氷の城壁^・ω・^ | ゆにふぉーむ屋さんのぶろぐ^・ω・^

少年ジャンプ+で連載されてる「正反対な君と僕」という漫画が大好きなんですが
そちらと同じ作者さんの作品である「氷の城壁」を2回読みました。
1回はピッコマでちまちま読んでたんですが、まとめ読み&何度も読みたくて電子書籍で買い直しました。
WEB連載の縦読み漫画なので、書籍での販売は難しいみたいなのがちょっと残念。

シーモア https://www.cmoa.jp/title/229254/
LINEまんが https://manga.line.me/product/periodic?id=699129
ピッコマ https://piccoma.com/web/product/62764

会員登録すれば1/3くらい無料で読めるはず…( ˘ω˘)
他にもほとんどの電子書籍のサイト等で配信してます。

「正反対な君と僕」はポップで優しいラブコメなのに対して、
こちらは人間のちょっと嫌な部分やトラウマをどう受け止めて生きていくか、みたいな
どちらかというと仄暗い部分にスポットが当たる作品です。
絵柄やコメディパートはポップなので読みやすいんですが、
登場キャラクターたちの感情の揺れ動く感じや葛藤がリアルですごく心が惹かれます。


▼あらすじのようなもの
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氷川小雪は地元から離れた高校に通い、クラスで友達を作らずいつも一人。
一人が楽で、他者と関わらないほうがいいと思っていたところ、突然別のクラスの雨宮湊に声をかけられる。
整った容姿で友達が多く、周りがつねに賑やかな湊に、自分とは相容れない人間だと線を引いていたが、
幼なじみの美姫と友達だったことから、徐々に接点が増えていく。
美姫・湊の共通の友人である陽太も加わり、何かと4人で過ごすことが増え、小雪の心が変わり始める。
だが、中学での人間関係のトラウマが残る小雪は、湊に対する警戒がとけない。
一方、湊は美姫から「一人でいる人が可哀想だという考えから小雪に近づくのはやめて」と、
自分が無意識のうちにしていた行動を指摘される。
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表面上、仲良し4人組。
ただ、それぞれの心のうちはすごく複雑で、それは誰が悪いとかでもなく、
無意識な傲慢さであったり、臆病で踏み込めなかったり、少しのすれ違いからの綻びを見ないふりしたりするから。
でも人間関係って、それが当たり前だったりするんですよね。

そういう経験を経て、失敗して傷つきながら、自分も誰かを傷つけて生きていく。

そういった心の機微をものすごく繊細に描いていて大好きな作品になりました。

登場キャラクターみんな大好きなんですが、特に美姫が好きです。
陽太との関係性に疑心暗鬼になっちゃう美姫がね…すごくいい。
そして「そうじゃない」といえるだけの陽太の誠実さも描かれているのがいいです。

私は紆余曲折経てくっついた人たちの後日談がすごく好きなので、いつか後日談や外伝がまた見れたらいいなあ。

「正反対な君と僕」も最高に面白いので、ジャンプラでぜひ読んでみてください~…!
1~3話は誰でも無料ですぐに読めます。
絵も色使いもポップで大好き…!(書籍でも買おうか悩み中)

正反対な君と僕 ジャンププラス