色々と思いつくままに。
【シニア空道の部 軽量級】
本命と見られていた元全日本シニア王者の糸永選手(草加)が優勝を飾りました。
その糸永選手の初戦は、4ヶ月半前のワンマッチで苦杯を飲まされた大倉選手(大宮西)。今回は、「因縁のバックハンドを両者がほぼ同時に放つも、糸永選手のそれが一瞬早く当たり、大倉選手がダウン!」 という、「どこかにシナリオライターでもいたんですか?!」と聞きたくなるような劇的結着でした。
反対ブロックから上がってきた佐藤選手(新潟)も組みが強い好選手。糸永選手との決勝はシニアのレベルを超えた激闘でした。誰もが「決まった!」と思った糸永選手必殺の腕十字をしのぎ切ったのは、今大会このクラスのハイライトでしたね。
残念だったのは、遠く宮城県からエントリーしてきた元全日本シニア二連覇の水野選手(多賀城)が、体調不良にて欠場となってしまったこと。
この辺りのメンバーは、5月の全日本でも優勝戦線に絡んできそう。更なる激闘、好試合を期待しています。
【シニア空度の部 軽中量級】
優勝した甲斐選手(行徳)は若い頃は北斗旗でも活躍した選手。そういった意味では「本命の順当勝ち」と思われそうで、それも決して間違いではないですが、例えば初戦の田沼選手(北本)とは(判定の)旗が割れる大接戦になったりとか、「そういった選手でも楽には勝てない」のが今のシニアのレベルです。素晴らしい。
【シニア空道の部 中量級】
大会前、大宮西にも出稽古に来てくれた全日本シニア王者の平石選手(行徳)が見事に優勝。おめでとう!
準優勝の野々山選手(総本部)はなんと年齢60歳! 私(渡邉)が間違っていなければ、関東地区において過去60代の選手出場は3人目で、勝利者、入賞者となったのは初(のはず)。野々山選手当人は「悔いが残る試合っぷりでした」と言っていましたが、どうしてどうして、歴史的快挙!ですよ。
【シニア空道の部 軽重量級】
こちらも行徳支部の横山選手が優勝。行徳支部は今回、「シニア空道の部」の5階級中、3階級をかっさらっていく暴れっぷりでした。
【シニア空道の部 重量級】
松原師範とともに総本部ビジネスマンクラスを長らく支えてくれた伊東選手(総本部)が優勝。
伊東選手はこの度「転勤が決まって東京を離れることになった」そうで、有終の美を飾った形になりました。新天地での公私ともどものご活躍を祈っています。
関東予選に関するコメントはまた別途。