闇鍋日記 -265ページ目

昭和の歌姫☆

さっきまでテレビ朝日の美空ひばり特集を見てました。ひばりさんと私のお袋は同じ年でしてお袋も彼女には特別の思い入れがあるようです。
見ていてつくづく思ったのは亡くなってもう20年以上になりますが今だに特集を組まれる程のスターは今のところ美空ひばりと石原裕次郎しかいないんだよな。って事です。おそらくこれに次ぐのが長島さんでしょうが少しでも長生きしてもらいたいから…。
彼女が踏んだ多くのステージが今はもう存在していません。新宿コマ劇場、帝劇等…昭和は遠くなりにけりですね。
番組が終わってお袋が言った一言『ひばりがいなくなったら歌番組が廃れたね』
私もそう思いました。衰退した産業が立ち直る為にはいわゆる【中興の祖】って人が必要なんですが今の音楽業界には見当たらないなぁ…。

ブエナビスタ♪

今日は会社が終わってからラテン音楽のコンサートに行ってきました。演奏するのは群馬出身のラテンパーカッショニストであるラリー寿永(すなが)をリーダーとするラリークーバオリエンテです。映画『ブエナビスタソシアルクラブ』でラテン音楽を聴くようになってそれなりに時間がたちましたが生の演奏を聴くのは初めてでした。しかしやっぱりどんな音楽でもライブが一番ですね♪大所帯…ピアノにウッドベース、パーカッションに管楽器が三本(トランペット、トロンボーン、アルトサックス)コンガにボンゴにキーボードまでいてボーカルが三人の総勢12人ですから音は分厚い!でもラテンの良さはそれだけ音を重ねても軽いんですよね。良い意味でのいい加減さがあるんです。曲にしてもおなじみねキエン セラやベサメムーチョからブエナビスタの中でも演奏されてヒットしたあれから20年、スクリーンミュージックとして有名な黒いオルフェ、日本では西田佐知子の歌で知られるコーヒールンバとバラエティーに富んでいて飽きさせる事がありませんでした。惜しむらくはグァンタナメラが演奏されなかった事くらいかな?今日は晴れて暑くなりましたが暑い日にピッタ
リの
熱いリズムに酔いしれた日でもありましたよ♪

母と子の絆

私が毎日読ませて頂いているブログに気になる記事がありました。それは要約すると大体こんな内容です。
【買い物をしようと食料品売り場へ来てみたら年端もいかない女の子が一人ぼっちで佇んでいた。辺りに親らしい大人もおらず、迷子かと思いレジが済んだら店の人に教えてあげようとしていたら若い母親らしき女が現れてブログに書けないような罵り声をあげながらその女の子の顔を平手打ちで殴っていた…。】そのブロガーさんも小さい頃に同じような経験をしているらしく見ていて過去の自分がフラッシュバックしてしまいトイレに逃げ込んで暫く意識を失っていた………と、まあこんな内容なんですが読んでいて実に複雑な気持ちになりましたよ。今の世の中、簡単に自分の子供を手にかける親の話をよく耳にします。それだけを見ていれば世も末だと思ってしまうのですが時をほぼ同じくしてこんな話も聞いていました。
これは私の会社の同僚で私より一回り以上下の子の話なんですが、実は彼女うつ病にかかって暫く会社を休んでいたんです。彼女はなぜか私に対してはいろいろと話をしてくれるので倉庫整理の合間に聞いてみたんです。『元気になった?』すると彼女はもう大丈夫ですと笑顔でこんな事を話してくれたのです。
病が重くなった時期にはこんなに苦しいのなら死んでしまいたいと思って母親にそれをこぼしたらしいのです。そうしたら彼女の母親は『お前がそうしたいのならいいよ。でも私もすぐに行くからね』と言ったのだそうです。それを聞いて彼女は『そりゃいかんだろう』と思いそこから元気を取り戻していったようです。
躾と言う建前の折檻を繰り返す親がいる反面こうした普段は何も言わないけれどその人にとって決定的な一言を教えてくれる親もいます。一部報道されている人で無しの親よりも大多数の親はこうして子供を見守ってくれているのだと私は信じたいのです。生まれてくる子供に罪はありません。しかもその子供達は親を選べないのです。親は無くても子は育つと言いますが親がいなければ子供は生まれてこないのですから大切にしてほしいと心から願うばかりです。
ま、子供どころか相手も見つからない独身男の戯言ですf^_^;