人と石を繋ぎ、人と龍を繋ぐ妻かずみんと凸や凹を楽しみながら、
夫婦龍遣いとして毎日龍にまみれて楽しく龍活中!!
一筆龍絵師の永田です。
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一筆龍絵師になる!!と決めて
最初にやったことといえば・・・
とりあえずは見よう見まねで
筆、墨汁、紙を用意して、
龍のウロコをイメージしながら、
胴体を何本も描く練習をしていました。
約4年前、懐かしい写真です。
龍というのは水の神さまと言われます。
水といえば”流れ”や”動き”を連想しますから、
動きのある胴体を意識して描くべく練習をしていました。
↓↓これはウロコが表現できているようですが、
立体感がありません。
だからペタッとした平面的な胴体に見えます。
でも、絵師さんの動画を何度も繰り返し視て、
手の動き、筆さばきを研究しました。
それを参考に筆の扱い方を工夫することで・・・
こんな風に胴体の背部分と腹部分で色の強弱も
表現できるようになります。
こちらのほうが、胴体に動きと力強さを感じますね。
(これは描き始めて1週間後くらいでしょうか、胴体の描き方の基本を掴んだ頃)
たった一本の筆で、このような表現が可能なんですよ。
順調だな!
その時はそう感じていました。
次のステップは顔だ!!
顔が描ければ一筆龍を完成させられる!
ということで龍の顔を描いてみました。
しかーし、、、
これが全くうまくいかなくて・・・
龍の顔を描く難しさを痛感したんです。
一筆龍講座やお問合せでよく言われることとして、
龍の顔をどうやって描けばいいか?
顔がどうしてもうまく描けない・・・
龍の絵を描こうとするときに、皆さんここで
立ち止まってしまうようです。
※諦めてしまう要因になるようです
私にとっても、
ここが最初の”つまづき”でした。
この龍の顔は、京都一筆龍の手島さんの作品を
真似て描いたのですが・・・
・・・ほど遠いです。
こんなにも力強い顔をサラッと描いていることが、
その時の自分には信じられませんでした。
真似をしてもこのレベルですから、
いかにバランスの良い顔を描くのが難しいのか。
それを痛感したできごとでした。
でも、手島さんが描く龍の顔は、
手島さんが生み出したもの。
それを真似していても前進が無いな、と思いまして、
自分が描いてみたい龍の顔を参考にして、
精度を上げていこうと当時の私は決めました。
これは初めて言うことですが、
参考にしたのは、「龍が如く」というゲームに出てくる主人公。
桐生一馬(きりゅうかずま)の背に宿る
刺青の龍。
※画像をお借りしました
このキャラクターが好きで、龍の顔も好きだったので
当初、参考にさせてもらいました。
まさか、ゲームキャラクターを参考にしていたなんて
思いもよらなかったでしょう?
とはいっても、
似ても似つかぬレベルではありましたが
※この頃には宝珠に龍体文字も書いていたようです
この龍の顔が私のベースになって
進化して
また進化して
現在だと、目にラインストーンも施しています。
と、このように3年をかけて進化してきました。
一筆龍絵師として最初のつまづきは、
顔を描く難しさを痛感したことです。
つまづきはしたけれど、
自分ならきっと何とかできる!
の気持ちが少しだけ上回ったから、今につながっています。
当時なら一筆龍絵師になることを
辞めることもできただろうけど、そうはしなかった。
やり続けたい
挑戦したい
ことだったからです。
そう思ったのは、
自分自身の生き方そのものを表現できる
と感じたから。
と、かっこよく言っていますが、
大好きな龍を自分で描けるって最高じゃないですか。
そして、私と同じように龍を好きでいてくれる方に
届けられたらシンプルに幸せだから続けています。
それに尽きます。
近々、新しい作品も紹介したいので、
お楽しみに!!