今日は、家の内外を繋ぐウッドデッキのお話です🤗

その上にご自宅用ポストを設置される場合も増えてきました🍀




📪 📭 📬 📫 ☺️v




これは、代配でお伺いした地区でのお話です🗞



その地域は、こちらと同じく東京のベッドタウンとしてかなり早くから住宅地へ新興されたせいか、地形を活かした注文建築がそのまま年季を帯びてなんて戸建も多いです🏘



↑ 当時はまだデザイナーズ住宅という言葉はなかったと思うのですが、建築士さんが施主さんと時間を掛けて聞き取りをされたのが容易に想像つくほどです。



中でも私がびっくり仰天したのが、前面道路から枕木階段をクネクネと登る、いかにも渓谷にでもありそうな山小屋風のお宅🏡



剥き出しの地表面には大きな岩がゴロゴロあり、その隙間を埋めるように大小様々な植栽がなされていて、

隣の建物がなかったら異世界へワープしたのかと錯覚してしまうほどの緑風が吹いています。



しかし、

そこまで力が入った外見で郵便受けだけがポツンと接道ギリギリの下側にあるはずもなく、パッと見で絵になる上空へ🤫



↑ 私、コンパスが短いですから、自分の膝を押すように1歩ずつハイキングコース()を登らせていただきました🦵



お目当ての、これまた小洒落た木製ポストは、玄関の数段下に踊り場を設けられていて、

ほうほうの体(てい)でこれをまた降りるのかと、ちょっとゲンナリして腰を伸ばしていたら、ウッドデッキの脚部分が見えました👀



下からでは気づきませんでしたが、玄関横が掃き出し窓になっていて、そこへ手すり付きウッドデッキがあったんです。



↑ すでに成長しきって密な庭木に隠れた位置のせいか、少し朽ち果てかけていて、ジメッと暗い感じでした🌳



🙄(推測する居住者さんのご年齢だと、高原保養地に憧れた世代かしらね



そんな印象を抱きつつ、苔むした枕木にスリップ注意しながらの下山(!)と相成りました

(-.-;)_-‾




チューリップ黄 チューリップ赤 チューリップ紫 チューリップピンク チューリップオレンジ




さて、本日のお題の中心:ウッドデッキ。



私が配布員になったばかりのころ、

タウン誌でしたから、子育てファミリー層をメインターゲットに回っていたら、

新築なのに庭土を半分以上も掘り起こしている戸建が1軒ありました🏡



次号で伺うとお手製らしきウッドデッキが出現しており、小学校に上がる前後の三姉妹が思いおもいにわちゃわちゃお絵描きしていました🖍



こちらの郵便受けの隣がちょうど庭のメッシュフェンスでしたから、


👧🏻『おばちゃん、何を入れてるの? また来る?』


なんて聞いてきてくれたりで、もう可愛らしいったら🤭



どうやら部屋構成が対面式のカウンターキッチンとダイニングで、その延長線上にウッドデッキをDIYで設けられたようでした。



↑ これなら親御さんが台所にいても目は届くので、アイデアですよね

d(^_^o)



その後も何度だかビニールプールで水遊びとかピクニックランチ中みたいな感じでちょくちょくお会いできたので、

我が子とはもはや身の回りの世話より学費に頭が痛い私としては、幼い三姉妹のわちゃちゃぶりを楽しみにお届けしていました。



なんですが、

10年配布員として同じ地区をぐるぐる回っていると、見え方も違ってきてしまうんですよねー😮‍💨



まず、三姉妹揃っては3年くらいで終わってしまいました。



そもそも、今の子どもって小学校の上級生ともなれば習い事や塾で外遊びなんかしていないですし、妹の半分お守りなんかより同級生を好みますよね。



その結果、1人消え、2人目もになって、残った末っ子だけならわざわざウッドデッキに遊び道具を持ち出すよりダイニングテーブルで充分となったようでした。



↑ そして現在、

ひと気のほぼないウッドデッキは色褪せ、ところどころ木目に沿って欠け出しています。



中でも私が1番に顔を背けたくなるのが、ウッドデッキの脚部分🫣



家側から見たら南に面するウッドデッキも、前面道路からしたら塀越しの陰になる北向きですから、常にジトッと黒く湿っているような



↑ もとより、私の配布地域あたりではごく普通な敷地サイズの分譲戸建ですから、大人がそこで何かをするには人目がメチャ気になる位置でして、

私も投函作業中に三姉妹とお話しできるレベルで接近でしたから、このまま時が流れていくのかなぁ


と、主婦目線でそんな思いに駆られてしまいます。



↑ でも、配布員である私の関知するものでもないしと直視せずにいたら、


近年、あちらこちらで玄関前をウッドデッキ繋がりにぐるっとステップフロアのようにされ、その上にご自宅用ポストを置かれる戸建も見受けられるようになりました📪



↑ 外観は確かに映えますし、建築的な意味で床面積には入らないけど視覚的には広々ワンフロア効果を狙ったのかなと素人の私は見させていただいていますが、

天然木で、しかも角材ではなく板状でこれをされますと、この現象が😱



そこで、私・猫実(ねこざね)としましては、見た目そっくりな人工木だとありがたいな😅



↑ こちらは足裏を乗せたときの感覚が少し違いますが、経年劣化がほとんど見当たらず、

また、特に定期的なメンテナンスを必要とされていないようなので、お忙しい現代人にはピッタリではないかと

d( ̄ ∨ ̄)




↑ 日本人は樹木に対する憧れイメージが強く、地形的な凸凹には天然木材のほうが加工しやすいのかも知れませんが、

風雨にさらされるウッドデッキの防腐処理や塗装がご趣味でないならば、いっそのこと出来合いセットを組み立て、用が済めば廃棄する算段で設置されたほうが良いのでは?


なんて、子育て終えた遠眼鏡で私は考えています🧐



私も今や人生折り返しの50代ですが、もう既に家周りの補修が億劫になり、一日延ばしにしている状態です。



マイホーム計画をお持ちのお若い人々は子育て中心で先が見えづらいかも知れませんが、

幼児はあっという間に身体的な成長を遂げて子ども用を卒業しますし、

何より終の住処とされる親御さんの緩やかに下る老後は、その何倍も長いですから、


マイホーム計画の照準を目の前のあどけないお子さんの日常に当て過ぎると、その残置物の処理が後年もっと体力的にキツくなってから大変を引き起こしかねない


とか余計な老婆心は、居住者さまにお会いしても無理矢理飲み込んでいる1・配布員の私・猫実(ねこざね)なのでした🤐



どなた様も、仕事都合で郵便受け函の前まで来るだけの人間に言われたくはないですよね😑



(口にしたら私も老害確定😂




↑ 以上、

婚地転入の完全同居で義父母を見送った一介の主婦としてのボヤキでした。



マイホーム計画中でしたら、方眼紙か何かに1度は年単位の時間軸を取ってみて、手の掛かる時期とお金にまつわる期間の見える化されることを強くお勧めしたいです。



保護者さま自身の老後居住終了まで目一杯想定したら、学童保育期なんかは案外と短いです💸








おまけ:

↑ とどのつまり、どこにお金を掛けるかは重要ですよね




🏢 🚚 🏠 🚶‍♀️ 📬




次回は『浴室・窓ガラスに浮かぶシルエット』の巻です。

曇りガラスのお話です。

お楽しみに🍀