先日、千唐流の公式ホームページに私のコラムが掲載されました。
タイトルは「矛盾の故事を技術の質の向上に活用する」で、このブログでも稽古の様子と合わせ、いろいろな角度からお話ししてきたことです。
それに関連して東西の哲学に出てくる話と絡めた内容になっています。
空手道を文化として考える場合、哲学的な視点からも考察し、実践することが必要と考えています。
ホームページでの話はそのほんの入り口ですが、生涯空手道の修行を継続していくベースになるのは確固たる思考であり、その意識の下で身体を動かすことが大切と考えています。
もちろん何歳になっても上達することを目標に行なうことになるでしょうが、そういう時に私自身も意識していることの一つが今回のコラムのテーマになっています。
千唐流の公式ホームページは今年リニューアルしており、新たにいろいろな師範に様々なテーマで執筆をお願いして掲載するという企画があります。
コラムの大きなタイトルは「達人達が綴る月刊モノローグ」となっていますが、こういうタイトルのところに掲載されるというのは気恥ずかしい気持ちです。
ご覧いただいてどのような感想をお持ちになるかと心配なところもありますが、公開されましたので後戻りはできません。
上にアップしたのはコラムの冒頭の画像ですが、そこには私のことについての概略も記されています。
その内容も気恥ずかしく思っていますが、内容的なところをご覧いただき、また、千唐流について関心を持っていただければ幸いです。
このホームページには千唐流の歴史についてのページがありますが、そこも私が担当させていただきました。
こういうところは流派を問わず関心が高いところになりますが、そういうところも合わせてご覧いただき、千唐流の過去から現在、そして未来への広がりをご高察いただければ幸いです。