横須賀市民へのアンケート分析（４）
前回の続きです。
【過去の記事についてはこちらをご覧ください】
「横須賀市で生活するうえで、困っていることはありますか？」という設問に対する回答です。２０代男性からは子育てに加えて、賃金の話もありました。
賃金が安い。
高齢者が多く少子高齢化が進んでる印象が強い。
子供たちの遊ぶところも少ない。
横須賀市に住みたい！と思う点があまり見当たらない。
２０代 男性 支持政党：支持する政党はない
少子高齢化は全国的な課題ですが、その点について横須賀市は他の地域よりも先に進んでおり、将来の日本の姿を先取りしているとも捉えることができます。背後に東京・川崎・横浜という３大都市があるために、どうしても行政サービスを比べてしまうことがあるかもしれませんが、大都市に隣接していることはメリットでもあります。神奈川県という広域自治体の見地から見ると、行政サービス以外では自分のところにはない施設や店舗にアクセスしやすい場所にあります。また隣の大都市に住む人たちにとっては横須賀の豊かな自然が宝になっているはずです。行政サービスについては、国や県の立場から市町村間で大きな開きが出ないよう努力していきたいと思います。
給料をあげてくれないと生活が厳しいです。
２０代 男性 支持政党：支持する政党はない
世界の景気動向や国の金融政策によって左右されるところも多分にあります。コロナ禍や世界情勢など様々な要因によって物価高騰などの風を受けている状況ではありますが、県税においても税収増が見込まれているように、企業の収益は少しずつ上向いてきています。しかし、大企業も中小企業も賃上げについては恐る恐る歩みを進めるしかなかったようです。今年の春闘では満額回答が続々ということで、賃上げの傾向ではありますが、中小零細企業の隅々までその波が届いているかというと、なかなかそうでもないという気がしています。働けど働けど生活が苦しいという今の社会状況から、真面目に働けば豊かな生活が送れる、そんな社会を目指して政治家が動かなければなりません。政治の劣化は政治家だけの問題ではなく、国民みんなの問題です。国民みんなで政治の劣化を止めていきましょう。
困っていることはありませんが、地域のイベントなどを一箇所でまとめて確認ができるサイトなどがあれば、もう少し人数が集まり活性化すると思っています。
小規模でやっているフリーマーケットや、先日ありましたハロウィンイベントなど、知っている人しかわからなく、突然やっていて子供を連れて急いで行くことが多いい印象です。
２０代 男性 支持政党：自由民主党
横須賀市観光協会のウェブサイトでは様々なイベントをカレンダー形式で見ることができ便利です。活用してみてください。また横須賀のニッチな魅力に迫るウェブマガジンKNOTのようなウェブサイトもあります。地域だけのイベントについては町内会だけに回覧されている場合もあるので、課題ですね。町内会の会員向けのイベントか、そうでないかにもよると思いますが、今後町内会の回覧などの電子化が進んでくると状況は一変する可能性があります。
釣りができる場所が少ない
２０代 男性 支持政党：支持する政党はない
釣りができる場所が少ないというのは昔から聞いていますが、漁業権との関係もあり、すぐに増やせるかというとなかなか厳しいのが現状です。それでも横須賀市には釣りができるスポットはかなりあります。横須賀市の釣りスポットを紹介したウェブサイトも複数ありますので、見てみてください。また、それぞれのスポットにはルールがあるところもあります。事前に確認しておくことをおすすめします。
・車での移動の際路面が悪く子供が気分を崩しやすい。
・公園が減ってしまい、私の住む場所からだと遠くて子供が遊べない。
・子供がアーバンスポーツを始めたがっているが、うみかぜ公園は連日混み合っていてなかなか連れて行ってあげれない。
子供は今に至るまで外で遊びたいが、家で遊ばざるおえない状況にいる。私の力ではもう限界。
２０代 男性 支持政党：自由民主党
子育てにお仕事に頑張っている姿が眼に浮かぶようです。ゲームばかりやっている子供の親の話をよく聞く中で、外で遊びたがったり、アーバンスポーツをやりたいという子供さんの気持ちとそれを大事にしたいと思っているパパの姿が素晴らしいです。混み合っていますが、うみかぜ公園にぜひ足を運んで、同じような仲間に出会っていただきたいです。また、アーバンスポーツは何も決まった場所でやる必要はないもので、街中を自転車でツーリングする親子もよく見かけます。工夫次第で親子の楽しい時間を作っていただきたいと思います。
