奢れる者は久しからず

都議会議員選挙の結果が出ました。ものの見事な民主の圧勝劇でしたが公明党の組織票が絡んでいるとしたら自民は数字以上の惨敗という事になると思います。半世紀以上もの間政治を担ってきた奢りからなのかそれともまだ人気があるのだと勘違いしていたのかここまで先延ばしにしてしまったのは失敗だったでしょうね。八月末に予定される衆議会議員選挙の結果が楽しみです。自民王国と言われる我が群馬県でも新しい風が吹くのか？たまには空気を入れ換えるくらいじゃないと澱んで腐ってきますからね。民主の応援をするつもりはないけれどさりとと自民に入れる気持ちも薄いだけにどうしようか迷っています。ただし棄権はしませんよ。それをしてしまったら政治を批判する資格もありませんからね。

戦のない世

今日の『天地人』は新たな人物として奥州の独眼竜こと伊達政宗が登場してきました。彼の半生については同じ大河ドラマで今は国際的な俳優になった渡辺謙が主演した『独眼竜政宗』に詳しいのですが実の母親に疎まれ弟を謀殺してまで掴んだ伊達家の当主の座でしたからこの時点では人を信用する事や兼続の掲げる民を愛し慈しむ気持ち等は理解し難い物だったのでしょう。洋の東西、古今を問わず戦と言う物は三つの事でしか起こり得ません。侵略戦争、宗教戦争、民族間抗争ですが本来であればドラマの中の話ではありますが景勝、兼続主従のようにトップに立つ人間が戦を仕掛けなければ戦争は起こらないのです。侵略戦争は欲が宗教戦争は価値観が民族間抗争は互いの優越感や貧富の差が争いの原因になりますがどれもこれも起こすのは人間です。鋭く尖っていた政宗の気持ちも国を支えるという大事に気付き実に柔和な政策を取る名君に成長していきます。今の世に必要なのは兼続のような清廉な政治家であって家康のような腹黒い政治屋はいらないとちらほら結果が出始めた都議会議員選挙のテロップを見ながら思ってしまいましたよ。

記念の日

今日は誰にでも一年に一度は必ず訪れる私にとっての記念日です。
今から４３年前の今日ビートルズ来日の熱気が覚めやらぬ東京の下町に未熟児にはならなかったもののかなり小さな赤ん坊が生まれました。生まれ落ちた時、他の赤ちゃんのように『オギャー』と元気の良い泣き声を上げる事もなく仮死状態で生まれたその子は看護婦さんに尻を叩かれようやく泣き声を上げたそうです。脳への障害も心配されましたが何事も無く（運動神経には障害があったかも…苦笑）丈夫に育った子供は成長し今このブログを書いています。精神的にはあまり成長しないままネ♪
同じ時に生まれておそらく１番の有名人になった渡辺美里ちゃんに一言だけそして自分自身に向かって一言

『ハッピーバースデー』