na0の転がる石 苔まみれ

毛皮のマリーズ 『毛皮のマリーズ』 2010年4月21日発売


マリーズとBAWDIESはロックのルーツを現代に鳴らしている、という文脈では同じである。ただBAWDIESはそれを黒人の声で唄うことで完全に再現しようとしているが、マリーズはそれをオリジナルの、一聴すれば嫌悪感すら覚えてしまうような「志磨遼平」の声でやろうとしている点でBAWDIESよりも独創的だ。さらにいってしまえばマリーズは過去のロックに縛られるだけでなく、現在までに構築されてきたすべてのロックを通過し、その上で原点回帰し再構築してブルースを鳴らしているのだから非常に高度である。だがそれは彼らのオリジナリティではなく、Jロックの麒麟児「忌野清志郎」の見せてきた世界、それそのものである。


だから結局は清志郎の模倣と言ってしまえばそれで終わりなのかもしれない。しかし、日本において唯一無二であった清志郎の精神性を未来につないでいくということだけでも価値がある。と、そんな気休め程度の低い評価では志磨遼平は満足しないだろう。だからこそブルースやフォークと「BABYDOLL」や「すてきなモリー」といった現代ロックが同次元に存在しているのだと思う。


彼らの進んでいく道は険しい。そしてその道の続く先に見える「忌野清志郎」という峰のなんと気高く、なんと雄々しいことか。しかしそれを無視して彼らは前に進むことはできないし、挑戦をやめてしまえば彼らの存在価値は無に等しくなる。その山脈を越えることができる日はいつになることか。このアルバムを聴いてその日はそんなに遠い先のことではない、そんな気がした。

リリースがたくさんありますが、実はお金が全くなく今週中にレビューはひとつもできません


まさに生殺し!!なんか逆にわらけてくるわ


・・・いや、何もいわないでください。一番つらいのは僕自身です


ちゅーことで来週にレビューあげまくります。一応さっきあげた中から3枚か4枚レビューしたいと思ってます

ですねぇ、今週は。なにがって、新リリースがですよ




サンボマスター、毛皮のマリーズ、斎藤和義、サニーデイ・サービス、DOES、plenty、海外からもノーチェックでしたがモッズの神Paul Weller様も(本当は先週ですが気付いたのが今日なので今日)!!!こんなにリリースが重なるとは!うれしい悲鳴です




しかーし、注目は9mm Parabellum Bullet VS THE BAWDIES!!!




たとえるならば、あの絶頂期のBlur VS oasisがごとく!!!いや、当時のことは知りませんが。




意外とすごいことですよこれは。どちらも今の人気なら1位とってもおかしくないバンドどうし。




さぁ、どっちが1位に輝くのか!?個人的には・・・うーん・・・きゅ、いやボー・・・・いやいやいや。


















個人的はやっぱりサニーデイです。えぇ、やっぱ曽我部さんです。




・・・なんですか?しょうがないじゃないですか、オッサン好きなんだから。




とにかく、注目の対決です。みんなもダウンロードではなくこういう時くらいCD買いましょう、マジで!!


na0の転がる石 苔まみれ

perfume 『不自然なガール/ナチュラルに恋して』 2010年4月14日発売


10年目スタートを飾る記念シングルは両A面。『不自然なガール』はテクノというよりはcapsuleのようなクラブミュージック寄り。そして『ナチュラルに恋して』はメロディをサイドに寄せ、彼女たちの声がとても生音に近く感じられる良作。


そしてこれまたPVがかわいいのだ。いやぁもうなんちゅーか・・・ねぇ///わかるでしょ?


ヤスタカ氏もかなり精力的なので、バンバン曲作って早くニューアルバム出してほしいなぁと思う今日この頃。


na0の転がる石 苔まみれ

school food punishment 『amp-reflection』 2010年4月14日発売


サカナクションがエレクトロを基調とするバンドなら、彼女らschool food punishmentはそれをうまくかわし、利用することができているといえる。しかし、それでも「エレクトロ・ロック」である。エレクトロの力をとてもささやかに、だがしっかりと引き出している。


すごいのは1枚のアルバムの中で成長の過程が如実に表れているところだ。おそらくはこの中で一番古いだろう『futuristic imagination』と最新シングルの『future nova』ではまったくといってもいいほど違う。またほかの曲でもvo.内村の声の伸びが非常に違う。短いスパンで多くのシングル発表をしてきたことで、バンドとして一気に成長したのだろう。たとえるなら、はぐれメタルばかり倒して一気にレベルアップ、みたいな。


おそらくはフェスにもたくさん出るだろう。この夏注目、school food punishment。ちょっと長いが覚えましょう。今に売れますよ、ええ。内村さんめっちゃカワエエし。