ラストアイドル再び
昨日ネット上に流れたニュースは、女性アイドルグループ界隈にちょっとした波紋を広げる事になりました。
もうご存じの方も多いとは思いますが、昨年の5/31をもって5年間の活動を〝終了〟したラストアイドル、そのラストアイドルが〝新章〟と題して新メンバーによる立ち上げを期して昨日からオーディションを開始するというものでした。
上記Real Soundの記事によると、この件に関して以下の事が書かれています。
今回“新章”として募集するグループは、“ラストアイドル”という名前を継承するものの、今までのイメージを塗り替える新しいものとなるため、ゼロからオーディションを行って新しくメンバーを募集する。
前ラストアイドルでは様々なバトルを通じてデビューメンバーが確定していたが、今回は地上波でのオーディション番組の放送という形ではなく、オーディションそのものは非公開で実施し、グループのデビューを目指す。
デビューグループの人数は7人で、それ以上人数が増えることは予定していない。今回、グループのプロデュースは、秋元康の意思を受け継いで、AKB48の新グループのプロデュースも行う株式会社blowoutの一ノ宮佑貴が務める。
Real Sound 3/17 15時配信記事より転載
諸般の事情から活動を終了したラストアイドルの名前を引き継いで新たなメンバーによる新しい〝ラストアイドル〟というグループを結成するというもので、各概要を読むとある意味ラストアイドルのコンセプトと真逆な方向性でいく事が書かれています。
例えば公開バトルだったラストアイドルに対して今回はオーディションは非公開、また大所帯だった部分に関しては7名と規定しています(まぁ、この辺りは結成してから変わったりする事はよくありますが)。
読み方によってはラストアイドルが不本意に終わった事はその辺りに原因があるので、今回はその失敗をしない為に逆の事をしますと言っている様なものだと思います。
多くの批判のわけ
このニュースが流れた時はやはり多かったのが〝なんで？〟という戸惑い、そしてじゃぁあの時点で活動を終了したのは何だったのか？という事や、まったくもって大人の事情でしかない事を感じる今回の立ち上げに対しての批判が渦巻きました。
勿論、思いがけずもたらされた活動終了という事になってしまい熟知たる思いの中何とか気持ちに折り合いを付けたラストアイドルのファンとしては、こんな事をされたらたまったもんじゃないと文句の一つも言いたくなる事は察する事が出来ます。
しかし、この件はそこを超えてラストアイドルのファン以外にも広がっていき大きな〝炎上案件〟となってしまいました。
やはりそこにはもし自分の推しているグループがこんな事をされたらという自身に置き換えてという事があったと思いますし、現実問題として全体としてはダウントレンドでもある女性アイドルグループであれば同じ様な事が起きてもおかしくないという気持ちがこの界隈にいる人たちの共感を呼んだからでは無いかと思います。
元メンバー達の声
ラストアイドルのファン達、そしてそこを超えての批判が渦巻く中でかつてのメンバー達からもTwitter上に今回の件に関しての声が寄せられました。
今回の件に関しては元メンバーのあずかり知らぬところで立ち上がった様で、メンバー達にも寝耳に水の事だった様です。
尤も、契約関係が切れている以上は元メンバー達に映像や音源の使用以外で一々了承を取る必要は無いので知らされて無くてもおかしくないですし、ラスアイの名前やロゴを使えるのは権利者であるのでその様な事があっても法律上は問題はありません。
但し、心情的なものを考えればやはりそこにモヤモヤとしたものを感じるのは不思議ではないわけですからやはり想いを言いたくもなると思います。
多分、メンバー達にしてみればあの様な終わり方をしたのは自分達が至らなかったからだという思いは抱えているはずで、大人の事情とはいえ不本意な終わり方をした事に折り合いを付けて次のステージにと旅立ったと思います。
今回の事はその事や自身がラスアイで活動してきた事について否定されたという事でもあり、顔に泥を塗られたと云ってもいいでしょう。
そらいろはその言葉で拾えるものに関しては、全ていいねとリツイする事で共感の意思を示しました。
秋元氏は関わっているのか？
多くの批判が寄せられた事のの一つに、この件に関して先の文面からはラスアイのプロデューサーであった秋元康氏が関わっていると取れる部分があった事も大きいのではないかと思っています。
確かに文面には秋元氏の名前が載っていますがよく読むとかなりその辺りが曖昧なんですよね、今回プロデュースする一ノ宮祐貴氏については〝秋元康の意思を受け継ぐ〟と記されているだけで関係性がわかりづらいですし、そのバックアップをする運営もAKB48の新グループ(out of48だと思われますが、その名前が明記されていない)をバックアップするblowout社だけでその関係に関しては少し曖昧さを感じる部分も多いんですよね。
ＦＦさんが調べたところによると、この一ノ宮氏は男性アイドルグループを立ち上げておきながら51日で解散させた事もあるらしく少しうさん臭さなども感じてしまいます。
尤も勝手にロゴを使ったり名前を出すという事は無いと思いますので(もしそんな事をしたら訴訟騒ぎになってしまいます)、やはり何らかの関係性はあるとは思いますがそこまで深くかかわっていないような気もします。
まぁ、この一ノ宮氏からのプレゼンに〝ＧＯ〟を出したというところで、秋元氏お得意の様子を見て関わり合いを明確にしていくという事なのかもしれません(その逆も然り)。
炎上商法...。
多く寄せられた批判の中に〝この様な事になるのが予想できなかったのか？〟という声が少なからずありましたが、そらいろが思うにそこが狙いだったんだろうと思います。
やはり今回の件、この様に炎上した事で多くの人の耳目を集めたわけですから、その点も織り込み済みだったと思います。
これによって宣伝費をあまりかける事無く(ネット記事の一部には取り上げてもらう事でお金が動いたかもしれませんが、そう大した金額ではないでしょう)このオーディションが行われる事が知れ渡ったわけですし、その新グループの存在が知らしめられたわけです。
更にラスアイのロゴを引き継いでいますのでその辺りの投資も抑えられていますし、かなりの低コスト案件なのでは無いでしょうか？...つまり、失敗したとしても大した損失は発生しないわけです。
余りにも批判的な反響が大きくなれば人知れずクローズさせてしまっても問題なさそうですし。
そして集められたメンバー達は、恐らくこの逆境をバネにそれを乗り越えていくというサクセスストーリーという物語性を持たせる...そこまで企画書の中に書かれている様な気がします。
そういう意味では批判的なツイを投稿し、メンバー達のツイを拡散、そして今日のブログを書いている時点でそらいろもその片棒を担いでいるわけですが、やはりこういう事ってどうなんだろうと思う部分から今日のブログを書いている面もあります。
まぁ、こういう事があってのエンターテインメント界ですし、これより汚い事やどうしようもない事がもっと女性アイドルグループの界隈には多くあると思います。
しかし、ある意味夢や理想を売る事がメインであるところで、こういう事が繰り返されるってどうなんでしょうね？。
仕方ないよで済ませていい事なのかな？...少しそう思うところがあります。
そらいろです
こんにちわ♪
あまりラスアイに関してはそこまで興味を持っていたわけではありませんが、活動終了のニュースを取上げた時と変わった事があります。
そのラストアイドルに居たメンバーを今のグループで2人推している事や、イコノイジョイ界隈にもラスアイからのメンバーを迎えました。
その事を思うとやはり今回の件...やはり反応してしまう部分はあるんですよね(そういえば他のメンバーと異なってやはり事務所的に気持ちを表明するのは難しい面があるのでしょう...彼女達はその出来る範囲で我々ファンに相対したと思います)。
アイドルである女の子たちが悲しい想いをしない為にも...例え理想論としてもそう願わずにいられません。
ラスアイ活動終了の時にトップ画に使った画像...まさかこの時にはももなん(松本ももな)やひめちゃん(籾山ひめり)を推す事になるなんて思わなかたですし、小澤(愛実）ちゃんがニアジョイに来るなんて思わなかったです。
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2020年02月04日 13:29
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2020年02月21日 17:11