薬の乱用などで発症します。体質も大きく作用します。

 

また、鼻の疾患が長く続いていると、上咽頭炎が慢性的に発生します。この部位は咽喉の奥にある為、浸出液が鼻からは出ず、咽喉の方にのみ流れ落ちます。
 

上咽頭炎、アレルギー性鼻炎、慢性鼻炎などは鼻汁が薄い為、沢山の鼻水が絶え間なく咽喉に落ちます。

 

更年期の女性、老齢により分泌液が減少した場合、癌、慢性副鼻腔炎、萎縮性鼻炎などの場合には粘り気の強い鼻汁や膿が咽喉にへばり付いて、非常に不快な症状があります。

 

感受性には個人差が大きく、ほとんど気にならない人から、ノイローゼになるほど、一日中、気になる人もいます。

 

気にして咳払いで排出させると、ますます絶え間なく流れる様になって、本当に辛い状態になります。

 

耳鼻科で元の疾患を治療しても治らない場合には、鍼灸を勧めます。現代医療ではなかなか治らない疾患の一つです。

 

罹患して日が浅ければ、1~2回の治療ですっきりと治癒する場合が多いですが、何年もこの様な症状が続いている場合には、治ったかなと思っても、風邪をひいたら又、ぶり返してしまいます。

 

この様な場合は、お灸で治します。お教えしますから、完治するまで、自分でお灸をして下さい。必ず、良くなります。

 

又、この疾患には胃腸の調整が不可欠で鍼はよく効きます。食生活では、過食、甘いものを控えます。

 

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年齢が55歳以上で帯状疱疹になったら「鍼灸」をして下さい。

 

 

帯状疱疹は後遺症が辛い疾患です。

 

帯状疱疹になって、高齢で、体力が落ちていると感じていたら、初期の段階で「鍼灸」を併用して下さい。(その際、鍼灸院に臨床経験の有無を確認して下さい。)

 

「鍼灸」では、圧痛点・罹患神経節の直刺と、疱疹に糸状灸(糸の様に細いお灸)をします。

 

皮疹の増殖を阻止し、帯状疱疹後神経痛を確実に防ぎます。

 

しかし、帯状疱疹の初期段階で鍼灸治療をする人は、余程、鍼灸にくわしい人でしょう。

 

皮膚症状が消えても痛みが残るようならば、この時点でも遅くはありません。すぐ「鍼灸」をして下さい。副作用も無く、治癒率はどんな治療法よりも一番高いと思います。

 

 

 

帯状疱疹は、水ぼうそう(水痘)のウィルスが原因でおこります。

 

水ぼうそうが治った後、このウィルスは三叉神経や脊髄神経の知覚神経節に潜伏しています(潜伏感染)。

 

その後、過労、免疫機能の低下などの誘因によって、ウィルスが再活性化し、帯状疱疹を発症します。

 

以前は、比較的高齢者における発症率が高く、老齢による体力や免疫力の低下が誘因とされてきましたが、近年では、20~30歳代での発症が増えていることから、ストレスも発症誘発要因の一つとされています。

 

まず、身体の片側(稀に両側)に神経痛の様な痛みが起こります。その4、5日後に同部位に虫に刺されたような赤い皮疹ができ、次第に水疱に変わります。その後、水疱がカサブタになって、約3週間くらいで治ります。

 

肋間神経(胸部)、坐骨神経(腰部)、三叉神経(顔面)などの神経系に沿って、ピリピリした痛みと、小さな赤い皮疹が身体の片側に出た時には、すぐ皮膚科を受診して下さい。

 

抗ウィルス薬が開発されています。

 

しかし、抗ウィルス薬は水痘・帯状疱疹ウィルスの増殖を抑制する効果しかない為、膿疱や潰瘍ができる時期になると効かなくなります。

 

早めの受診が重要です。

 

特に、鼻背部・鼻尖部・目と耳を結ぶ線上に皮疹ができた時は、最悪、失明する危険性があります。すぐに眼科を受診して下さい。

 

あごや耳に皮疹が出来た時は、顔面神経麻痺(ラムゼイ・ハント症候群)になる可能性が有ります。すぐ、耳鼻科・神経内科に行って下さい。

 

体幹に発症したものは、大体2~3週間もすれば疱疹も乾き、痛みも違和感も無くなるのが普通です。

 

ただ、あまり皮膚症状が酷いと跡になりますから、なるべく水ぶくれを破らない様にして細菌感染を防ぎます。

 

風呂は、かさぶたが乾くまでは湯船に浸からず、シャワーが安心です。

 

若い人にとっては、ほとんど心配のない疾患ですが、55歳以上の人は帯状疱疹後神経痛になる危険性があります。

 

帯状疱疹後神経痛は、帯状疱疹の疱疹が治った後に、神経痛様の痛みが残ってしまうものを言います。三ヶ月経っても痛みが続く時は、この疾患と考えて間違いないでしょう。

 

不愉快な痛みが毎日あり、その上、軽く触った時などに、鋭い電撃様の痛みが走ります。痛みの程度は、軽いものから夜も眠れない程まであります。

 

最悪の場合、その痛みは半永久的で止むことがありません。疱疹が治っているのに痛みが取れない時には、すぐ「鍼灸」をして下さい。

 

西洋医学では、薬・ブロック・レーザー・イオントフォレーシスなどがありますが、あまり有効な治療法はありません。現時点では「鍼灸」が最も有効と考えます。

 

「鍼灸」でも、時間経過したものは多少痛みが軽減される程度で、ほとんど治りません。

 

一番大事なことは、帯状疱疹になった時点で、帯状疱疹後神経痛にならない様に最大限の注意をする事です。

 

先ず、絶対に身体を冷やさない事です。風呂は身体を温めると思いがちですが、上手に入らないと結果的に冷える事になりますから、入らないか、シャワーが無難です。

 

それから、体力を落とさない事です。激しい運動や過食、過飲は避けて下さい。

 

疱疹が消えても、しばらくは注意して下さい。2~3ヶ月経って、痛みが無ければひと安心です。

 

 

長尾鍼灸院の臨床から

 

長尾鍼灸院が開業したのは、1977年、約40年前のことです。

 

昔から、「鍼灸」の帯状疱疹に対する治験は数多くあり、直後の治療は本当に良く効きます。

 

最初に発症した皮疹は、疱疹(水疱になった状態)に変化していきます。初期の時点であれば、疱疹に糸状灸を一壮づつ据えるだけで、皮疹の増殖を防ぎ、帯状疱疹後神経痛を確実に防ぎます。

 

一方、すでに帯状疱疹後神経痛になってしまった患者さんが、神経痛様の痛みを治療する為に来院されました。神経痛は「鍼灸」の得意科目です。

 

しかし、この疾患は神経の圧迫によって生ずる、いわゆる「神経痛」ではなく、帯状疱疹急性期の炎症によって、神経自体に強い損傷が生じたことで起きる痛みです。

 

何年も経過した例では、多少、楽になる程度で「鍼灸」の適応ではありません。

 

しかし、経験的に、6ヶ月以内であれば、完治とまではいかなくても良い結果が期待出来ます。

 

特に坐骨神経や肋間神経、後頭神経に沿った帯状疱疹は、時期が早ければ確実に帯状疱疹後神経痛を防ぎます。

 

1977年にエリオンとヒッチングスによって、抗ウィルス剤のアシクロビルが開発された時、帯状疱疹は速やかに治癒し、後遺症は出ないのではと思われましたが、早期に投与された場合でも、免疫低下の人には疱疹後神経痛が発症しています。

 

高齢で糖尿病・抗がん剤やステロイドの服用などで免疫力の低下があれば、早い時期に「鍼灸」を併用して下さい。

 

なお、三叉神経・顔面神経・前庭神経・聴神経領域に生じた帯状疱疹では重症化しやすく、それぞれ顔面神経麻痺(ラムゼイハント症候群)や最悪失明する事もあります。

 

「鍼灸」だけでは対応しきれない疾患です。早期に耳鼻科・眼科を受診し、出来れば「鍼灸」も併用することを勧めます。

 

その他、「鍼灸」は帯状疱疹に関係する様々な症状、頭痛、眩暈、耳鳴り、耳閉、味覚障害、顔面麻痺、排尿障害、尿閉、便秘にも対応します。やはり、早い時点での治療が必須です。

 

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病院での治療で病状が改善されない時は…鍼。

前立腺によく見られる疾患には、前立腺肥大、前立腺癌、前立腺炎があります。肥大と癌に関しては、現代医療の検査、治療は確立しています。

前立腺炎には、細菌性と非細菌性があります。

細菌性の前立腺炎は、主に細菌性の感染が尿路や血流から前立腺に広がることで、前立腺が炎症を起こした状態を云います。稀に、カビ・ウィルス・原虫による感染が原因のこともあります。

急性でも慢性でも、尿や前立腺液の培養で細菌感染が証明されれば、抗生剤による治療があります。

治療が困難な前立腺炎が、非細菌性前立腺炎です。炎症の原因は特定されず、抗菌剤の投与が第一選択肢ですが、無効の場合が多く、根本的な治療法はありません。

前立腺炎の症状の多くは、膀胱、骨盤、会陰部、肛門の筋肉のけいれんで始まり、腰・会陰部・陰茎(ペニス)・精巣が痛みます。

また、排尿の回数が増え、排尿時に痛みやヒリヒリ感があり、便秘になると排便時に痛みを伴います。

痛みによって勃起や射精が困難になり、さらに痛みが増します。精巣まで炎症が進むと、生殖機能が損なわれるおそれも生じます。

冷やすことや、長い時間圧迫する等、患部の血行を妨げるような行為は、症状を悪化させます。

かなり辛い症状です。「鍼灸」は、病の深さにもよりますが、まず3~6回位で不愉快な症状が和らぎます。

症状が取れても、前立腺炎は完治していません。中でくすぶっている炎症は「自宅でお灸」をしてもらいます。経穴(つぼ)の反応が無くなるまで続けます。3ケ月~半年くらいで、個人差がありますが、確実に楽になります。

 

 

次に当院の治験例を2~3記します。

 

病名は泌尿器科で診断されたものですが、この疾患名はかなり曖昧なものです。色々検査して何も検出されないけれども、前立腺炎特有の症状がある場合に、便利に付けられる病名だからです。

 

鍼灸では、病名は参考にはしますが、治療する時に重要なのは経穴(つぼ)の反応です。その反応点に「鍼」「灸」をすることで、辛い症状を取り除きます。

 

 

*治験その1・・・・30代  会社員

 

症状としては、残尿感、陰茎の先の違和感、長く座っていると下腹部と肛門辺に不快な痛みが出てくるというもの。

 

泌尿器科で「非菌性の慢性前立腺炎」と診断、抗生剤、鎮痛剤、抗炎症剤を処方され、1週間ほど服用したが、あまり改善されないので来院。

 

3回目の治療で、温かくしていれば、殆ど気にしなくてもよくなるが、長時間座っていたり、冷えてくると、陰部と下腹部にいやな痛みが出てくる。

 

6回目の治療の後は、仕事で、寒い所に長時間いたが症状は出なかった。

 

経穴の反応は残っていたが、冷やさない、腹部を締め付けない等の日常の注意と、自分でお灸する事で終了した。その後、症状は全く出ていない。比較的、早い時期に治療できた事が、よい結果に繋がった。

 

 

*治験その2・・・・50代  自営業

 

10年位前から残尿感、陰茎の強い痛みで睡眠が取れなくなり、泌尿器科へ受診。前立腺炎と診断された。

 

この時点で、細菌性だったのか非細菌性だったのかは不明。

 

抗生剤、鎮痛剤、抗炎症剤、抗うつ剤などが長期に投与され、症状はそれなりに抑えられていたが、最近は薬の効き目が悪くなり、陰茎部に強いヒリヒリ感と下腹部の鈍痛が常にある。

 

特に辛い陰部痛に対する鍼灸治療をする。久し振りに良く眠れたという。

 

3回目の治療で下腹部の鈍痛と残尿感は消失したが、夕方から夜間の陰部痛は8~10回の治療でやっと半分程度に薄らいだ。只、午前中の症状は殆ど気にしなくて良い状態になっている。

 

その後、数回の治療で完治したように見えたが、飲酒、冷え、長時間の座位、辛い食事などで陰茎部の軽いひりひり感が出現した。

 

現在、症状としては何もないが、経穴の反応は依然としてあり、週1の間隔で来院している。

 

 

*治験その3・・・・40代  会社員

 

2年前に急性の細菌性前立腺炎になり、抗生剤で治癒した。

 

半年前に再発。検査の結果、慢性の非細菌性前立腺炎と診断された。

 

症状は頻尿、下腹部の不快感、仕事で座位が長いと特に辛い。セルニルトン、猪苓湯などが処方されたが、改善されていない。

 

3回目の鍼灸治療で頻尿が改善され、夜間尿は無くなった。長時間のデスクワークも出来ている。

 

4回目の問診で、飲酒の後に、以前の症状が出たと言う。

 

症状を悪化させる要因は、冷え、刺激物、長い座位、性交、便秘など、個々に違うが、飲酒は共通している。

 

ただ、一過性のこれらの戻り症状は、1~2回の治療で殆ど改善されるので、あまり心配は無いが、多少なりとも治癒を遅らせるので、しばらくは控えた方が良いと思う。

 

その後、仕事の関係で飲酒の機会が多かったが、症状は出ていない。

 

 

その他、排尿障害の鍼灸治療

 

排尿障害というのは、排尿に関するトラブル全般を指します。

 

頻尿、夜間頻尿、尿失禁、排尿困難、排尿時痛、尿閉、残尿、残尿感などがあります。排尿障害は鍼灸の最適応症です。

 

昔から様々な排尿障害に対する鍼灸の臨床例が有り、大きな治療効果のある事が分かります。

 

しかし、現在では前立腺肥大、細菌性の膀胱炎、前立腺炎などは、世界標準の治療法が確立されているので、病院にかかる方が良いと思います。また、まれに癌によるものもありますから、検査はした方が安心です。

 

現在、現代医療で難治とされる排尿障害には、前述の「慢性非細菌性前立腺炎」「間質性膀胱炎」「帯状疱疹後の排尿障害」「精神的な排尿障害」などがあります。

 

長尾鍼灸院では、特に病院で思う様に改善されない排尿障害を治療します。

 

尚、前立腺肥大の手術後にも症状が改善されない場合や、何度も繰り返す膀胱炎には鍼灸を勧めます。

 

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ちょこっと、お家で「夜泣き」の手当て

     


夜泣きは時期が来れば必ず治まります。心配はいりません。


でも、赤ちゃんが寝不足で不機嫌だったり、母さんが疲れ果てしまったら、ちょっこっと、お家で出来る簡単な方法を試してみて下さい。

<お家で出来る夜泣きの手当て>


とても簡単な方法です。


おしぼりか、薄手のフェースタオルを濡らして軽く絞り、レンジで一分チンします。

蒸しタオルができます。粗熱をとって、赤ちゃんの肩甲骨の辺りを温めます。

熱いのは嫌がりますから、温かい位の感じでして下さい。


ぬるくなってきたら止めて、背中の湿気を取るつもりで、軽~く表面を撫でてあげて下さい。


皮膚の表面の湿気が取れて、淡いピンク色になっていれば終わりです。

もし、背中の色がピンクになっていなければ、もう一度だけ、繰り返して下さい。


何時でも良いですから、時間にゆとりのある時に、一日2回程度します。



東洋医学では、小児に欠かせない経穴(ツボ)が、二穴有ります。


身柱と命門です。


身柱は、背部上部、第3胸椎きょく突起(椎骨の後端が突出してる部分)の下のくぼみにあります。肩甲骨の間あたりです。昔から、小児鍼にはよく使われる経穴です。

大人でも、ストレス、自律神経失調、神経症的傾向などでは、この近辺に治療点が沢山でます。

命門は、背部下部、第二腰椎のきょく突起の下のくぼみにあります。ウェストの辺りです。もし、夜泣きの原因が、おなかにある場合には、この辺りも温湿布して下さい。

おなかに原因がある場合の見分け方は、便秘気味である、ガスがよく出て臭い、便の色に緑色が混じっている等で、突然、意味もなく泣き出します。いわゆる3か月コリックの場合と、体質的に腸が弱い場合があります。


反応のある経穴を、直接刺激する方法もありますが、必ずしも背骨の真上にあるとは限りませんから、取穴が難しいと思います。


また、お母さんはやり過ぎてしまう傾向があります。乳幼児に刺激過多は厳禁です。温湿布で充分です。

1~2回で、劇的に夜泣きが無くなる場合もありますが、効果が感じられないこともあるかもしれません。


でも、続けてみて下さい。この部は、大人でも疲れが取れて、気持ちが安まります。決して無駄にはなりません。



<夜驚症にもこの温湿布は効きます>


2歳近くなって、夜中に泣いたり騒いだりするのは乳幼児の「夜泣き」とは少し違います。やはり、時期が来れば収まりますから、心配はいりません。


ただ、急に起き上がって走り出したりしますから、怪我をしない様に注意して下さい。もう少し厚手のタオルで2~4回程度はします。



右 クリック ・・・・・・ 夜泣き   夜驚症   お母さんの手当て             

                赤ちゃんはすごい!!


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妊娠中の身体は元気です。



妊娠は、身体に大きな負担がかかります。その割に妊婦さんは、元気なことが多いいと思います。子孫を残すという、生物にとって究極の仕事をする訳ですから、それだけ強い身体になっている筈です。


私ごとですが、祖父母は北海道の開拓農民でした。祖母は子供を10人産みました。寒い土地での開拓の仕事、家事も今の様に電化製品はありませんから大変でした。それでも、出産が祖母の身体を傷めたということは無かった様です。


現代では、子沢山は少し特殊なのもしれませんが、当時は、特に珍しい事でもありませんでした。本来、妊娠は女性の身体に大きな力を与えてくれます。


残念なことですが、現代はこの生命の根源ともいうべき、野生の原始的生命力は随分と衰えてしましました。それは、人類種そのものの衰退か、便利な生活による生体の怠けか、諸々の原因と理由は有るのでしょうが、明らかな事実です。


それでも、妊娠は確かに女性を心身共に強くします。


女性ホルモンや免疫力の増加、精神面の充実、健康管理への関心など、通常より元気に過ごせる条件が揃っています。


子供を産んで丈夫になったという人は沢山います。妊娠は自分の身体を見直す良い機会だと思います。

<基本的な注意>


日本人は冷えに弱い体質があります。下半身を冷やさない様にして下さい。歩くとは冷え対策にも良いです。もし、お腹が張った時には、足湯を勧めます。温かい血流が骨盤内を巡って機能を高めてくれます。


食事はあまり神経質にならず、普段通りで良いと思います。つわりの時は食べられるものを食べておけば、大丈夫です。


  食べ過ぎないことと、偏らないことが大事です。ピーナッツを食べていたお母さんの子供の方が、ピーナッツアレルギーが少なかったという研究データーがあります。多くの種類の食べ物を偏らずに食べることが良いと思います。


  只、小麦アレルギーが増えています。湿疹の酷い赤ちゃんのお母さんに聞くと、妊娠中にパンとかパスタが、かなり多い印象です。小麦文化は戦後、急速に普及しました。遺伝子レベルでは、日本人には、まだ日本食中心が無難だと思います。


塩分は控えめにします。塩分は血中ナトリウム濃度を高くするので、それを薄めようと血中の水分量を増やします。その為、身体はむくみ、心臓に負担がかかり、高血圧になります。またナトリウムを排出させる為に腎臓にも負担がかかります。


  体重が一週間に500g以上増えたら、それはむくみです。減塩は非常に大切です。


* 妊娠中の一番良い運動は、歩くことです。また、時々横になって軽い休息を取る様にすると、疲れを溜め込むことなく、元気な妊娠生活を送れます。妊娠中の身体は、少しの休息で速やかに回復します。過労は駄目です。


* 妊娠中はあまり病気になりません。家族が風邪を引いていても、一人だけ感染しない事はよくあります。しかし、やはり通常とは違いますから、心配な症状が有ったら、早めに担当医に相談して下さい。



<妊娠中の鍼灸治療>

鍼灸の利点は、まず副作用の無い事です。


勿論、刺してはいけない場所や、治療量の問題、乱暴な手技で気を損なうこと・・・など、当然、気を付けなければいけない約束事は有ります。特に妊娠中は禁忌が多くありますが、殆どの病気に対応出来ます。


突発性難聴  顔面神経麻痺  などは、早期の治療が絶対に必要な疾患ですが、病院では対応できない場合が多いと思います。通常、後遺症が残ってしまってから鍼にかかる方が殆どですが、鍼灸の早期治療は確実に効果が有ります


膀胱炎、中耳炎、帯状疱疹などの感染症で薬を使えない時、どうしても疲れが取れない時、背中が張って苦しい時、良く眠れない時など、色々健康管理をしてもなかなか改善されない時には、鍼灸をしてみてください。



クリック・・・・腰痛  つわり  しつこい咳  逆子

そして出産後の腱鞘炎 には鍼が一番です。


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小児鍼をしたら・・・と思うのはどんな時?


鍼灸治療の中に「小児鍼」という技法があります。対象年齢は、産まれてすぐの赤ちゃんから中学生位までです。

日本の小児鍼法は、世界に誇れる技法だと思います。専用の鍼を使用して、軽く皮膚に接触するだけで刺入することは殆どありません。それでも、身体や精神の不調和を整えるには、充分な効果があります。


小児鍼の効果は、小児本人が持っている治癒力を最大限に強めることです。小児の生命力は旺盛で柔軟。少しの鍼の刺激で、素早く反応します。


只、小児は病気をしながら丈夫になっていく側面があります。勿論、深刻な病気も無い訳ではありませんが、大方の病気は小児自身が治せる力を持っています。余計なことはせず、基本的な健康管理をして、時期を待てば殆どの病気は治っていきます。

それでは小児鍼をしたら・・・と思うのは、どういう時でしょうか?

まず、夜泣き、かんの虫、夜驚症などで、お母さんやお父さんが疲れ果ててしまった場合です。

これらの状態は、子供自身にとって、特に心配な症状ではありません。時期が来れば必ず収まります。しかし、世話をするお母さんやお父さんが疲れ果ててしまったら、育児は辛いものになってしまします。そんな時、「小児鍼」を薦めます。

次いで、チックや起立性調節障害で、長く通院治療を受けているのに良くならない場合です。


これらの症状も、少し時間はかかりますが、殆どが成長と共に改善されていきます。しかし、症状に対するこだわりや登校できない為に、精神的な問題が生じているのなら、「小児鍼」を薦めます。


その他、すぐ風邪を引き、その結果、浸出性中耳炎、気管支炎、慢性副鼻腔炎などを繰り返し発症し、薬と縁が切れないような場合。

薬に頼ってばかりいると、又すぐ風邪を引きます。小児鍼では、なるべく薬を使わず、自分の力で治すようにします。そうすると免疫力が強くなって、滅多に風邪を引かなくなります。また、いろいろな感染症に対しても、スムーズに治る様になります。

その他、首、肩のこり、不眠、頭痛、腹痛など病気ではないけれども、日常生活に支障が出ている様な場合には、「小児鍼」を薦めます。

小児鍼の適応症


右 クリック・・・ 起立性調節障害  チック症  夜驚症

       夜泣き・かんの虫  滲出性中耳炎  慢性中耳炎  

       慢性気管支炎  慢性鼻炎  乳児湿疹  アトピー


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最後の詰めは、「灸の力」で・・・・。

       


”灸“は、律令制度や仏教と共に日本に伝えられたと言われていますが、本家の中国や韓国よりも、日本で、最も発展しました。特に江戸中期には最盛期を迎え、広く庶民の医療として日本人の健康に寄与してきました。


その後、近代西洋医学の発展と共に“灸”をする人は少なくなりましたが、その“力”を利用しないのは、余りにも勿体ないと思います。


灸も鍼もまた薬草も、東洋の医療は一般の人の経験の積み重ねから発祥し、長い年月をかけ、多くの臨床を通じて発展し、専門の医療としても優れた効果があります。



~専門の医療としての“灸”~


専門の医療として“灸”は、何となく効き目がある程度では問題になりません。”灸“をすることで病気を治せなければ、専門家の灸とは言えません。

”灸”が効き目を発揮する為には、その疾患にとっての本命の経穴(けいけつ=つぼ)を見つける事が、一番重要です。

経穴は鍼灸の基本です。経絡(けいらく=気の通り道)を結んでいるのが経穴で、気の出入り口でもあり、治療点です。

経穴の場所については、現在、WHO方式で統一されていますが、治療点としての経穴は必ずしも教科書通りではなく、その都度、指先の感覚で捉えるものなので、経験と感性が必要です。

また、「効かす灸」は何と言っても“点灸”です。当院では、ゴマ粒の半分位にひねった小さな艾柱を直接、経穴上に置いて線香で火を着け、最後まで燃やします。


この時、経穴の一点に集中する事が重要です。その一点からぶれては効きません。


一般的には半米粒大(米粒の半分の大きさ)の艾柱を使用しますが、経験から、もっと小さくても充分、同じ効果があります。


当院では糸状~半ゴマ大でしていますが、それでも、皮膚に直接火がつく有痕灸ですから、熱く感じさせない様、多少の技術がいります。

どうしても直接灸が嫌な場合は、灸点紙を使用する間接灸にしますが、効き目は落ちます。

さて、当院が“灸治療”をするのは、鍼治療で諸症状は取れたけれども、病の根本が治っていない場合です。何度も繰り返す傾向があります。


例えば・・・


右クリック・過敏性腸症候群  間質性膀胱炎  慢性膀胱炎  

         慢性前立腺炎  逆流性食道炎  慢性気管支炎  

        後鼻漏  坐骨神経痛  脊柱管狭窄  メニエール

        椎間板ヘルニア  圧迫骨折  ぎっくり腰  など

         


~家庭の中のお灸~


家庭の医療としての「灸」を考える時、一番の問題は“どこにすえるか”ということです。経穴は沢山ありますから、その中から効く“ツボ”を見つけるのは、なかなか難しいと思います。


そこで、参考にしたらよいと思うのが、「特効穴」と「阿是穴(あぜけつ)」です。


右 「特効穴」は、多くの臨床の積み重ねから生まれた特定の疾患に効く経穴です。


例えば後鼻漏に「上星」


例えば動悸、頻脈に「だん中」と「神道」の閂(かんぬき)

例えば膀胱炎に「三陰交」と「懸鐘」の閂

例えば中耳炎に「然谷」

例えばネフローゼに「失眠」

例えば便秘に「神門」


その他にも、歯槽膿漏に女膝、逆子に至陰、脱肛に百会、孔最、胃痙攣に梁丘、食あたりに裏内庭などなど、多くの治験が残されています。


”灸の本“やネットに多くの情報が有りますから、参考にすると良いでしょう。


経穴を決めたら、その位置を特定します。他人の反応点を探るのは難しいと思いますが、自分自身の“ツボ”の位置は比較的、簡単に取れます。


押して痛みのあるところ、響く感じがあるところなど、その経穴の周囲を探ってみて、他とは違う感覚があるところです。



右 次に、「阿是穴」というのは経脈上の経穴ではなく、反応している所に”ツボ”を取ります。

例えば、手術後の傷や捻挫の後遺症で、いつまでも痛みが取れない時、その痛い点を治療点とします。


ひょうそうや巻き爪には化膿部、胼胝や魚の目には、患部に直接大きめの灸をしますが、熱くなく、即、痛みがとれます。


また、胃の具合が悪い時に鳩尾(みぞおち)の辺りを探ると、動悸がして“おぇ”となる点があります。そこが「阿是穴」です。


「阿是穴」は、家庭の灸治療では、とても良い治療点です。



正直な話、「鍼灸」は、どこを治療しても其なりに効くというのがあります


足の三里は「奥の細道」の芭蕉が旅先ですえたことで有名ですが、何にでも効くという代表です。


元々は、胃経の経穴で、消化器系の治療に多用されますが、「長寿のツボ」ともいわれ、此処をしておけば風邪もひかないという愛好家もいます。


東洋医学では、身体は全てが繋がり、影響し合っている小宇宙です。それでこの様な、儲けものの現象も起こるのでしょう。


家庭での灸治療は、難しいことは考えず、温めたら気持ちが良いという所から始めたらいいと思います。


艾とお線香の香りは、それだけで心を癒します。少しずつ知識を増やしていく楽しみもあります。奥は深いので、飽きることはありません。


“灸”は、艾(もぐさ)と線香という安価な材料で、日本の家庭の医療として、また、予防医療の一環として、侮れない力があります。


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わが子の治癒力を信じましょう。

          


小さな子が咳をしたり、熱が出たりすると本当に心配になります。特に口の利けない赤ちゃんの場合は、すぐにでもお医者さんに飛んでいきたくなります。


でも、ちょっと待ってください。もしかしたら、次の日にはケロッと良くなっているかも知れませんよ。

こんな場合には、飲まなくてもよい薬を飲んだり、 色々な病気の患者さんがいる病院で、長い間待たなければならないリスクを犯す必要はないと思います。

よーく、お子さんを観察して看て下さい。本当に心配な状態かどうか、分かるようになります。お母さんのこの観察力は、お医者さんにかかる時にも有効な情報になります。

そして、お母さんの手当をしてみてください。きっと、我が子の自然治癒力に感動してしまいますよ。


~こんな時、おうちで出来る対処法~


右 クリック・・・・・・熱が出た時  

             咳が止まらない時
            
鼻が出る時、つまる時

             風邪かな?

             おなかが痛い時

             下痢をした時

             吐いた時

             病気の時のお風呂

             ひきつけた時

             あせもがひどい時



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未病を知って、自分の健康を守る。

       


最近よく「未病」という言葉を聞きます。東洋医学の一番得意な分野でもあり、最も重要な言葉の一つですが、一般的には、なじみの薄い言葉です。



平成9年に厚労省が「生活習慣病について」の白書の中で取り上げて、少し認識される様になりました。



東洋医学の原典の一つが「皇帝内経素問(こうていだいけいそもん)」です。「未病」の概念はこの最古の医書に記されています。



特に有名な個所は「四気調神大論」の

是故聖人不治已病、治未病、・・・・・・・」の部分です。



≪これ故に聖人は已病を治さず、未病を治す、・・・・・・・≫

聖人(色々な解釈が有りますが、道理の分かった優れた人)は、病気になってしまってから治療するのではなく、まだ病になる前(未病)に手当てをして、病気を未然に防ぐ。



厚生白書では難経七十七難の
「上工治未病。中工治已病者。何謂也。・・・・・・・・」を引用しています。


≪上工は未病を治し、中工は已病を治すとは何の謂わんぞや。・・・・・・・・≫
上工(名医)は未病を治療し、中工(普通の医者)は病気になってしまってから治療をするとは、どういう事か?・・・・・・・・



『素問・霊枢』の編纂後、臨床の指導書として最も重要な医書とされるのが「難経(なんぎょう)」ですが、ここでは鍼灸師の目指すべき方向として、治未病(病気の予防)を説いています。



二つの書中では「優れた人や名医は未病を治する・・・・」とありますが、貝原益軒の「養生訓」では前述の聖人の話を例に引いて≪病、いまだおこらざる時かねて慎めば病なく・・・・・・是、未病を治するの道なり。≫と、自分で養生する大切さを説いています。


聖人や名医でなくても、少し賢くなれば、自分の未病を知って、治することが出来ると云っているのです。



でも、健康に気を使うなんて面倒だし、予防も病気も医者に任せておけば良いと思う人もいますよね。それは、やはり違うと思います。



まず、病気になれば日常の生活が一変します。治すまでには心身共に辛い事が沢山あります。そして病んだ部分は完璧に元通りには治りません。病気にならない様に、少しだけ気を使う方が、よほど楽だと思います。



次いで、日本の国民皆保険の問題があります。この制度は、全ての国民が保険証と一定割合の自己負担額を払いさえすれば、全国どこの医療機関でも自由に受診でき、殆どの病気に対して高度な医療を公平に受けられます。こんなに、お手軽、便利、親切な医療制度は世界のどこにもありません。



これは誇れることには違いありませんが、日本人は、あまりにも便利なこの医療制度のせいで、自分の健康は先ず自分が守るという基本的な姿勢が無くなってしまいました。



また、この至れり尽くせりの制度には、多くの無理があります。もっとも、国民が保険料や税金を充分に払えば、問題は簡単に解決します。しかし高齢化が進み、医療費は増える一方に反し、労働人口は縮小、経済成長は望めず、税収が伸びるとは思えません。近い将来には、若い人たちに多くの負担を強いることになるのです。



そして、一定の医療費の中で多くの患者に対応するには、医療機関への医療報酬を制限せざるを得ません。病院経営を維持する為には、出来高払いのシステムもあって、沢山の患者を診て、沢山の薬を処方して、必要のない検査をせざるを得なくなります。このことが又、医療費を増大させます。薬の過剰投与や過剰検査が病気を増やす事にもなります。医療は荒廃します。



それなりに気配りをして健康管理していても、病気になる事はあります。そんな時、病院で、質の良い最適な治療を受けたいとは思いませんか?


その為にも、病院へは必要な時に行って、必要とする治療だけを受けるべきと思います。



自分で「未病を知る」には具体的に、どうしたら良いでしょうか?


まずは、自分の身体を知ることです。

それは、自分がどんな遺伝子を受け継いできたかを知ることですが、両親・親族を見れば大体の見当はつきます。



見当がついたら、その体質に悪いことは、なるべく避ける様にします。例えば、糖尿の体質が有ったら食事に気をつけ、適度な運動をして過剰なエネルギーを溜め込まない様にします。

大切なのは、日常生活の中で、無理なく実行できる様に組み立てる事です。もし運動が無理ならば「食事を控える」、あるいは食べるのが大好きで、腹八分が無理ならば「タップリ運動する」、などの様に…。



自分が貰ってきた体質が分かって、ある程度対処する事が出来たら、あとは腹八分目、適度な睡眠、軽い運動、くよくよしないなど一般的な健康生活をして下さい。



勿論、毎日そんな理想的な生活が出来る訳ではありませんが、私達の身体は意外にタフです。かなりの無理を修復してくれます。問題はその限界を感じる事です。自分の身体の声に耳を傾けていれば、その限界点は分かります。



その時は、何を於いても休息を勧めます。健康でさえいれば、どんな難題にも立ち向かえるのですから・・・。





予防医学としての「鍼灸」



鍼灸の診断法は、脈・皮膚・匂い・声・筋肉など、病気に先立って身体の表面に表われる微妙な変化を重要視しています。そして、最も大切なポイントは経穴(けいけつ=いわゆる“つぼ”の事)と脈です。

経穴と脈の反応によって、『気』の過不足・偏在・病邪気の侵入などを察知し、病気になる前に治療することが出来ます。



現代医学では、先ず検査をして病気を特定して、その病気に対しての治療をします。即ち、病気になっていないと、治療は出来ません。

東洋医学の真髄は、『気』の偏在を調えることで、病気の予防に主力を置いている点にあります。

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赤ちゃんは胎内で免疫を獲得する。

       


赤ちゃんは、お母さんのお腹にいる間、無菌の状態で守られています。出産で、外の世界に飛び出すと同時に、様々な病原菌に出会います。


赤ちゃん自身の免疫機構は未熟で、もし何の備えも無かったなら、生きていくことは難しいでしょう。しかし、赤ちゃんは生まれる前から既に、しっかりと自分を守る術を心得ています。


人間の赤ちゃんは、おなかの中にいる間に、お母さんの高濃度の抗体を、胎盤を介して充分に受け継いできます。そして自分自身の免疫機構が確立されるまで、その抗体の助けを借りて、感染を防ぎます。


この胎盤由来の抗体は、お母さんの持っていた抗体を借りている状態ですから、100日もすると無くなってきます。赤ちゃんは、その短期間の間に自分自身の基本的な免疫機構を構築します。

さて、胎盤由来の抗体=免疫グロブリンGには、80%程度の抗体が含まれ、細菌やウィルスから身体を守ります。また、胎盤を通過しない免疫グロブリンAは母乳から受け取ります。こちらは主に消化管の粘膜を覆い感染を防ぎます。特に初乳には豊富に含まれています。

では、お母さんの免疫力が弱かったり、初乳や母乳があげられなかったら、赤ちゃんは弱いのかというと、必ずしもそうではありません。そこが赤ちゃんのすごいところです。

勿論、お母さんは赤ちゃんの為に最善の努力をして下さい。お母さん自身も、自分で病気を治して、強い抗体を沢山持っていて下さい。初乳も母乳も、あげられたら、あげて下さい。

でも100%完璧は無いですよね。大丈夫です。赤ちゃんは、自分なりにちゃんと頑張って、足りない部分を補足しつつ成長します。


6ヶ月もするとお母さんからの抗体は殆ど無くなって、赤ちゃんは色々な感染症にかかりながら、免疫を獲得していきます。

一度感染した病原体は免疫記憶として残り、次に同じ、あるいは良く似た病原体の侵入に対して、即座に攻撃します。この機能は繰り返される毎に強化されます。そして自分自身で病原体を撃退すれば、免疫機能はより強固になります。

しかし、赤ちゃん自身で治すという方法は、少し勇気がいります。感染症が重症化して命に係わるという事が、全く無い訳ではありませんから。

基本的な注意があります。生まれて3ヶ月以内の場合、おっぱいやミルクを半日以上飲めない場合、嘔吐や下痢が続く場合には、お医者さんに行って下さい。

そこそこに元気があって、おっぱいが飲めていれば、先ず心配はいりません。判断に迷う時は、症状をよく観察して、このページを参考にして下さい。
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右 現在、薬の過剰投与や薬剤耐性菌が問題視されています。全ての薬には副作用があります。特に、小さい子の場合には薬を代謝する能力が弱いので、大人よりもリスクが高くなります。どうしても必要な時にのみ、的確な薬が処方されるべきと思います。


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