今朝の驚いたニュース。


山田知事「滋賀県との合併、現実的な対応」


昨日の京都府議会での知事の答弁だそうです。


そう来たか、という感じですね。


県を合併するかどうかは難しい問題ですが、気になったのは嘉田知事の反論。


「滋賀は京都より歴史が古く、県民の愛着も大きい。京都府と合併するメリットは今のところ見えない」


滋賀が京都より歴史が古いと考えている日本人が一体どれくらいいるでしょうか。


wikipediaで「滋賀県」を調べると、以下の記述。


国造が分立した時代には、滋賀県は淡海国造安国造の領域であった。都に近いために早い時期から開発が進められ、多くの渡来人が入植した。飛鳥時代には近江大津宮、奈良時代には紫香楽宮保良宮が置かれた。壬申の乱や藤原仲麻呂の乱といった戦乱の舞台となることも度々あった。


一方、京都府のwikipediaでは・・・。


京都府西南部の山城地方は弥生文化が前期に伝播していたことがわかる。


うーん。。「歴史」をどういう意味で考えるかに拠るみたいですね。しかし「自分のところは昔はこんなに凄かった」という(現在は伴っていない)プライドが、改革を阻害することは往々にしてあります。


歴史・伝統を守りながらも、大きな視野で現在と未来をどう創っていくか。大阪都構想を進める上でも関西州への移行においても重要な課題です。

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