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あっち向いて、ほぃ!

オートバイとスノーボードと日常を

昔ね、アメ車のV8エンジンを弄ってた時があって

パフォーマンスパーツ等をアメリカから取り寄せるんだ。

 

そうね、シリンダーヘッドを例にすると

届いた新品ヘッドを観察すると目が点になる。

切削時のアルミの切子や各ポートの段付き等々で手直しテンコ盛り

ある程度は理解していてもポン付けでは到底使えない。

全てのパーツが同じと言わないが、この一件から完成品であっても

あくまで素材として見るべきと考えを改めた。

 

 

冒頭から、話は逸れたが

Winner-Xのパーツ、マジでそんなアメ車のパーツを思い出させる絶品たちで

パーツを組み進める度に何か問題が出てきて楽しさマシマシです。w

 

 

因みに今日は、バルタイのピストンとバルブの干渉チェックだ。

鼻からスムーズに事が運ぶと思ってないが

ここをクリア出来ればゴールは見えたも同然でテンションも上がるw

 

 

早速、円分度器をクランクに取付けようとしたら早々に洗礼を受ける

クランクのネジ切りが甘くナットが嵌らない、これ新品クランクですよ!

文句言っても仕方なく適正サイズのダイスを入手し修正。トホホ・・・

 

気を取り直して

ピストン、シリンダーを組み付け

リセス部に粘土を詰てバルブの干渉チェックの下準備を

 

ヘッドを乗せたら引き続きカムを組み付けバルタイ確認の下準備

 

 

完了したら、クランク回しますよ~

そ~れ、ガツン!

 

 

結果

 

粘土を詰める必要なくIN/EXとも見事に当たってる

なにが「ビックバルブ対応ピストンじゃ!」

少なくとも2mm程度はリセス拡大必要です。

 

 

ほんと日本の様に細かな説明書が有る訳でなく

パーツどうしの整合性もよく分からない

作業を進め初めて分かる事もしばしばあって

おかげで幾度とこのパターンで手を止めた事かw

 

とりわけ、原因が特定できれば為すことををするだけで

完成まであと少しもうひと踏ん張り気張るかな。

 

 

つづく

Winner-Xの組立て、ここにきて部品待ちで牛歩しています。

ほんと、中々すんなりとは行きませんわ~

 

今回は、そんな合い間をぬって

今の仕様での圧縮比は如何ほどか?

大まかだが計算してみました。

 

計測は至ってシンプルにオイルを灯油で薄めたモノを

アクリルの板で塞ぎ開けた穴から流し量を測る。

 

計測は3点

ヘッドの容積

ガスケットの厚み

シリンダとピストン側の容積

 

 

先ずは、ヘッドの容積

約11cc

 

ピストン、シリンダー側の容積は?

約4㏄

 

ヘッドガスケットの厚みは?

手元に2種類あって

金色のカッパーが、65mmx0.6mm=2cc

黒色が、65mmx0.3mm=1cc

 

シリンダーのベースパッキン、0.3mm

 

 

ボアxストローク、65mmx57.8mm

に当てはめて計算すると・・・

 

圧縮比、ガスケットのカッパーで 約11.7

薄い黒色ガスケットで 約12.3

 

取りあえず予定していた11.5~12.5に収まる様だ。

 

 

はやくパーツが到着しエンジンを組み上げたいが

しかし、余りの暑さで意欲が少し消失気味

どうなる事やら・・・

 

 

つづく

 

新調したシリンダーヘッド、なかなかの一筋縄では行かず。

 

 

エンジンの組み立てはボチボチ進捗していますが

作業を進めていく度に思わぬ落とし穴に引っかかり手が止まります。

日本の様に事細かに説明書がある訳でもなく

パーツごとの整合性も有って無い様なモノとして

チューンが増す以上ある程度の事は覚悟で進めています。

しかし、そんな中で「うわっ、コレは無いわ!」と言う事がありました。

 

 

バルブの擦り合わせやポートの段付き修正等が一段落しヘッドの仕上げも大詰め

そして、タペット調整をしていると何かがおかしい

このエンジン、リテーナーと言われる部分にシムを嵌めこみ隙間を決めるが

そのシムの収まり?座りが非常に悪い。

多分、これで組み上げると最悪シムが外れてブローするパターンやつ

 

 

なにが?

どこが問題?

 

 

結果的に原因は2点

一つがバルブ頭がノーマルより微妙に長くシムの嵌りが浅くなる

これは頭を研磨(0.3mm)することで対処。

 

しかし、もう一方がまさかのパーツだった。

ヘッドと一緒に海外から購入した取った純正部品のリテーナー

精度の甘さからシムを嵌めた時に遊びがある。

 

左側が問題のダメなリテーナー、

右側が今まで使用していた日本で買ったリテーナー

 

どちらも純正パーツの同じ品番

見た目の色の違いは有れど中心のシムを嵌める穴の径が微妙に大きい

値はノギスで測っても小さ過ぎて数値が出ない程度

この製品に制度の違いはなに?生産国?

 

 

シムを嵌めてのみる

 

左が問題のダメ方、右が今まで使っていた側

 

シムの端を押すとダメな方は簡単に浮き外れてしまう

右側は押した位では浮かず磁石で引っ付けないと外せない。

 

実際に、このまま使用するのは余りにもリスクがあり過ぎる

バルブの長さについては社外パーツで納得できる部分は有るけど

リテーナーについては純正部品、いままで純正だから安心と思う所が有ったが

今回の件で少し考えさせられた。

 

 

さて、無事にエンジンは組めるのか?

つづく