こんにちは、一筆龍絵師 永田です。
1/22の天赦日に受付した一筆龍オーダーの制作をしています。
その1つを紹介しますね。
私の場合、
オーダーいただくのは金龍さんが圧倒的に多く、
次いで白龍さんです。
今回は『赤龍さんに少し金を』という
オーダーを初めていただきました。
色の土台は金ベースか白ベースで描いていますが、
メインを赤にされたいオーダーでしたので、
完全に赤ベースで描き
胴体が乾く前に金粉を振りかける手法で『少し金』を表現しました。
こんな感じ!
深紅の胴体に金粉を吹きかけることで
”うねり”の立体感も表現できます。
とても大きな如意宝珠を舌で巻き付けていますが、
西東京市にある田無神社の『撫で龍』をモデルにした表現です。
しかも、手にも如意宝珠を掴んでいますので、ものすごい幸運ですね。
胴体のうろこ部分に沿ってうまく金粉を乗せるには、
描いたばかりだと胴体全体に金粉が付着してしまいますし、
乾きすぎると金粉が付着しません。
その塩梅を見ながら吹きかける必要があります。
しかも、乾き具合は
その日の湿度や気温、明るさによってタイミングが変わるので、
本当に職人さんのような見極めが必要なんですよ~。
紙が黒いため、あまり暗い色では表現が難しいかもしれませんが、
やってみてとても勉強になりました。
究極は黒い紙に黒龍さんを描き、
金粉をふきつけて胴体をしっかりと見せる手法もあるので
今後挑戦してみます。
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