久しぶりに「鈴懸」で
春を感じるお菓子を
購入してきました
こちらの日記に書きましたが
先日、東京ミッドタウン日比谷へ
その時に購入したのが
鈴懸の和菓子です
商都博多に生まれて九十余年、
自然豊かな九州の四季折々の
厳選した素材のみに由来する
味と技を極めた創作和菓子のお店
東京都内には2店舗、
新宿伊勢丹と日比谷にあり
新宿の方でよく購入していましたが
コロナ禍で新宿に行く機会が減ってしまい
随分と鈴懸にもご無沙汰でした
久々ということで
やっぱり「鈴乃最中」は食べたい！
苺大福も名作なんだよねと
結局たくさん購入してしまいました
鈴乃最中（すずのもなか）
1個108円（税込）
〜芳ばしい最中は新潟産の
糯米“こがねもち”ならではの妙味。
鈴懸伝統の餡を挟んだ鈴形の最中。
その奥深さをご堪能ください〜
鈴懸の看板商品の一つです
これは鈴懸に行くと
つい買ってしまいます
こんなに小さくても
薄焼きのパリッとした最中の皮が
サクッとした歯ざわり！
口の中にブワッと広がる
この香ばしさがたまりません
中身はつぶあんです
鈴懸の餡ってなめらかな
こし餡のイメージの方が強いですが
実は、つぶあんであっても
みずみずしくてなめらかなのは同じ
小豆の味わいと上品な甘さ
パリッとした最中の皮の
バランスの良さが本当に最高です
ぼたもち
1個238円（税込）
〜蒸した糯米のうまみを
十二分に味わえる自慢のぼたもちです。
十勝産小豆のつぶあんと、ひき割り
羽二重糯でなめらかに仕上げました〜
ぼたもち、おはぎは
母の得意料理なので
実は、あまりお店のものを
購入したことがないのですが…
今年は帰省できなかったので
初めて購入してみました
やっぱり鈴懸らしく
つぶあんでも餡がなめらかです
そして、同じつぶあんでも
最中よりも潰しが強めで
とろり、としています
内部のもち米も、上質な
羽二重糯（はぶたえもち）を
蒸しあげてひきわり状にしているので
モチモチ、ふわふわ、とろとろ
砂糖の甘さは素材の旨味を
引き立てるくらいの塩梅で上品
素材の旨味と、何より
この口当たりの良さに驚かされました
苺大福
1個335円（税込）
〜福岡県産の新鮮な苺“あまおう”を
柔らかな求肥で包みました。
皮むき小豆のこしあんが苺の美味しさを
いっそう引き立てます〜
早春の季節、鈴懸に行くなら
これは絶対外せないですね
言わずもがなの名品です
あまおうの美味しさを生かすため
しっかり濾されたこし餡は
餡の甘さがあまおうの甘さに
勝ってしまわないように、と
水分量までもが計算されているそうです
なので、頬張ったその瞬間から
溢れ出る苺のいい香りと美味しさ
甘酸っぱい苺果汁と溶け合った
さらっとした上品なこし餡と
包み込む極薄の求肥の
モチっとした食感がたまりません
やっぱり苺大福は
お気に入りの甘楽もそうですが
苺が主役に据えられた
柔らか系がわたしは好みです
桜葉餅（さくらばもち）
1個206円（税込）
〜ふっくらと蒸し上げた佐賀県産の
ヒヨクモチでこしあんを包み
桜の葉で挟みました。
春が薫るやさしい味わいです〜
こちらも今の季節限定です
今回、初めて購入してみました
桜餅は桜色のものが多いけど
鈴懸のものはもち米そのままの
「白い」桜餅です
道明寺系というか…
やや潰したもち米でこし餡を包みこみ
桜の葉2枚で、もち米全体に
桜の風味を移しています
粒のプチプチも残された
もっちりしたもち米は
ほのかな塩気と桜の味わいで
こし餡はサラサラでなめらかな
甘さ控えめ上品な味わい！
そして何より、とにかく
桜葉の香りがすごーく豊かなんです
公式HPに書かれているとおり
「春が薫るやさしい味わい」
この表現がぴったりの
春ならではの味
年中行事に合わせて
和菓子を食べるのも好きなんですが
今年の春分は、うっかり
食べ損ねていたんです
そのうち、今年は早くも
桜が満開を迎えてしまったけど
やっぱり季節の和菓子を食べることで
春の訪れを、より深く実感できますね
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