今回は、昨日TBSさんで放送された『コウノドリ』第6話「タイムリミット 最後のチャンス」をお送りします♪
今回は前編をお送りします♪

ペルソナ総合医療センターに一台の救急車が飛んできます。
加江ちゃん「佐野真理子さん、43歳。31週の妊婦です。腹痛を訴えていて、出血もあると、早剥(上位胎盤早期剥離)かもしれません…」

緊急の妊婦さんの所へ駆けつける加江ちゃん!
加江ちゃんと真弓、そして、ナースの平井沙織(白石糸さん)が救急車を迎えたところに、サクラと四宮も合流します。
四宮「バイタルは?」
救急隊員「血圧75の30、心拍数100です」
四宮「チアノーゼ(皮膚や粘膜が青紫になる症状)を起こしかけてる!産科の四宮です。ちょっと見ますよ」
真理子「うっ…」
四宮「硬い…」
サクラ「腹腔内出血だ…胎児心拍も落ちてる」
四宮「オペ室に大至急!」
サクラ「新生児科に連絡。あと救命救急にも来てもらって」
加江ちゃん「はい!」
真理子を乗せたストレッチャーは、オペ室に。オペ室の準備室には、サクラと加江ちゃん、四宮がオペの準備を。
そこに、救命救急科の加瀬と新生児科から新井と白川も合流。

四宮をリーダーに真理子の緊急開腹手術が始まります。
四宮とサクラが真理子と赤ちゃんを助ける手術に、加江ちゃん、加瀬、新井、白川も見守ります。

加江ちゃんも見守ります♪
手術後のベンチに、サクラと加江ちゃん、加瀬、新井の姿が。
加瀬「残念だったな、赤ん坊…」
サクラ「はい…」
加江ちゃん「子宮破裂だなんて、思いませんでした」
サクラ「分娩中ならまだしも。31週の妊婦に起こることは、ごくまれなことだから」「でも、お母さんを助けられてよかったよ」
加江ちゃん「はい!」
サクラ「加瀬先生、ありがとうございました」「救命の協力がなければ、母体も危ないところでした」
加江ちゃん「佐野さん、何年も不妊治療を受けていたそうです。やっと授かった赤ちゃんがこんなことになるなんて…」

真理子の努力の結果に失望する加江ちゃん…
一方、真理子の病室には、四宮と沙織がベッドに横たわる真理子に、
四宮「子宮破裂を起こしていて、かなりの出血でした」「破裂を起こした箇所の修復も不可能で、子宮は摘出せざるを得ませんでした…」
真理子「そんな…私…頑張ったのに不妊治療。あんなに頑張ったのに…」
真理子の姿に四宮も言葉が出ず…
真理子「せめて、赤ちゃんに会わせて…」
加江ちゃん「2年前、子宮筋腫を取る手術を受けて、その後も、何度も体外受精をして、やっと授かったそうなんです」
加瀬「そのときの手術の傷がげんいんってことか…」
サクラ「子宮に一度、メスを入れると、破裂するリスクは高くなります」
加瀬「10年前に、産んどきゃよかったんだよなぁ」
新井「はぁ!?」
加瀬「患者は43だろ。10年前だったら、筋腫も小さくて自然妊娠できたんじゃねえの」「やっぱ子供は、早くつくっておくべきだよなあ」
スッと加江ちゃんが立ち上がり、加瀬の目の前に。
加江ちゃん「加瀬先生、女には産みたくても産めないときがあるんです」
加瀬「おう…」
加江ちゃん「出産や子育てには、お金がかかりますし、社会に出てキャリアを積もうとすると(新井を指差し)あっという間に30過ぎちゃいます!そして、妊娠したら、マタハラが待ってるかもしれないんですよ!」
加瀬「マ…マタ…」
加江ちゃん「マタニティーハラスメント!妊娠が職場で嫌がらせを受けたり、一方的に、休職や退職に追い込まれることもがあるんです!」
加瀬「知ってるよ、それぐらい」
加江ちゃん「医者の世界もそうですよ。女医は子供を産むから、当てにならないとか言われるじゃないですか!患者のお産は、たくさん診るのに自分の子供はつくれない、女医たちには、そういう現実もあるんです」
加瀬「お前、子供をつくるような相手いたの?」
加江ちゃん「いませんよ!(机を叩きながら)そういう問題じゃない!!」
サクラ「下屋、下屋、ちょっと怖いよ…」
加江ちゃん「だって!」
新井「産休の後、復帰できない女医も多いのよね。子育て支援も充分じゃないから。要は、簡単に子供を産んで育てられる環境じゃないってこと」
加江ちゃん「そのとおりです!加瀬先生分かりましたぁ?」
サクラ「産みたいときに子供を産むのが、女性のまっとうな権利なんだけどね」
新井「現実はそうじゃない。女にはタイムリミットがあるのに…」

加江ちゃん激昂!!
一方、朝の通勤時間。永井浩之(小栗旬さん)は娘の芽依ちゃんを連れて、保育園に向かっていた。


かしの木保育園に到着した浩之。芽依ちゃんを保育士の先生に預け、会社に向かうとき。保育士の先生が「仕事頑張ってね~」と芽依ちゃんの手を振ります。その姿に浩之のは、亡くなった晴美を思い出します。
晴美「ヒロ君、行ってらっしゃい。仕事頑張ってね」
晴美の言葉を思いだし、仕事に向かう浩之。その顔には、やる気と晴美、芽依ちゃんに対する愛情が満ちあふれています。
ペルソナでは夜勤明けの小松さんと真弓、真田知香(小林きな子さん)が帰路します。エレベーターで小松さんと真弓がお肌についてのトークの時に、ある女性(西田尚美さん )が出てきます。
女性「えっ、うわっ、出遅れた…ちょっと…」
真弓「不妊外来、今日も患者さんでいっぱいですね」
小松さん「朝早くから、みんな頑張るね!」
加江ちゃんの声「晩婚化が進んで、第一子出産の平均年齢は30歳を越えました。それとともに、不妊治療を受ける人も増え、今や6組に1組が検査や治療を受けていると言われます。そして、念願の赤ちゃんを授かった妊婦さんは…」
サクラの診察室には、36週の竹下敦子(森口瑶子さん)が検診を。
サクラ「竹下さん、今日で36週ですね」
敦子「やっと臨月です。予定日まであと、ひと月」
サクラ「今日も赤ちゃん、元気ですよ」
敦子「あっよかった~」
サクラ「ただ、赤ちゃんが少し小さめなのとタンパク尿が出始めているのが気になりますね…」「万が一、妊娠高血圧症候群になってしまうと大変なので、少し早めに入院して様子を見ましょうか」
敦子「入院って…赤ちゃんは大丈夫なんでしょうか?」
サクラ「はい、大丈夫ですよ!」「ただ、率直に言って。43歳という年齢を考えるとリスクはあります」「ですから、入院していただいて、毎日様子がみられる方が僕らも安心です」
敦子「分かりました」「私も主人も、この子に会えるのが楽しみで、不妊治療、5年続けてやっと授かった子なんです。お母さんになれる、最初で最後のチャンスだと思ってます」

その頃、四宮が担当している妊娠さんの本田が、仕事のキャリアアップのため、人工妊娠中絶をしたいと申し出ます。
本田「将来的には、子供が欲しい。今回は諦めても、また来年か再来年産めますよね?」
四宮「占い師にでも聞いてください。卵子というのは、女の子がお母さんのおなかの中にいるときにつくられ、その数は後から増えることはありません。ですから、あなたが年を取るのと同じように、卵子も老化していきます。卵子が老化すると、妊婦率は下がる一方です。来年か再来年、また妊婦する保証はどこにもありません」「そのおなかの中の赤ちゃんを産むことができるのも本田さんしかいませんが」
四宮の卵子の実状を聞かされた本田は、またもう少し考えるとうなだれます。
不妊外来の待ち合い室には先程の女性が待っています。
「相沢さん、相沢美雪さん」のアナウンスが。
相沢は、担当医の岸田秀典(高橋洋さん)から今回も人工受精が失敗してしまったと報告を受けます。
岸田は相沢に、人工受精6回目で失敗続きなので、体外受精を奨めます。
岸田「38歳ですよね。時間を有効に使うために、体外受精へのステップアップを検討しませんか?」
美雪「あっ……体外受精ですか?」
加江ちゃんの声「人工受精は、質の良い精子を選んで排卵日に子宮に注入する治療方法です。人工といっても自然の妊娠とプロセスは変わりません。一方、体外受精は、採取した卵子を体の外で受精させ、それをお母さんの子宮に戻すのです」
美雪「でも、何だかどんどん自然な妊娠から遠ざかってるような気がして」
岸田「不妊治療の目的は、赤ちゃんを産んで元気に育てることです。そのために医療の手を借りるのを負い目に感じる必要はないんですよ」
そして、体外受精ができる確率は、30歳で30%、40歳になると10%まで下がると岸田は言います。

浩之は職場の上司に、担当している高木物産にOA機器を導入をするプレゼンを、後輩と一緒にやってくれないかと持ちかけられ
ます。そして、高木物産の担当をいずれ後輩に引き継いて欲しいと頼みます。
しかし、浩之は高木物産とは信頼関係があるからと一歩も引きません。
引き下がらない浩之に上司は、「お前の仕事は評価している。けどな、保育園のお迎えがあるから、接待には行けませんじゃ困るんだよ…」
浩之「(沈黙から)一人で大丈夫です!必ず結果は出します。任せてください」
浩之にも違う形のマタハラが起きつつあります。
美雪が勤める“イヴェール出版”では仕事仲間の“おめでた”で社内は盛り上がりますが、ある社員が「長期で休むぐらいなら、いっそう辞めてくれた方が」と言葉にもならないマタハラ発言を。
そして、仕事の仲間は、不妊治療に頑張る美雪にもある種違うマタハラを。
一方、産科医の受け付けには、サクラと加江ちゃん、ナースの方々がミーティングを。
加江ちゃん「産後の山田さん、出血多めです。注意していきましょう」
加江ちゃんの注意にナースたちも気合十分です。そこに、岸田が敦子が入院した情報を確かめるために、サクラのもとへ。
岸田「竹下さん、入院だって?」
サクラ「あっ、岸田先生」
岸田「どんな具合なの?」
サクラ「尿タンパク、プラス3です」
岸田「血圧上がってきたね」「前は110の78くらいだったけど」
加江ちゃん「覚えてらっしゃるんですか?毎日、大勢の患者さん診てるのに」
岸田「特に竹下さんは、着床してから3回も初期流産してるからね。つらい思いをされた分、今度こそはと思ってね」「鴻鳥先生、よろしく頼みます」
サクラ「はい」

岸田先生の患者さんへの思いに感動する加江ちゃん♪
岸田やサクラのに見守られ、入院する敦子は神社に行き、安産を祈願します。

―その夜。
新井は彼氏の野崎とひと月ぶりのデートを。
新井「4週5日」
野崎「おいおい、俺は妊婦じゃないぞ」
新井「ごめん(笑)」
野崎は新井の新生児の仕事が大変だろうと気遣います。新井は「う~ん、でもね。赤ちゃんってすごいパワー持ってるのこっちが元気がもらえるっていうか。それで、頑張れちゃうんだよね」と今の仕事にやりがいを感じています。
そして、話は昨日、よろしく緊急に運ばれた真理子の話に。新井は、赤ちゃんを助けられなかったことに「医者って無力だなって思った」と痛感します。
新井を励ます野崎は、新井に田舎にいる野崎の母親から手紙が来たと…そのときに新井の携帯が鳴り、緊急の呼び出してペルソナへ向かいます。
そのペルソナには満月が、煌々と射します。
沙織「今夜は、もうお産無さそうですね」
小松さん「油断は禁物。今夜は満月だよ」
加江ちゃん「満月の日は、お産が多いって迷信じゃないんですか?」
知香「いや、今日、日勤だけで5人生まれています」
加江ちゃん「あーあー」
加江ちゃんも納得したとき、
浩之「すいません!鴻鳥先生は?」「芽依の様子が…」
サクラ「あっ!永井さん」

芽依ちゃんは今橋の診察で問題ないと。
今橋「赤ちゃんによくある発熱です」
浩之「でも、芽依は今まで、こんなに熱を出したことがなくて」
今橋「生後6ヵ月ぐらいで熱が出るのは、体の中で、細菌やウィルスと闘っているということです。これも成長の証ですよ」
浩之「そうなんですか。よかった~」
今橋も落ち着いたら、帰って大丈夫と。
浩之はサクラや加江ちゃん、今橋に心配をかけたと謝ります。
小松さん「良いお父さんだね~。芽依ちゃんのことちゃんと見ててくれて」
しかし、顔が曇る浩之に、サクラと加江ちゃんが気づきます…
その頃、緊急で呼び出された新井は担当している赤ちゃんの症状が落ち着いたことを確認します。白川が「オンコールじゃない日に、すいませんでした。新井先生、予定あったんじゃないですか?」と謝ります。
しかし、新井は「いや、別に」とこちらも顔が曇ります。
サクラと浩之はひさしぶりの対面を。
サクラ「1ヵ月検診以来ですね」
浩之「ええ」
サクラ「あれから、どうしているか。気にはなっていたんですが」
浩之「何とか、やっています」「最初は、田舎のお袋に手伝いに来てもらったんですけどね。そうそう、頼むわけにもいかなくって」
サクラ「でも、一人じゃ大変じゃないですか」
浩之「失敗ばかりですよ」「晴美が見たら「何やってんの!」って怒られます」「今晩だって、もっと早く気づいていれば…」「保育園のお迎えに後、芽依を連れて会社に戻ったんです」
会社に戻った浩之から上司から電話があり、あまり無理しないように「共倒れでもしたら、取り返しつかんぞ」と心配する内容だったのです。
浩之「でも、つい仕事に夢中になっちゃって…」「芽依のこと、気づいたら赤い顔して、ぐったりしてて…慌ててしまって」
浩之「ダメだなぁ、俺。父親のくせに」
浩之「きっと晴美なら芽依の異変にも、すぐに気づいて、落ち着いて切り抜けたんでしょうけど」
サクラ「どんなお母さんだって初めての子育ては不安だらけですよ」
サクラ「夜中に焦って電話してきたり。赤ちゃん抱えて、駆け込んでくるお母さんも大勢いるんです」
浩之「何だ…そうですか(笑)」
サクラ「はい!みんな一緒です」
浩之「晴美も、あんな事故にさえ遭わなければ、今頃、そんな母親になっていたんですね」
サクラは、6ヵ月前の記憶が蘇ります。
浩之「半年過ぎても、まだ慣れなくて」「晴美がもうどこにもいないということに」「でも、頑張らなくちゃですね。この子を残してくれたんだから」「晴美はバカだなぁ。急いで死んじゃって。」「身ごもったからのあいつは、とても幸せそうでした」
浩之「でも、本当の幸せは、生まれた後にあるんですね」
浩之「おなかの子が、愛おしいって晴美は言ってたけど、芽依をだっこしたらもっともっと愛おしくてたまらないのに…」「それを知らずに、先に逝っちまうなんて」
浩之の心からの言葉に耳を傾けるサクラに、ぐする芽依ちゃんの声が。
そして、浩之は芽依ちゃんに『Baby ,Got Bless You』を聞かせます。
静かになる芽依ちゃん。浩之は、晴美がおなかの中にいた芽依ちゃんにBABYの曲をよく流して、聞かせいたエピソードをサクラに話します。
芽依ちゃんを連れて帰る浩之に、サクラと加江ちゃん、今橋がお出迎えします。
サクラ「永井さん、困ったらいつでも来てください」
加江ちゃん「私たちも、芽依ちゃんをお顔見れるのすごく嬉しいです」
浩之「はい」
今橋「私も娘が2人いるんです。滅多に家にいないダメな父親ですが、少しは相談に乗れるかもしれません」
浩之「ありがとうございます」
加江ちゃん「お気を付けて」
今橋「それじゃ、お疲れ」
加江ちゃん「お疲れさまです」

芽依ちゃんにバイバイする加江ちゃん♪
浩之の後ろ姿にサクラは、養護施設の時を思い出します。
―回想シーン
サクラ「ねぇ、景子ママ」「俺には、父さんいないの?」
景子ママ「アホやなぁ~おるに決まってるやん」
サクラ「どこにいるのさ?」
景子ママ「それは分からへん。でも、お父さんがおらんかったら、サクラは生まれてきてないやろ」
景子ママの言葉を思いだし、
サクラ「父親か…」
加江ちゃん「先生?」
サクラ「うん?ああ~行こうか」「そう言えば、下屋のお父さんってどんな人?」
加江ちゃん「えっ!?いきなりですね~」
サクラ「そうだよね」
加江ちゃん「う~ん…曲がったことが大嫌いで、厳しい人なんですけど、キレイな女の人に弱いです」
サクラ「そうか」
サクラ「父親か…」

浩之の“父親”として子育てする姿にサクラにある心境が芽生えます…
そして、これから出産に向かう、敦子。
はたして、敦子は無事、子供を産めるのか!?
この続きは後編で♪
『コウノドリ』第6話前編終了です♪
とまあ~こんな感じで締めくくりをm(__)m
みなさ~ん!!先ほど、フジテレビさんで『正直女子さんぽ』放送されましたね♪今回は、牛久をお散歩でしたね♪
そして、明日またまたフジテレビさんの昼12時から『ウチくる!?』のゲスト、津川雅彦さんのサプライズ・ゲストに出演しますよ♪拍手!!
津川さんとはNHKさんの『銀二貫』での共演以来ですね♪まっつん、どんな裏話をしてくれるか楽しみです♪
今日もまっつんに感謝!!