昨日は兵庫県立大学へ。


情報科学分野で名高いアメリカのカーネギーメロン大学と提携し、両大学の単位を同時に取得できる「ダブル・ディグリー・プログラム」の話を伺ってきました。


大阪府議会議員 永藤英機ブログ『維新伝心』


このプログラムは兵庫県立大学大学院の応用情報科学研究科の一部として設置されたもので、兵庫県立大学とカーネギーメロン大学でおよそ半分ずつ学び、修士論文を経て学位取得となります。


12時間の時差がある中でのインターネット講義、両大学の授業レベルに差は無いか、年間600万円(!)のカーネギーメロン大学の授業料をどのようにカバーするか、求められる英語力は・・・などなど、次から次へと事業部長さんに質問を浴びせてしまいました^^; 快くご対応いただきありがとうございます!


さて、この取り組みは元々、2005年に神戸に「カーネギーメロン大学・日本校」が開設されたことがきっかけです。兵庫県も支援をしていましたが、経営難で閉鎖、趣旨を変えてダブル・ディグリープログラムとなりました。現在は年間3000万円ほどの事業運営費とのこと。カーネギーメロン大学は世界大学ランキングにも上位に名を挙げる有名大学ですから、そこと連携してさらに単位まで取得できるというのは魅力的に感じます。


大阪府立大学も平成28年に大阪市立大学との統合を目指して協議を進めています。単に公立大学が合併して規模が大きくなるだけでは意味がありません。このチャンスに、新大学にどのような可能性を持たせるのが望ましいのか、私も視野を広げて考えていきます。

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