夏の休暇で、ビーチに行かないなんて、あたくの辞書にはございません!!!
ということで、島の二大ビーチの一つの、カマリ・ビーチへ。
遠浅ではない海。
子供を遊ばせるには、ちょっと無理ある海でしたが。
あたくし、波に身を任せて、プカプカ浮いているだけで。
とお~っても、気持ちよかったのですの。
ビーチで死にたい・・・と、縁起でもないことを思ってみたり。
さてさて。
サントリーニ島は、ワインでも有名な島。
前回のチャナッカレから足を延ばしてたどり着いた Bozcaada (ボズジャ島)に引き続き…の、ワインの島。
あたくし、きっと、ワインに呼ばれているのですね。
カマリ・ビーチからほど近く、サントリーニ島の数あるワイナリーの中の一つで、ミュージアムも併設しているところへと足を延ばしてみました。
ブドウ畑の真ん中にあって、雰囲気たっぷり。
これからおいしいワインへと変身予定の、かわいいかわいいブドウちゃんたちが、あたくしたちを出迎えてくれました。
でね、ワイン・ミュージアム。
これが、かなり興味深く。
オーディオ・ガイドの説明を聞きながら見て回るのですが。
ワインの製造方法とかも、チロッとは説明してくれるんだけど。
ほとんどが、ワイナリーのオーナー一族のサクセス・ストーリーに基づいたお話。
「われらが創始者は、まじめで誠実で、いかなる逆境にも挫けず、必死に働いて、贅沢もせず、一族の本日の成功の礎を築いたのです。」
的なお話が、延々とイヤホンから流れ出てきます。
そして、村人たちの働いている様子は、蝋人形が実演してくれるんですが。
コ レ
↓
なんと出来の悪いお人形さんたち。
しかも、センサーがついてて、人が近付くと、自動で照明が点り。
キィィーーッキィィーーッと、不気味な音を立てながら、動き出すお人形さんたち。
まるで、恐怖の館さながら。
途中、前進するのに足がすくむこともございましたが。
何とかたどり着いた先には。
楽しい楽しい、ワインの試飲が待っておりました。
まっ、あくまでも試飲なので、6種類ほど試飲いたしましたが、あたくしの舌を少々湿らす程度の、ささやかな量のワインでございました。
サントリーニ島は、白ワインが美味しいのですが、ここのワイナリーはヴィンサント(イタリアでビスコッティをつけて食べるやつ)が美味しくって、お土産用と自分用に、数本お買い上げいたしましたの。