https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%9F%B4%E5%B4%8E%E7%B4%80%E7%BE%8E















直接的に、市村友和さんから、
【マクベス】(シェイクスピア)の中の『門番』役チャレンジしたいと聴いていましたが、ブログにも、そう書かれていたので、今回は、その
門番】役について書こうと想います。


※ジュリアス・シーザー(シェイクスピア)についても
勉強されているようでステキですね










シェイクスピア作品は、芝居は、五幕構成であり、
喜劇を除く  悲劇作品では、大概は、主人公が死ぬお話です。多くのお話は、主人公は、ハッピーエンドになるかも知れませんが、シェイクスピアの場合、
主人公が殺されます。救われませんね。



【マクベス】についても同じくです。










マクベス有名なセリフの一つ、
ダンカン王を殺した後に、血に染まった自分の手を見ながら、


「~ 大ネプチューンの支配する大洋の水すべてを傾ければ、この手から血を洗い落とせるか?いや、この手がむしろ見わたすかぎり波また波の大海原を朱に染め、緑を真紅に一変させるだろう。」





と、言い、マクベスが退場した後に、場面が変わり、

トントントン」とノックする音が響き渡ります。



この劇の前半のクライマックスです。

扉を叩いているのは、【マクダフ】と【レノックス】です。




その扉を開けるのが、ベロベロに酔っ払った

門番」です。



支離滅裂なことをフラフラしながら、呂律の回らない口調で話します。このシーンがある事で、

これまでの緊迫した劇の内容を和らげる役目をしています。



悲劇のお話でありながら、

このシーンだけは、喜劇的役割を果たします。



お客様も息抜きが出来、笑いを誘えたら大成功です。




喜劇を出来る役者が  悲劇をやると深みが出る』







私的には、まだまだチャレンジして頂きたいことはありますが、コチラの【門番】、市村さんのチャレンジが楽しみです。

市村さんの目の付け所は、流石だと思います。




【門番】との闘いは、

誰しも  自分との闘いになりますね。

難しい役だと想います。


自分の殻を突き破って、

ぶっ飛んだ芝居も、是非   観てみたいです。









余談ですが、
コチラは、以前、私が演った【マクベス】の時の
門番】役の役者と
上記の【マルカム】(ダンカン王の息子)役【中央】との
一人二役でした。同じ役者には見えませんね。全く違うキャラクターでした。























うふふラブラブ音譜