サントリーニ島旅行記の続きでございます。
肉体を酷使することが、大嫌いな快楽主義のあたくしでございますが。
休暇中のサントーリニ島で、標高369メートルのサントリーニ島の最高峰にある遺跡へとハイキングすることにいたしましたの。
遺跡なんか、ちぃっとも興味ないのに。
気温30度を超える炎天下の中。
主人は娘をおんぶ紐で背負っての登山。
遺跡の入口地点までは、バスでたどり着くことが出来たのですが。
そこから先は、片道1時間ほどの道のり。
しかも、道中の風景は、古代遺跡。
遺跡に興味のないあたくしにとっては、単なる石ころの群れ。
木陰もほとんどない道を、ただひたすら、全身を汗だくにして進むのみ。
それでも、たどり着いた山頂からの眺めは絶景で。
それなりに爽快感があって。
(残念ながら、この日の海は、少し霞がかかったような風景だったのですが)。
でもね、たどり着いた先に、カフェくらい作ってくれても良くなくって!!!
サントリーニの観光協会の皆様!!!
絶景を眺めたら、単に来た道を戻るのみ。
あたくしち夫婦のバカな思い付きによる炎天下の登山の一番の被害者は、2歳を目前にした幼い娘で。
主人に背負われ、汗だくで、ぐったり。
その後のランチでは、さすがにあらゆる水分に胸ときめいたようで。
飲んではいけないビールを見つめておりました。
いやでも、今回の旅の中で、言うまでもなく、この時のビールが、一番の美味でした。