na0の転がる石 苔まみれ

MGMT 『Congratulations』 2010年4月7日発売


世界に叫びたい気持ちでいっぱいである。これほどまでに素晴らしいサウンドをボクの耳にまで届けてくれて本当にありがとう。そして、このアルバムの名の通り『Congratulations』と。


昨今USインディーシーンで人気が再復興してきたサーフロックと1stにも満載だったMGMTらしいサイケロック、そこにLibertines風ガレージロックにエレクトロポップを混ぜ合わせることで、奇跡的な超化学反応がここに起こっている。昨年春に発表されたAnimal Collectiveの『Merriweather Post Pavilion』にも匹敵する、ネオサイケの金字塔となりうる作品だ。


こういう言い方は好きではないが、これは21世紀の『Pet Sounds』だ。過去の名盤と比較しても何の意味もないが、しかしこの形容が一番しっくりとこのアルバムにはあてはまる。ただ、『素敵じゃないか』と疑問符をつけ、こちらに同意を求めるような謙虚さを持つ過去のそれよりも、強くただ一言『おめでとう』と世界に対して言い放つその強引さのほうがボクは好きだ。


日本のロックに足りないものがすべて詰まっているといってもいい。日本でこのような音楽がメジャーに来る日はいつになるだろうか。日本と海外の差はますます広がっていく。

タワレコにMirrazが!
しかも同じエレベーターに!


ただ顔はわかったけど名前がわかんなかったから声かけれんかったorz

oasisが6月、新たにベスト盤を出すという。名前は『Time Flies』。


収録曲を見たところ・・・あの『Rock'n'Roll Star』が無い。


前のベスト盤『Stop The Clocks』でも一番最初に来ていたあの名曲。『Wonderwall』や『Songbird』、『Live Forever』が一番という人も多いが、ボクの中ではあれが一番、あれがoasisなのだ。デビューアルバムの一曲目、多くの人がoasisというバンドと最初に出会うその曲で高らかに宣言した『I'm a Rock'n'Roll Star』のその一言にボクはやられたのだ。


もうそこまで昇りつめたからなのか、リアム。


ノエルと一緒じゃないとその曲は唄えないのか、リアム。


今年のフジには来るのか、リアム。


やっぱり変な髪型だぞ、リアム。


na0の転がる石 苔まみれ


ASIAN KUNG-FU GENERATION 『ソラニン』 2010年3月31日発売


まずはジャケットを見てほしい。イラストレーター・中村佑介がアジカン関連の作品で真正面から男の顔を書いたのはおそらく初めてである。では、ここに写っているメガネ男子は一体誰なのか。


ソラニンは同名マンガの登場人物・種田が作り出した彼のバンド・ロッチの曲である。だからこのメガネ男子はソラニンの作り手である種田とみるのが妥当だ。だが、このメガネ男子はマンガ作者の浅野いにおにもそっくりである。さらにさらに、どことなくではあるが、アジカンのゴッチにも見えてくる。


つまりはソラニンには3人の作者がいるのだ、作中で曲を作った種田。そして種田の手や口を借りて詩を書いた原作者、浅野いにお。そして、その詩に手を加え、メロディーを与えたアジカン、ゴッチ。この3人のメガネ男子の三位一体によって作り出され、そして完成した『ソラニン』。原作ファンもアジカンファンをも裏切らない、会心の出来だ。


だが、アジカンの名曲や代表曲にはならないかもしれない。というのはそんな位置では留まらないかもしれないからだ。おそらくは、映画を見に行ったすべての観客を魅了するだろう。ロックファンはもちろん、ただ宮崎あおいや高良健吾のファンというだけで観に行った人でも心を打たれるだろう。


バンプやラッドをとりあえず聞いておけばいいと思っている若い世代には強く突き刺さるだろう。結局はミスチルが1番いいと思っている人も考え直すに違いない。日本のメジャー音楽に見切りをつけ、インディーズや洋楽しか聴かないと決めてしまった人も振り返らせる力をも持っていることは間違いない。



日本のロックのあり方が変わる瞬間かもしれない。



そして、カップリングの『ムスタング(mix for 芽衣子)』。オリジナルのムスタングはヴォーカルにかぶせるようなベース音がとても印象的だったが、今回はそれを抑え、EDにふさわしい余韻を残すような曲に仕上がっている。


失敗していると思うのはレコード会社のセールス方針。なぜにCMを民放各社で流さない。いまこそ、アジカンの新たな出発を高らかに宣言する時だろう。音楽専門チャンネルだけでやってても普通の人は見ないし、そういうのを見る人はもうみんな知ってるんだから意味がないっちゃない。


レンタル店で働いてる人、覚悟すべし。「すいません、ソラニンは貸し出し中です」さぁ何回言う羽目になるだろうか。

無い。いろいろ聞いてはいるがブログで紹介したいほどのものはなかなか・・・。というか、事変とかまってちゃんのせいで感覚がナチュラルハイでいつもならいいと思えるのもそこまで感じられなくなっています。


つーわけで、とりあえず今年ここまでに聴いてきたのをとりあえず箇条書きしていきます。横のアルファベットは個人的評価。SSS、SS、S、A、B、Cという感じで。


9mm parabellum bullet MS『命のゼンマイ』・・B

abingdon boys scholl AL『ABINGDON ROAD』・・B

aiko MS『戻れない明日』・・C

AKB48 MS『桜の栞』・・B

andymori AL『ファンファーレと熱狂』・・S

The BAWDIES MS『HOT DOG』・・B

The Birthday AL『STAR BLOWS』・・B

the brilliant green MS『LIKE YESTERDAY』・・B

capsule AL『PLAYER』・・B

DOES MS『夜明け前/チョコレート』・・B

ent AL『ソラニン サウンドトラック』・・S

Every Little Thing AL『Change』・・C

FACT AL『In the blink of an eye』・・A

flumpool MS『残響』・・C

Galileo Galilei miniAL『ハマナスの花』・・C

Ken Yokoyama AL『Four』・・A

L'Arc~en~Ciel MS『BLESS』・・C

LOVE PSYCHEDELICO AL『ABBOT KINEY』・・A

MASS OF FERMENTING DREGS MS『ひきずるビート/まで』・・A

Northern19 AL『Smile』・・C

ONE O'CLOCK MS『完全感覚DREAMER』・・B

the pillows MS『Rodeo Star Mate』・・S

SCANDAL MS『瞬間センチメンタル』・・B

school food punishment MS『future nova/after laughter』・・A

S.R.S. AL『Across The Mindset』・・B

supercell MS『さよならメモリーズ』・・C

the telephones miniAL『A.B.C.D.ep』・・A

YOUR SONG IS GOOD AL『B.A.N.D』・・A

YUI MS『GLORIA』・・SS

YUKI AL『うれしくって抱きあうよ』・・A

WEAVER AL『Tapestry』・・B

アナログフィッシュ AL『Life Goes On』・・B

阿部真央 AL『ポッぷ』・・S

藍坊主 AL『ミズカネ』・・S

嵐 MS『troublemaker』・・B

いきものがかり MS『ノスタルジア』・・C

忌野清志郎 AL『Baby#1』・・A

北乃きい MS『サクラサク』・・C

清竜人 AL『World』・・A

斎藤一義 AL『ゴールデンスランバー サウンドトラック』・・A

サカナクション AL『kikUUiki』・・SS

サンボマスター MS『できっこないをやらなくちゃ』・・A

神聖かまってちゃん miniAL『友だちを殺してまで。』・・SSS

ストレイテナー AL『Creatures』・・S

ステレオポニー MS『はんぶんこ』・・C

世界の終わり MS『幻の命』・・B

相対性理論+渋谷陽一郎 miniAL『アワーミュージック』・・SS(←レビューし忘れましたがかなりの良作品!!)

竹内電気 AL『PLAY』・・B

東京事変 AL『スポーツ』・・SS

東京スカパラダイスオーケストラ+奥田民生 MS『流星とバラード』・・A

トータス松本 MS『ストレイト/ポーチライト』・・B

怒髪天 AL『オトナマイト・ダンディー』・・S

中川祥子 AL『しょこたん☆カバー3 アニソンは人類をつなぐ』・・S

難波彰浩 AL『THE WORLD iS YOURS!』・・A

フルカワミキ AL『Very』・・A

ベッキー♪# AL『心の星』・・B

ポルノグラフィティ MS『瞳の奥をのぞかせて』・・B

水樹奈々 MS『Silent Bible』・・B

レミオロメン AL『花鳥風月』・・B

オムニバス AL『NO MUSIC, NO LIFE』・・S


洋楽に関してはホントに全然聴いてませんので箇条書きにもできません。あしからず