強調の助動詞doの3つの機能
おはようございます。“英語のスペシャリスト” プロデューサー花井知哉です。 今日は助動詞doの使い方についてお伝えします。それはよく「強調の助動詞do」と呼ばれるものです。よく日本ではI do like your hat.のdoは「強調の助動詞」で、「確かに」「本当に」と訳す、と教えられます。 ただ、実際の機能はもう少し広いです。3つあります。1.程度の強調I do eat fish, but I'm not very fond of it.(魚を食べることは食べるが、あまり好きではない)ここでのdoの機能は、話者の言っていることが全くの肯定ではないことを示しています。「食べないと言ったら嘘になりますが~」「食べることは食べるが、~」のニュアンスです。2.ある事が本当であるという事実の強調"You don't like fish, do you?" "Yes, I do."(魚はお嫌いでしょう? いいえ、好きですよ)ここで強調されているのは、魚がどれくらい好きかという「程度」ではなく、魚が好きであるという「事実」です。3.前後の文とは対照的に、今言われていることは肯定である、という事実の強調He didn't say much, but what he did say was very interesting.(彼はあまり喋らなかったが、喋ると面白いことを言った)ここのdidは、but以降の文が肯定の文であることを強調し、直前の否定の文と対比させています。ちなみに、3番目の機能については、他の助動詞にもあります。I can speak English, but not very well.のcanなどがそれです。 辞書でもあまり詳しく載ってはいませんが、なかなか奥が深い単語です! でも、助動詞は文字通り動詞を「助ける」働きを持っていて、動詞の意味の幅を広げ、細かいニュアンスも伝えられます。 自分が発信する英語の幅を広げて周りの人ともっと意思疎通を図るためにも、文法力をしっかり鍛えたいものです(^^)