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最近読んだ本より
神さまたちの遊ぶ庭
宮下 奈都
本を選ぶとき、装丁が気に入った本は
読んでも好きになれることが多いです
この本を手に取ったのは
作者 宮下奈都 さんの本を
既に数冊読んでいたこと
(「羊と鋼の森」 「メロディ・フェア」 「窓の向こうのガーシュイン」)
でしたが、
装丁も可愛らしいですね
内容は小説ではなくて
作者とご家族が
1年限定で北海道暮らした
生活を描いたエッセイです
福井から北海道への移住でも
かなりのカルチャーショックを
受けていらして
すぐに順応する子どもたち
俯瞰で見守りながら
一緒に楽しむ
親たちの様子が書かれています
時には
「お母さんはそれは違うと思うぞ?」
なんて言葉もあり
子どもの意見に
飲み込まれるわけでもなく
かといって
親の意見を押しつけるわけでもなく
これこそ
見守り
なんだな・・・と思えました
心に残った言葉を紹介して締めくくりますね
しあわせって、
たぶんいくつもの形があるんだろう。
大きかったり、丸かったり、
ぴかぴか光っていたり。
いびつだったり、
変わった色をしていたり
するかもしれない。
そういうのを
そのまんまで楽しめるといいと
つくづく思った
私もこんなふうに
おおらかな心を持ちたいと思いました