闇鍋日記 -267ページ目

似た者同士

毎週日曜日には妹と共に仲良しの姪っ子がやって来ます。昨日の事ですが我が家に来るなり『お兄ちゃん!』←姪は私の事をこう呼びます。
手にしたCDを渡すなり『これを聞いて感想のメールをちょうだい』
見ると彼女が今はまっている声優さん:鈴村健一のCDでした。しかも内容が架空の特撮ヒーロー物と来たもんだから私も嫌いじゃないので快諾しました。後で理由を聞いてみると何と鈴村健一がパーソナリティを務めているラジオ番組で姪のメールが読まれたのだそうでそこには~特撮好きの叔父~として私も登場しているのだそうです。ラジオコメントとなれば私も黙ってはいられないので思い切りマニアックな内容の感想を送ってやろうと思っているのですが残念ながら時間が無くてまだ聞けずにいますf^_^;日曜日までには何とかしようと思っているのですがねぇ…。

雪解け水のような人♪

今日の大河ドラマ『天地人』ではドラマの中盤の鍵を握る人物であるお涼さんが出てきました。この人は原作である火坂雅史著の同名小説に登場する架空の人物ですが千利休の娘という設定で主人公の兼続と密接に係わってきます。しかし番組を見ていて思うのですがここでの兼続はもう羨ましいくらいにモテモテですやね。実際の彼は正妻のお船さん一筋で側室を持たなかった事で有名な堅物ですが演じる妻夫木聡のイメージそのままに爽やかな好男子に仕立て上げられています。元々人気の高い武将ですから今後も人気が沸騰してくるんでしょうなぁ。何だか上杉景勝が可哀相になってきた…。本当は彼こそ豊臣家五大老の一人で前田利家亡き後の家康に対抗できるただ一人の武将だったんだよぉ!!

さよならエルボー馬鹿一代

プロレスリング・ノアの社長であり現在もトップを走るレスラーの一人であった三沢光晴が亡くなりました。原因は試合中に受けた高角度バックドロップの受け身に失敗しての脳出血だったそうです。プロレスラーの試合中の事故死というのはさほど珍しい事ではありませんがこと日本のトップレスラーとなるとあまり前例がありません。病気で逝ったジャンボ鶴田や橋本真也とは基本的に違います。しかし私は近いうちにこのような悲劇があるのではないかと心配していました。何故なら試合内容や技のかけ方が年々激しくなっていたから…。もう数年前になりますが女子プロレスのプラム万里子さんがやはり試合中の事故が原因で亡くなっていましてその頃の女子プロと今の男子がダブるのです。ノアと言う団体はジャイアント馬場さんが立ち上げた全日本プロレスから枝分かれした団体で本来は馬場さんの掲げた『明るく楽しいプロレス』をしていたものです。それがいつの間にか過激で激しい物に変わっていってしまいました。そのような方向に持っていった張本人の一人が彼だったのです。
二代目タイガーマスクとして華々しく登場してから今日まで常にトップを張り続けた男の死に様としてはいささか呆気ない気もしますがリングの上で死ねたのは本望だったかもしれません。彼が生涯大事にし、フィニッシュとして使い続けたエルボーバットは彼が進んでいった難しいプロレスとは正反対の実に判りやすい技でした。亡くなる前に基本に立ち返る事ができていたなら…そう思うと残念でなりません。

今頃は天国で師匠の馬場さんに怒られて大きい身体を小さくしているかもしれませんね。