朝刊を手に取ると、1面に「おっ!!」という記事が目に飛び込んできました。


大学受験資格にTOEFL 国内全大学対象


参議院選の自民党の政権公約に入るのだとか。


いいですね!


なぜ義務教育、高校と長期に渡ってと英語が必須であるにも関わらず、日本人は英語が使えるようにならないのか?という永遠のテーマに対する答えの一つは、私は英語教育の問題だと考えます。


現在の高校までの英語教育は、受験のための英語を教えることに終止しています。私も今さらながら勉強していますが大人になってからやり直すのは本当に難しい。ならば頭の柔らかい子供のうちに・・・と思うのですが、受験のために本当に効果的な英語教育が行われてこなかった現実があります。


ということは、学校教育の目的である大学受験で「本当に使える英語」の能力を求めれば良いのではないか、というのが今回の趣旨だと思います。大学受験に必要であれば高校までの教育もそれを目指すしかありませんから(記事にはそこまで書いていませんが、私の考えも含めて)。


日本人にとっては英検やTOEICが馴染み深いのですが、それぞれ指標が中途半端だったり海外で認知されていないという問題があります。今回導入を検討しているTOEFLは「聞く」「話す」「読む」「書く」の要素があり、外国での認知度も高い。つまり、留学をする時や将来海外で仕事をしようと思った場合にもその人の英語レベルが他人に分かりやすい。


課題としては受験料の高さがあります。

現状では1回2万円ほどでしょうか。この金額を国が援助するのか、完全に自己負担なのか。また学校教育のカリキュラムなど制度設計も必要です。でも十分に実現可能だと考えます。


維新からこの案が出なかったのが少し残念ではありますが、ぜひ自民党政権で実現していただきたいと思います!

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