昨日気になったニュース。


京大 一部の講義をネットで無料配信へ


京都大学が、「edX」に、日本の大学では初めて参加します。「edx」は、アメリカのハーバード大学やMIT(マサチューセッツ工科大学)が中心となって設立した、世界の大学の授業を無料配信するサービス。試験もあり、一定の成績であれば修了証書も発行されるとのこと。


すごいですよね。


従来は受けたい授業があればその大学に入学しなければいけませんでした(当たり前のことですが)。もちろん授業料が掛かりますし、それが海外の大学なら生活費を含め多額の費用が必要です。


それが、世界最高峰の大学の教育が無料で受けられるようになる。大学教育の在り方が大きく変わります。


というわけで、私も早速登録してみました。


大阪府議会議員 永藤英機ブログ『維新伝心』


こちらは今年の10月から開始される、ハーバード大学の講義。テーマは「科学と料理」。日本の大学では珍しいセンスです。10月を楽しみに待ちたいと思います!


さて、インターネットでの無料配信と言えば、経営者や政治家、芸術家などの講演を提供している「TED 」が有名です。講演を聞くために現地に出向いて、お金を払っていたのが自宅に居ながらにして著名人の話を、しかもいつでも聞くことができる。


edXもTEDも素晴らしいサービスです。ただ、ひとつ条件があります。


それは、英語が必要だということ。


日本では、英語が必要ではない人も多いと思います。海外、特に発展途上国などでは生きるために英語が必要ですが、日本人は英語が使えなくても特に不自由なく生活することができます。


しかし、より多くの情報を得たい場合、より高度なサービスを受けたい場合、新たな可能性にチャレンジしたい場合、当然外国人と仕事をする時も英語は欠かせません。


子供たちに可能性を与えることは大人の役目だと考えます。その意味でも私は実用的な英語教育は欠かせないと考えます。もちろん、日本語も道徳も両立です。英語はすぐに身につくものではありません。そしていつ必要になるか分からない。必要な時に準備ができているように、備えておく必要があります。私も大阪府議会の教育常任委員会で特にこのテーマに力を入れて議論していきます。


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