【他グループ】～他山の石とせず～ラスアイの活動終了からアイドル運営の難しさを見る【他グループ】 | 坂道の先にあったのは沼〜そらいろの推し事独白論〜
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坂道の先にあったのは沼〜そらいろの推し事独白論〜

そらいろが推しグループについてヲモッタ事、カンジタ事を脈略なく呟く独白ブログです

【他グループ】～他山の石とせず～ラスアイの活動終了からアイドル運営の難しさを見る【他グループ】

  今日のPrologue：ブログランキング

 

ここ数日のブログアップ時間やフォローしているぬくぬくさんが当ブログの記事を取上げて頂いたおかげで、昨日3/9の記事ランキングでベスト10内に５つの記事がランクインしました(２～４位も獲得させて頂いております)。

尤もこちらのランキングは実際のアクセス数では無く、アクセス数の急上昇やその時々のトレンド等々が加味されてのものですので実際のアクセス数とは乖離している場合も多くあり恐らくそらいろの場合もその要素が加味されての事だと思います(毎日更新し続けているという事も大きな要因の一つでしょうね)。

その点については以前も申し上げた様に、このランキングを見た方がイコノイの記事が盛り上がっているぞと感じて頂く事が最大の意義となりますのでそらいろ的にもうれしい限りではあります。

 

 

勿論、アイドルカテゴリーの総合ブログランキング順位も上がっていて、一昨日に比べて15位以上ランクアップもしており読んで頂いている方への感謝の念に堪えません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そらいろです

 

こんにちわ♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  ラストアイドル活動終了発表

 

いきなりイコノイと違う所からスタートするのですが、昨日指原Ｐの師匠筋である秋元康氏がプロデュースするアイドルグループの一つである〝ラストアイドル〟が5/31のラストコンサートをもって活動を終了する事が発表されました。

併せて１stにして最後の作品となるアルバムの発表、そして彼女達の冠番組であり〝ラスアイよろしく！〟は番組改変時期に合わせて3/25の放映をもって終了となる事も明らかになっております。

 

運営より発表された活動終了の理由ですが、〝コロナの影響で思ったような活動が出来ず、メンバーの将来やグループの未来を総合的に判断した〟とされています。

一昨年、コロナ蔓延がもたらす影響の一つとして中堅グループでは維持が難しい所が出てくるという事を述べたのですが、まさにその通りとなった事例の一つであると思います。

 
そらいろ的にはよくここまで頑張ったなというのが印象で、一番の理由はその構成するメンバー数が多い事...これを維持するのは結構大変じゃないかと思っていました。
同じく多数の人員を擁するグループとしてはＡＫＢ48Ｇや乃木姉さん達がありますが、48においては岩盤のファン層がおりまたそのスケールメリットが有効に発揮されていると思います。
また、地方支店においては地方自治体や地方企業の協賛や出資なども維持する上での大きな力になっているでしょう。
また、乃木姉さん達においては現状日本のＴＯＰアイドルグループであり、出演番組や外部仕事の多さ、そして制作会社などのバックアップ(運営さんはその制作会社の下部企業にあたる)体制が盤石である事も大きいと思います。
 

 

  夢の存在であるアイドルも、大人の事情の胸先三寸できまってしまう

 

ここからはそらいろの推察が多分に含まれるのでその点は含み置いていただけると幸いなのですが、彼女達の所属制作会社は〝ヴァージンレコード〟(親会社はユニバーサルレコード)、そしてバックアップしていたのはテレビ朝日という事で、そもそものスタートが2017年という事もありアイドルグループの絶頂期(ＡＫＢも勢いがまだあり、乃木坂、欅坂も勢いを増してた時期)にその２社が乗っかったという側面が大きいと思います。

プロデューサーに秋元氏を迎えたという部分もその影響は多分に含まれており、恐らく彼の提案であるところのバトル形式もグループ内で行われる選抜形式をオーディションに取り込んだという所なのでしょう。

 

そしてそのオーディションを経て2017年の12月に初期メンバーがデビュー、歴史で言うとほぼイコラブちゃんと同じ時期にデビューしました。

その後、翌年にはセカンドシーズンが続編として始まり(そらいろも当時よく見ていました(笑))２期生の募集を開始し、最終的にはそのセカンドシーズンでの敗退者もアンダーとして含めて2018年末には新体制でスタート、そのスケールメリットやテレビ局のバックアップもあって当時のイコラブちゃんよりも勢いはあった様に思います。

そのおかげかＭステにも出演しましたし、確かそらいろがイコラブちゃんの出演を切望しているＮＨＫの〝うたコン〟にも出ています。

 

しかしその様な勢いもコロナという未憎悪自体には対応できなかったんでしょうね、握手会等の接触機会が失われたという事はスケールメリットをまさに生かせなくなってしまったでしょうし、大所帯という事は生ライブの機会も設けるのが困難になります。

更に、これはどこのグループでもそうなのですが接触イベントのオンライン化で肝であるＣＤ販売枚数の低下は、大所帯であるチームの懐を直撃したのではないかと思います。

 

それでもまだバックアップしている企業がお金を出せるうちは良いのですが、どこの企業もコロナの影響を被っている(特にメディア、エンタメ系企業は一番被っているのではないでしょうか)中では当然所属しているアーティストや番組のリストラクチャーが行われても不思議ではありません。

 

これは対岸の火事では無く、イコノイにおいても我々の目には伸長している様に見えても裏の台所事情からいつリストラの遡上に上ってもおかしくないと思います(コロナ禍だけではなく、昨今の世界情勢の不透明化から来る経済状況などを鑑みても)。

ただ、幸いな事にイコノイとも総数は兎も角、個別では小回りが利く存在であるのでまだマシと言えるでししょう。

 

 

  ラスアイには我々が論議してきた事の全てがつまっていた存在であった

 

ラスアイの歴史を見ると、我々が常に議論してきた事の全てが詰め込まれているのがわかります。
〝大人数によるスケールメリット〟、〝全員選抜〟、〝選抜制〟、〝二期生などのメンバー補充〟(離脱者の多さなどもありますが、その部分はモチベーションやメンタルの問題であるので今回は割愛します)等々が挙げられます。
 
そもそも〝究極のアイドル〟を選ぶというコンセプトからスタートし、グループ名も究極のメンバーを集めるからこそ〝最後のアイドル〟という所から命名された彼女達。
その名の通りであれば、ファーストシーズンで選ばれたメンバーで活動するべきところを早くも翌年にはセカンドシーズンがスタートし二期生募集が始まってしまう所からそのコンセプトが崩れてしまっている様な気がします(まぁ、この部分はバトル形式のオーディションの方が視聴率を稼げるという事が多分に含まれていたとは思いますが)。
 
〝究極のアイドル〟というコンセプトであれば少数精鋭という事がイメージされるのですが、それとは逆の方向に進まざるを得なかった所にアイドルグループの運営の難しさを感じてはしまいます(コロナ禍を考えれば、少数精鋭で行くべきだったのでしょうけどスタート時はそこまで予想は出来なかったでしょうし)。
結果的には敗退者迄含めてアンダーとして採用し、その全員を表題曲で選抜しスケールメリットを生かしそこそこのヒットにはなっておりました。
 
ただ、その後選抜制を導入したという事はそこで得たメリットよりもデメリットの方が大きかったんでしょうね、冠番組と連動しての企画で色々な取り組みを行っていました(そらいろも数度見た事があります)。
しかし、それが大幅な伸長にはつながらなかったわけで、逆に色々な取り組みを行なう姿勢は評価できるのかもしれませんが、逆に一貫性が失われ迷走と取られる部分でもあります。
 
接触イベントにおいてもオンライン形式をの他に実際に会場に赴きトークをする現場も復活させてテコ入れを行っていましたが、この点についてはオンライン形式を維持する坂道やイコノイと比べると現場を復活させているラスアイや48の地方支店において販促の在り方として面白い流れだと思います。
 

 

  地力をつける大切さを思う

 

この様にラスアイの件に関して見てきたわけですが、テコ入れ策を行ってもそれがうまく回らければ大幅な伸長は見られないという事でしょう。

勿論、〝全員選抜〟⇔〝選抜制〟の移行や二期生加入などがうまく言った事例もあるので何が正解かという事はわかりません。

 

ただ一つ外から見てて思うのは、やはりラストアイドルはそのバックアップ体制から早急に結果を求められた存在であり、その為に様々な施策を常に取り入れざるを得なかったという面が却ってマイナスになったのではないかという点でしょう。

そこにコロナ禍という厄災がもたらされた為に、どの様な施策を行っても大きな伸びにはつながらなかったという点でやはり基盤づくりの大切さがわかります。

 

翻ってイコノイに関しては指原Ｐの方針としてすぐには結果が出なくても地力をつけるという方向性で進んだことが、今になって生きて来たと思います(使おうと思えば使えた、指原Ｐのバーターも最初のうちはほぼ使おうとしなかった)。

その様な意味ではそれを今まで支え続けてくれる土壌があったというわけで、彼女達は取り巻く環境は色々ありますがアイドルとしては幸せな存在なのだろうと思います。

 

 

 

最後にラスアイのファンの方が当ブログを読まれる事もあるとは思いますが、外部の人間が色々と書いて申し訳ございません。

ただ、外の人間から見た考察としてご容赦いただければと思います。

 

 

 

 

 

 

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