今日は、広報誌の代配先でやらかしたときの話です🤗

昭和のアパート1棟を、まるごと配布せずに通過してしまいました🍀




📪 📭 📬 📫 ☺️v




これは、私も完全全戸配布の広報誌に慣れて、代配も引き受け出した頃の失敗談です😵



代配地区の配布地図を先読みした際に、

取り立てて捌けるというか、短時間でたくさん投函していくような大型集合住宅はなかったので、


🤔(これはちょっと時間が掛かるかな?)


と、余裕をかなり持って臨んだら、


高度経済成長期の新興住宅街だったせいか戸建のほとんどが公道側からダイレクトにポストイン的な造りで、


おまけにちらほら点在する小さな木造アパートも昔風の分かりやすい集合ポストだったので、


意外とあっさり終了😅



地域によっても、本当に街並みが違いますよねー🏘



そんな感じで、帰宅してもまだ足に余力があったので、

配布完了報告は後回しにして、

先に翌日行こうと思っていたコンビニ払いもついでに済ませてしまおうと、身分証入りのネックストラップと帽子だけ外して徒歩で向かいました🚶‍♀️


レジ前では70代くらいの白髪男性👨🏼‍🦳が柿ピーと缶ビールをお会計していたので、


😋(いい組み合わせだなぁ私も帰ったら1杯いただいちゃおっと🍺


なんて思いながら順番待ちをしていました。



70代男性👨🏼‍🦳の会計が終わったとき、ちょうど配送らしき人が通い箱(通函)を持って入ってきたので、

レジさんが確認に向かわれたからそんなにすぐお店を後にしたわけではないのですが、


ちょっと陽の落ちかけた帰り道で


☺️(この辺りに広報誌を代配したのは私なのよ〜♬)


なんてルンルンしてたら、

先ほどの70代男性👨🏼‍🦳に追いついちゃいました。



なんとはなしに


🙄(ごく軽い半身麻痺かな?)


と、ゆっくりめな後ろ姿を遠目で見ていたら、

ある1棟の古い木造アパートの敷地に入った


のに!


動きというか、通った道なりがアレレ⁉️な感じ😳



何と言うか、

配布員として私がそのアパートに行ったときは、一階が多分大家さん宅で公道側に面したガラス引き戸、二階は壁沿いに進んで集合ポストで折れて階段上ルだけだったはずなのに、


70代男性👨🏼‍🦳は階段を登らず、その向こうを回ったんです。



😨(一階は全て大家さん宅だと思い込んでいたけど、もしかして別部屋があるのかな?)


と、公道から精一杯に覗いてみても、そんな感じではありませんでした。



😰(暮れなずむ時間帯だからちょっと良く見えないなぁ。配布員の身分証が有れば、ズカズカ入って確認しちゃうのだけど


と、躊躇していたら、その向こうに透ける白壁あたりでサッシの動くカラカラと音がしたので、

思い切ってお聞きしようと直進させてもらったら、


先程の70代男性👨🏼‍🦳が腰高窓に座ってタバコに火をつけていました

Σ('⌓◉’)



😲「スミマセン、私、今日この地区に広報誌を配布した者ですが、郵便受けに届きましたでしょうか?」


👨🏼‍🦳『ポスト? 今しがた見てきたばかりだけど、何も入ってなかったよ』


😱「すぐにお持ちいたします❗️



全力疾走なんてウン十年ぶりでしたけど、一目散に駆け戻って残部を鷲掴み、自転車の荷台籠にドンッと放り込んでかっ飛ばしました🚴‍♀️



70代男性👨🏼‍🦳はそのまま待っていてくれたらしく、集合ポストの場所を指差してくださったおかげで何とか無事に投函できました。



その場で息せき切ってヘタリ込む私に


👨🏼‍🦳『明日でも良かったんだけどねぇ』


と、わざわざ玄関ドアまで来て労ってくださいましたが、


配布には終了日時が決まっている


とは、お答えできませんでした。息も上がり過ぎて、心臓が止まりそうだったので🥵



そうしたら、騒ぎを聞きつけたのか、公道側の木造アパートの二階から80代くらいの男性👴🏼が『どうした?』と降りてきました。



👨🏼‍🦳『この人が役所の便りを入れ損ねたと届けに来てくれたんだよ』


👴🏼『あー、お前んとこ、分かりづらいもんなぁ』



80代男性👴🏼によると、


・昔は一面が野っ原で、誰もが勝手に通っていた

・先に木造アパートを建てた大家が身内にも勧めた

・隣の地主も見習って建てようと役所に行って初めて袋地だと判明した

・木造アパート大家が親戚だからと賃借人の通行を快く了承するも、地主は迷惑がなるべく掛からないようにと他の人が無断で行き来しづらい設計にした

・その後、周りにも建物が増えて白い外壁すら見えづらくなった


だそうです。

囲繞地(いにょうち)通行権って話ですよね😮‍💨



80代男性👴🏼、木造アパートに新築当初からお住まいの生き字引さんでした。



そんなこんなでお礼をお伝えして、

自宅に戻ってから何故未配布を起こしたのかと改めて配布地図を見てみたら、


木造アパート:〇〇荘

白壁アパート:コーポ〇〇


↑ 〇〇には苗字が入るのですが、

同族の地主さんなので、同じ漢字〜😂



"荘"、"コーポ"、"ハイツ"なんてよくある羅列だからとすっ飛ばして見ていたのが敗因でした🗾



ともあれ、以降の初見地では配布地図上でマークしながら確認するようになりましたし、


あの日、もう少し歩きたいからと徒歩でコンビニに行って、

店員さんが通い箱を数えて受け取りサインする仕事ぶりを見ていたり、

前列にいた白髪男性👨🏼‍🦳のお陰で完全全戸配布を完了できたので、


配布漏れしたけどラッキーな1日だったなと、今も思う次第です。



ひとっ風呂浴びて報告を上げた後のビールと柿ピーは最高でした

( ^ ^ )/□






おまけ:

↑ 誤配を防ぐ意味でも、こういう仕組みにならざるを得ないのかもしれません


↑ 毎日のように初見地へ赴きポスティングされるスタッフさんは、本当に凄いと思います




🏢 🚚 🏠 🚶‍♀️ 📬




次回は『傘が下がるポスト』の巻です。

濡れた傘を取り出し口に引っ掛けて水切りされていた郵便受け函のお話です。

お楽しみに🍀