ワンマッチ講評 | (社)全日本空道連盟 大道塾“TEAM-U”浦和/北本/大宮西支部のブログ

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空手x柔道≒空道(クウドウ)。世界60ヵ国以上に普及している日本発祥の武道です。さいたま市や北本市近隣で空手や柔道をお探しでしたらぜひ一度「空道」も見学に来てください。技の多彩さ、自由度の高さが魅力です。
入門受付随時。初心者歓迎! 目指せ、自分史上最強! (^^)/

まず総評として。

 

・先に書いたように、今回の参加道場数が13、人数が41というのはおそらく過去最大かな?! 試合数25は多分史上2番目。チョキ

・大勢で盛り上がれたのは嬉しかったけれど、でもその分長引いて、恒例のマススパー祭りができなかったのは非常に残念。えーん
・草加支部から少年部の参加が9名。先の関東交流大会で中村亜叶夢選手が優勝して盛り上がっているのかな? いいことだ。グッ
・最優秀支部賞があるなら日立支部が受賞したことでしょう。4戦全勝の好成績でした。びっくり
・遠く宮城県から参戦した東北チームも5戦全勝。さすが、わざわざ来られるだけあって、皆、気合いの入ったファイト振りでしたね。グー
 
 
以下、目立った試合に関し、順不同で。
 
・熊谷(早稲田)vs. 戸田(登米)
熊谷選手、体重差16kg、身体指数差は19もの相手に真っ向勝負で好試合を展開。びっくり 敗れはしたもののベストファイター賞を受賞。
 
・ターニャ(早稲田)vs. 戸田(登米)
掴みありのフルコンカラテ出身のターニャ選手。ハイキックにはさすがの切れを見せ、また柔道9年の戸田選手に組負けないでほとんど投げを許さず、逆に掴んでのパンチであわや「効果」の見せ場を作る。びっくり が、残念ながら顔面パンチのディフェンスはまだまだ難あり。「効果」を奪われ、敗戦。
反対に戸田選手は、格下2人の健闘に手を焼きながらもキッチリと二勝を挙げたのはさすが(ベストファイター賞受賞)。まだ打撃と柔道をそれぞれ個別にやっている感があるので、そこの繋ぎをもっと考えて練習するとまだまだ伸びそう。
 
・関川(日立)vs. 小林(大宮西)
関川選手の方から望んで成立したこのカード。小林選手の方が14kg重かったが、さすがに対策はキッチリと練ってきたようで、、。明確なポイントこそ奪えなかったが、終始自分のペースで試合を進めて、関川選手が判定勝利をゲット。
 
・小関(東北)vs. 中村(北本)
私(渡邉)の選ぶ、本日の「ザ ベスト・オブ・ベスト」の試合。21歳=小関選手と43歳=中村選手の対戦。
1R、開始早々に小関選手が得意の左フックを決め「有効」をゲット。その後も若さ溢れるキレッキレの打撃で攻め込む。「2R制の試合だったが、ストップを考えた方が良いか?ガーン」と瞬間考えさせられるくらいだったが、中村選手も上手くしのいで決定打を許さない。逆に首相撲からの膝蹴りの連打で「効果」を取り返してびっくり 1R終了。
2R目も中村選手がパンチで「効果」を奪ってさらに追い上げるびっくりも、その後が続かず、試合終了。ビッグポイントにより小関選手の優勢勝ちが決定。小関選手サイドから見れば、ブラジリアン茶帯の中村選手の寝技をキッチリと完封して見せたのは見事。グッ 両者ともにベストファイター賞を受賞。ニコニコ拍手
 
・糸永(草加)vs. 大倉(大宮西)
トリッキーな動きが持ち味の大倉選手、元全日本シニア王者を相手にバックハンドで「効果」を奪い、金星とベストファイター賞獲得。「らしさ」が爆発した試合振りでした。グッ
草加の糸永選手は骨折からの1年ぶりカムバック。相変わらずのシニア離れした動きのキレ、打撃⇔立ち組み⇔寝技間の展開の速さを見せ、その実力に衰えのないことを証明したものの少し試合勘、勝負勘といったものが戻ってなかった感じ(?!)笑い泣き
 
・安東(早稲田)vs. 浅水(川崎)
本戦、パンチで「効果」を収めた安東選手だったが、残念ながら 判定1-0 で旗は上がり切らずに延長へ。気持ちが切れないかと心配されたが、攻勢を強める浅水選手に対して果敢に応戦して、試合を終え「今度こそ」の効果優勢勝ち。初勝利おめでとう(ベストファイター賞受賞)。ニコニコ拍手
浅水選手は今回初参加(※川崎支部全体としても今大会が初参加)。継続参戦を期待します。
 
・高野(日立)vs. 川又(水戸)
身体指数 271 同士の超重量級対決。空道入門前の経験もお互いに伝統派空手の経験者で噛み合う展開に。結果はこのルールに一日の長があった高野の効果優勢勝ち。
川又選手=水戸同好会も今回初参戦。継続参戦を期待します。グー
 
・中村叶愛(草加)vs. 岸野 柊(草加)
ワンマッチ史上初の中学生女子同士の対戦。グー爆  笑 中学生女子で空道を続けている子は、全国を探してもそうそういないかと思われるが、逆に言えばそれだけ「空道が好きだ」ということでしょう。さすがに2人とも「稽古しているなぁ」と感じさせるレベルの好試合を繰り広げてくれました。勝者の岸野選手はベストファイター賞受賞。
「中学女子の数が少ない」ということは別の視点からは「チャンスが大きい」ということでもあります。このまま稽古を続けた2人がいつの日か、北斗旗全日本の舞台で活躍してくれるようになることを望みます。グッウインク


試合の写真を付けたかったけど、時間切れ。えーん
今日はここまで。