人と石を繋ぎ、人と龍を繋ぐ妻かずみんと凸や凹を楽しみながら、
夫婦龍遣いとして毎日龍にまみれて楽しく龍活中!!
一筆龍絵師の永田です。
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龍の胴体って・・・
いや、そもそも龍って想像上のものと言われていますけど、
もし実在していて、肉眼でいつでも見ることができるとするならば、
胴体の中には骨格がしっかりあって、
その周りには筋肉があり、
神経も通っているはず。
私が一筆龍を通して胴体を描く時、
こだわっていることが大きく二つあります。
1つ目は、「立体感」
優雅に空を泳ぐ龍を表現するためには、
胴体の背と腹を
見せるように描くのがポイント。
写真で分かるように、
紫の色が見えている部分が背、
ウロコがくっきりと見える白い部分が腹。
これを表現するには、筆の持ち方、
うねりを描く時の動かし方にコツがいります。
そのコツを掴めばこうして立体的な胴体が描けます。
私も最初はこの表現方法が全く分からず、
何度も動画を繰り返し観ながら勉強していました。
4年前に練習で描いた懐かしい龍。
胴体の背と腹がはっきりと分からず、
立体感が全く無いのが分かりますね。
当時、他の絵師さんのような立体感を出したいと思って、
色々な筆の動かし方を試し続けた結果・・・
6日後に描いた龍。
ちょっとだけ背と腹の区切りが分かります。
なんとなくコツを掴んだようで、
その練習を繰り返していたことを思い出します。
黒一色で描いているのに、濃淡がある。
筆一本でそれをやるんだから、
一筆龍絵師って凄い技術を駆使しているんだな~と思っていました。
4年前はこんな感じで試行錯誤していました。
立体感を出せるかどうかで、乗るエネルギーも変わるし
龍らしい力強さも増します。
2つ目は「理にかなったうねり」
胴体に骨格、筋肉、神経があるならば・・・
このように滑らかな胴体のうねりになるはず。
骨格・筋肉・神経の全てを感じさせる胴体になります。
これだと
胴体がガタガタしていています。
骨格の動きに反しているようで、うねりも不自然に感じます。
こうなるとリアル感に欠ける作品になりますね・・・
※あくまで私の見解です
どちらに力強さやリアル感を感じるかは明白かと。
胴体のうねりを通して、
龍の力強さや筋肉感が表現できると
よりリアルな龍が生まれます。
ここには私のこだわりや想いがあります。
骨格感や筋肉感を損なわずに胴体を
うねらせながら描くのは、
何にも反発せず、抵抗することもなく
常に自然体
でいることの大切さを意味しています。
龍はいつも自然体で、
何にも抗うこともなく優雅に空を泳いでいます。
龍からメッセージを降ろす時にも
あなたがあなたらしく、自然体でいることの
大切さをいつも教えてくれます。
※龍からもメッセージをお届けした皆さまにはそれが伝わるかと思います
それをイメージするように胴体を描いています。
私の一筆龍部屋に飾っている特別サイズの作品。
胴体の長さを活かして、用紙も細長くしてみたら、
より龍が自由に泳いでいるように表現できました。
たかが胴体かもしれませんが、
こんなこだわりを持ってお届けしています!!という記事でした。
私が生み出す龍が
「生きている!🐉」と
言ってもらえることが多いのは、
こうしたこだわりや想いが、作品を通して
皆さんに届いているからだと思い、
それを励みにこれからも精進します🐉
ご希望日に合わせて実施している
「一筆龍講座」では、そういった細かなこだわりや想いも
余すことなくお伝えしています!
気候も良くなり動きやすい時期でもありますので、
一緒に一筆龍を生み出してみませんか?
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