4月19日(金)N響第2008回定期公演(4月Cプロ定期初日)を聴きにNHKホールへ。




























18時45分からの「開演前の室内楽」は、ベートーヴェン/2本のオーボエとイングリッシュ・ホルンのための三重奏曲~第1楽章でしたが、




開始に間に合わず途中からの鑑賞に。
軽やかかつ伸びやかな音楽暫し身を委ねると…吉村首席「この曲はオーボエ奏者にとっては決して楽ではないし体力も残っていないのですが」時間が残っているからアンコール第3楽章も。


19時30分からの本公演は、クリストフ・エッシェンバッハ指揮によるブルックナー/交響曲第7番(ノヴァーク版)

オーケストラ対向配置で、オーボエトップには吉村首席ではなく客演吉井瑞穂さんが。

ブルックナー第7番と云うと、1987年7月大阪フィル練馬公演に於ける朝比奈隆1995年2月N響第1253回定期公演に於けるホルスト・シュタイン、そして2017年11月ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管東京公演に於けるヘルベルト・ブロムシュテット名演心に残っています

エッシェンバッハブルックナー聴いたのは今回初めてで、正直なところあまり期待してはいなかったのですが、流石に上述の名演と比べるとブルックナーとりわけこの曲に欠かせないと思われる清澄な響きと云う点で物足りなさが残ったり総奏で時に粗さが感じられたりはしたものの、第1楽章第1主題提示美しさ第2楽章第1主題詠嘆第2主題慰藉表出第3楽章中間部静穏さ等々、エッシェンバッハ音楽に対する真摯な姿勢が感じられる演奏ではありました。























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