神奈川県議会議員 永井まさと オフィシャルブログ -3ページ目

伝統芸能を次世代に継承するとは

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邦楽を聞ける機会が大きく失われています。多くの人が興味を持ち稽古した時代が終焉を迎えています。 

 

そんな危機感を持っている矢先に先日開催の横須賀三曲会箏・尺八のつどい」にお呼びいただき、ほぼ全ての曲を鑑賞させていただきました。 

 

 

 

 

 

 

私の母が生田流の箏を稽古していましたから、子供の頃から弦の音を聞いて育ちました。いたずらをして怒られたこともしばしば、、 

 

私は雅楽の龍笛三線を稽古していますから、伝統芸能の縦糸を紡ぐことがいかに大切か、そしていかに難しいかを実感する立場でもあります。 久しぶりに鑑賞した邦楽の素晴らしさは格別でした。

 

 

 

 

 

普段は耳にしないかもしれませんが、正月やその他イベントなどの特別な時には邦楽が流れて、日本らしさを感じる方も少なくないでしょう。 

 

私たちのアイデンティティの中にはそうした邦楽の良さが息づいているのです。そして、それは何十年何百年のかけがえの無い時が可能にしてくれるもの

 

今はコンピューターが発達し、成立している音楽は全て録音され、生演奏と同じようなクオリティで再生することが可能な時代です。

 

しかし、演奏する楽しさ、曲を作るワクワク感、稽古の厳しさとその先にある達成感、ライブでの興奮や現場での一体感など、これらは生身の人間にしか味わえない感覚であり、そうした感覚があるからこそ、古代の人々も同じような感覚を味わったんだななどと思いながら繋がることができるのではないでしょうか。自らが壮大な歴史物語の1つの縦糸の一部となり、そこをつたって次の世代に渡していくのです。

 

話は少しそれますが、政治の世界も同じこと。この国は自分のものではなく、みんなのもので未来の国民のものです。ですから先人から受け継いだ権限によってこの国を良くするために汗をかき、次世代の若者たちにまた渡していく。自らはその縦糸の一部でしかありません。

 

これは米沢の松崎神社(まつがさきじんじゃ)に祀られている上杉鷹山(うえすぎようざん)の伝国の辞の思想であります。気になる方はこちらのブログを併せてお読みください。

 

想像力と先見性と政治哲学 (神奈川県議会議員 永井まさと オフィシャルブログ)

 

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【1週間ダイジェスト】令和6年6月3日〜6月9日

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6月3日(月)

 【みんなで作る社会】 

障害のあるなしに関わらず就労の機会を作ることは行政の役割の1つですが、行政だけではこれを進めることは不可能で、就労先を提供する民間企業の力なくしては成り立ちません。 その手前で、障害者総合支援法に基づく福祉的就労として就労継続支援「A型」と「B型」があります。 A型は企業と雇用契約を結び、最低賃金が保障される働き方であり、B型は一般企業などで雇用契約を結んで働くことが難しい方に対して、就労の機会や生産活動の場を提供するサービスです。 障害を持つ方ができる仕事を探してくることも重要な仕事で、様々な種類がありますが、ちょっとした工夫で驚くほど力を発揮する方もいらっしゃいます。 この社会は様々な働き方で、みんなで作る社会なのです。 そうしたB型施設のサービスで私が継続して利用しているのが毎日飲んでいるコーヒーです。焙煎したてのドリップパックが封をされて毎月自宅に届くシステムで、いつも開ける時に素晴らしい香りに包まれて幸せを感じています。 感謝しながらいただいています。 

https://colorscoffee.official.ec/

 

 

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6月4日(火)

【お稽古の日】 

皆さんは何かお稽古事をしていますか? 6月6日がお稽古の日であるということはあまり意識していませんでしたが、最近教えていただき、また1つ勉強になりました。 室町時代に能を大成した世阿弥(ぜあみ:1363〜1443)の著『風姿花伝(ふうしかでん)』によると、習い事を始めるには数え七歳(満6歳の年)がもっとも良いとされています。 さらに、江戸時代に歌舞伎で6歳の6月6日に・・・という6続きの語呂の良さが流行ったらしく、いつの間にか6歳6ヶ月の6月6日がお稽古事を始めるのに良いタイミングとされるようになったというのです。 つい先日、浪曲師の玉川奈々福さんがブログで面白い企画を呼びかけました。 

https://7729.jp/7729_blog/2024-06-01.html

 

比べてはいけないですが、コロナ禍や地震などの災害対応で兎角伝統芸能は後回しにされがち。しかし、何十年、何百年と連綿と磨かれ、受け継がれてきた技と伝承が失われることは我が国にとって大きな損失です。 呼びかけを見て、私も何か発信してみようかなと思いました。

 

 

 

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6月5日(水)

【横須賀中央でビアガーデン】 

梅雨が明けると暑い夏がやってきます。 そんな暑い陽気にピッタリなのがビアガーデン🍺 なんと今年は若松マーケットのレトロな雰囲気のストリートの真ん中にテーブルで座って飲めるビアガーデンが出現します❗️ 普段何気なく歩いているストリートがワクワクする空間に変わります❗️ 7月21日はみんなで若松マーケットで盛り上がりましょう🍺

 

 

 

 

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6月6日(木)

【ノマドワーカー】 

議員というと、式典に出て祝辞を述べたり、会議に出席して意見を述べたり、議会で質疑をしたりというイメージは当然ですが、実は地味な事務作業がたくさんあります。 事務所を持ち職員さんがいる議員もいますが、私の場合事務所は自宅、事務をやってくれる方もいないので、ほぼ自分でやっています。 しかし、横須賀や横浜を中心に様々なところに移動しなければならない立場でもあるので、1箇所で何かやることは不可能です。 そこで、事務用品を常に持ち歩き、どこでも事務作業が行えるように整えています。 パソコンや携帯があれば、問い合わせには対応できますし、書類を作るにも携帯用の事務用品を持ち歩くと快適に作業できます。 こんな働き方をしている人が最近増えているようです。 最近寄るようになったところが三浦海岸にあるBayside share(ベイサイドシェア)という海岸通りのカフェ&シェアオフィスです。 ここに行くと同じように仕事している人がたくさんいます。 癒し効果のある海辺を眺めながら作業できるので気に入っています。 

https://www.bayside-share.com/

 

 

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6月7日(金)

【県庁インターンシップ】 

神奈川県では、学生・生徒の皆さんに県庁における就業体験の機会を提供し、職業意識の向上や県政に対する理解を深めていただくことを目的に、「神奈川県庁体験プログラム(インターン)」を実施します。 対面形式とオンライン形式(Zoom)のプログラムがあり、全国どこからでも参加可能です。 詳しくはこちらをご覧ください。 

https://www.pref.kanagawa.jp/docs/s6d/cnt/f7358/r6summer_internship.html

 

 

 

 

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6月8日(土)

【三浦半島で地域コーディネーターアカデミー受講生募集】 

県では、三浦半島地域(横須賀市、鎌倉市、逗子市、三浦市、葉山町)の活性化に向けて、「地域を良くしたい」という原動力や地域に点在するプレイヤーを巻込む力を持ち、 地域課題や事業課題に着目して、各地域の資源や課題をテーマとした事業(取組)の企画・実施ができる「地域コー ディネーター」を育成するための講座を開催します。 座学だけでなく、フィールドワークやワークショップ、企画運営体験といった実践型の研修プログラムを通じて、研修終了後の活動を具体的にイメージ・設計できる地域コーディネーターを育成します。 詳しくはこちらをご覧ください。 

https://www.pref.kanagawa.jp/docs/d2t/chiki/3m/coordinator.html

 

 

 

 

 

 

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6月9日(日)

【暗いニュース続くが】 

出生率が過去最低(6月5日厚労省発表)、子供の数が43年連続で減少(5月4日総務省発表)、実質賃金が25ヶ月連続減少(6月5日厚労省発表)と、最近うつむきたくなるニュースばかりなのは気のせいでしょうか⁉️ 現在県議会令和6年第二回定例会の真っ只中。議会質問の勉強会で県の職員から言われて唖然とするのは、国の方針が決まらないと動けないという言葉。 県は独自税収を持つ独立した自治体じゃないの⁉️と言いたくもなります。 しかし、県の職員の立場もわかります。国の方針と合致しなければ補助金が降りてこないのは必定。となれば、国の行方を左右する重要政策は国策を持って対処することが当然の流れであり、大きな流れをスピード感をもって実現できる可能性を大きく孕んでいるということが出来ます。 国頼みばかりではなく県も独自策を次々と打ち出していく必要があります。 暗いニュースにうつむいてばかりいられません。

 

 

 

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【1週間ダイジェスト】令和6年5月27日〜6月2日

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5月27日(月)

 【モチベーションが何よりも大事】 

昨日は横須賀中央の下町祭礼が行われました。神輿が巡行するその合間を少しだけお借りして、MAHALOHA YOKOSUKA フラ協会でダンスプロデュース‼️ 今回はフラとベリーダンスの団体に踊っていただきました。 普段は立つことさえ出来ない道路の真ん中で堂々とパフォーマンスを披露するケイキ(子ども)たち。きっと良い思い出にしてくれたと思いますし、このステージのために一生懸命練習を重ねてきました。 発表の場はモチベーションを高めてくれます。適宜適切な場を創出することは本当に大事なことです。 子どもたちだけでなく、私たち全てに当てはまる大事な基本だと思います。

 

 

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5月28日(火)

【歴史の絆を再確認する日本海海戦記念日】 

昨日5月27日は日本海海戦記念日。1905年に日露戦争で日本がロシアに勝利した海戦を記念して記念艦三笠講堂で毎年行われています。 式典後は海上自衛隊横須賀音楽隊の演奏があり、その後は後方甲板にて祝賀会が開催されました。 様々な方とお会いしお話しすることができましたが、話をしていると自分の知らなかったことが必ず出てきます。知らないことばかりで恥ずかしい限りですが、なんでも初めての時はあります(言い訳w)。 そんな中でも昨日はオーストラリアの国防武官と自衛隊元統幕長との会話の中で、カウラの日本人墓地の話題が出てきたのが印象的でした。 第二次大戦時、シドニーから西250kmに位置する町カウラの捕虜収容所では日本兵が集団脱走をはかり日本やオーストラリアの兵士が大勢亡くなりました。カウラ市は日本人戦没者を手厚く葬り、慰霊していることから、「日豪友好礎のまち」と言われています。 様々な出来事があって今があります。良いことも悪いこともあるかもしれませんが、先人が遺してくれた歴史によって世界の様々な国々との絆が結ばれていることを再認識しました。

 

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5月29日(水)

【よこすかYYのりものフェスタ2024】 

横須賀で恒例のイベントとなった「よこすかYYのりものフェスタ」。子供たちに大人気です。 JR東日本による車両イベント・鉄道工事用車両などの展示、海上自衛隊基地一般公開、鉄道各社のPRコーナーや鉄道グッズ販売のほか、はたらく車が大集合。 キッチンカーや飲食テントで横須賀のグルメも集結します。 6月の土日も多くの人で賑わいそうです。

 

 

 

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5月30日(木)

【地方自治法改正案 審議十分か】 

大規模災害や感染症のまん延など重大な事態が発生した場合、国が自治体に対して必要な指示ができるようにする地方自治法の改正案が、衆議院・総務委員会で与党などの賛成多数で可決しました。 今回の改正案は大規模災害などの非常時に自治体に対する国の指示権を拡大するもの。 国のリーダーシップが必要となる場面があることは理解できますが、今回のこの改正案、大規模災害や感染症のまん延といった例示はあるものの、何をもって非常時と断じるのかが今ひとつ伝わってきません。 地方自治体にとっては地方自治の後退と受け止める向きも多いでしょう。立法事実が見当たらないこと、政府の閣議決定だけで物事が進められる可能性があることなどを考えると、国会はもっともっと議論を深める必要があると感じます。 国と地方で法の運用のあり方について議論がなされていないことについても疑問が残ります。

大規模災害でこのスキームが必要なことは映画「新ゴジラ」を見るとなんとなく理解できますが、今まで震災と言われる大規模地震を何度も経験してきた日本。大規模災害の例示がある割には今になってようやくこの地方自治法改正案の議論に至っているのは不可解です。 とすると感染症やワクチンに対応する方がより強い理由ということになるのでしょうか。 いずれにせよ、今までも地方自治体の長のリーダーシップで様々なことを乗り越えてきているわけですから、それを飛び越える法改正については慎重に考える必要があると私は考えています。 私たち市民国民も、有事にリーダーシップを発揮する地方自治体の長を選び続ける責務があることも忘れてはなりません。 

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240528/k10014463171000.html

 

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5月31日(金)

【地域クラブ活動の指導者研修】 

県では、公立中学校等における部活動の地域移行に伴い、部活動に代わって行われる地域クラブ活動の指導者として必要な知識を習得するための研修を今年度も実施します。 今後、地域クラブ活動の指導者として活動を希望する方は是非チェックしてみてください。 詳しくはこちらをご覧ください。 

https://www.pref.kanagawa.jp/docs/tz5/prs/r7601293.html

 

 

 

 

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6月1日(土)

【神奈川県の人口と日本神話】 

県の人口総数は923万1469人(男457万5552人、女465万5917人)で、前月より1万3398人増加(自然減3915人、社会増1万7313人)しました。 自然増減が減少傾向になっているのが右下の棒グラフで見て取れます。月の出生数が4,351人、死亡数が8,266人なので、差し引きで自然減3,915人となっています。 これを見て思い出したのは古事記の日本神話、イザナギとイザナミの夫婦喧嘩(?)の話です。 イザナミが火の神を産んで焼け死んでしまったあと、夫のイザナギは黄泉(よみ)の国に妻を探しに行きます。暗闇の中からの妻の返事は黄泉の国の神々に帰っていいかどうか伺いを立てるからその間自分を探さないでくれと頼みます。 しかし、あまりにも時間がかかっているので我慢できずにイザナギは妻を探しに行ってしまい、見られたくない姿を見られた妻の逆鱗に触れるのです。

逃げるイザナギを黄泉の国で追いかけたイザナミですが、イザナギが通路を大きな岩で塞ぎます。彼女は怒って叫びました。「もしこのように振る舞うのなら、一日に1,000人もの人間を殺してみせよう」。 イザナギは答えました。「それならば、一日で1,500人の赤子を生まれさせてみせよう。」 1,000人を締め殺すと言ったことにたいし、そうさせないということではなく、1,500の産屋を建てて人口を増やすと言い返したのです。 相手の怒りに組みせず、相手よりもっと大きな絵を描き、世間の目に囚われない解決法を示したイザナギの発想力に感服します。 人口が増えることは繁栄することと捉えるならば、小手先の施策ではなく、10年、20年先を見据えた国策が不可欠です。10年前、20年前にそんな施策が話し合われていたでしょうか。古事記の時代にまで遡らなければならないとしたらあまりにも情けないと言わざるを得ないでしょう。

 

 

 

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6月2日(日)

【ペーパーレスの時代は本当に来るのか】 

昨日はとある町内会館へ行き、県政報告をさせていただきました。 その中で、行政のDX化について話をするくだりでペーパーレスの話もさせていただきました。 そこで取り出したのがプレーリーカード。名刺の代わりに差し出して、相手にスマホで読み込んでもらいます。 するとあらかじめ自分で登録しておいた様々な情報に相手に触れてもらうことができ、電話番号や住所などのデータも相手のスマホに簡単に登録してもらうことができる優れものです。 

詳しくはこちらをご覧ください。 

https://prairie.cards/

何日か使っているのですが、やはり相手が紙の名刺を出してくると、ついこちらも紙の名刺を出してしまう、、 慣れてしまった習慣を変えるのは思った以上に難しいものです。 皆さんも私に会った時にこのカードをぜひ読み込んでくださいね!

 

 

 

 

 

 

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