正確に言うと去年の昨日にあたるんですが、丁度一年前羅馬字は舞台〝マギレコ〟を見に赤坂の地に足を運びました。
当初は全く見るつもりも無く(例の公式ポスターのビジュアルもあって)チケットすら取っていませんでした。
やはりゲーム由来の二次元コンテンツの舞台化という事も足を遠のける理由にもなっていました。
そんな思いが変わり始めたのが公式の宣伝動画が公開されてからでした。
動く姿になると格段にメンバー達のビジュアルも変わり、更に芽実たん(柿崎)、みーぱん(佐々美)のインタビューシーンでこの作品に向き合う姿を見て一度見に行こうと思いました。
選択したのが当時一番の推しであったきょんこのアフターライブのある日、8/30でした。
少し心が動かされたとはいえ、この時はまだこの一回でいいと思ってたんですよね、まさかこの後2回も見に行くことになるとは思いませんでした。
日程的に言えば恐らく休みごとに赤坂ACTシアターに足を運んだんですよね、それだけ心を動かされた舞台でした。
当初こそきょんこ演じる佐倉杏子が一番の目当てだったんですが、舞台を見て一番引き込まれたのがやはり主役を張った芽実たんでした。
まさかあそこまで人を引き込む演技が出来るとは思いませんでした。
それまでひらがなけやきで最初の推しで有りながら、モチベを落としていたんですがこの舞台で一気に上げまた気持ちが高まる事になりました。
勿論、彼女だけではなく出演したメンバー全員に対する思いも上がっていったのですが、恐らくこの舞台がそれだけ感動を呼んだひとつの要因として選抜されたメンバーと配役がリンクしていた事があるでしょう。
オーディションでは勿論演技力等も見られたでしょうが、それならば他にも選ばれてよいメンバーもいたはずです。
それよりも個人の性格やパーソナルが、配役とどれだけリンクするかが重要しされたのではと思えるほど、配役そのままでした。
この事は舞台を見る上でがなちゃんのファンにも、まどマギ・マギレコのファンにもそれぞれに入って行きやすいかったのではないのではないでしょうか…興行収入的には少々厳しかった面もありましたが、あの場にいたメンバーも観客の方も得る所が多く、また他の世界に目を向けるきっかけになった様な気がします。
勿論、参加しなかったメンバーもShowroom配信を多くしたり、他のコンテンツに出たりという様な一段とスキルを上げるきっかけにもなった様な気がします。
走りだす瞬間ツアーから始まった夏が、伝説の共和国2018でのひらがな曲3曲のパフォーマンスを経て一段と加速した舞台だったのではないでしょうか…。
ただ、残念なのが一番の成長を遂げた芽実たんがその果実を手にした瞬間に思いがけない不幸に見舞われた事でしょう。
本来ならば日向坂46一期生の中でこれからが一番期待されるメンバーだったはずなのに、去って行かざるを得なかった事は本当に大きな損失としか言えません。