東大島~南砂町散歩 10月13日(日) | 東京散歩道

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「東京お散歩教室」主宰、小島信康が綴る身近な街の素敵発見探訪記。

こんばんは(^-^)/


今回は13日(日)に開催しました東京お散歩教室

東大島~南砂町散歩 」の様子を簡単にご紹介します。


出発は都営新宿線東大島駅から。


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東大島駅前広場にある青龍のオブジェ。

ここが江東区の東部に位置することから、四神の青龍が設置されたそうです。


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大島小松川公園の「わんさか広場」を通って、中川船番所資料館へ。

写真ではわかりづらいですが、東京スカイツリーがくっきり見えます。


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「中川船番所資料館」3階にある中川番所の再現ジオラマ。

中川番所では、幕府の流通統制政策に基づき

江戸に入る物資の取り調べを厳しく行なっていました。

こちらでは、役人と船頭さんの会話(自動音声)から

当時の荷改めの様子をうかがうことができます。


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旧中川を旋回する水陸両用バス「スカイダック」。

スカイダックが出入りする旧中川・川の駅が

中川船番所資料館の向かいにあるため

資料館の展望室から、スカイダックの航行シーンがよく見えます。


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資料館見学後、旧中川・川の駅へ。

タイミングよく、川から上がって出発するスカイダックを見送ることができました。


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続いて、小名木川の河岸に整備された「小名木川しおのみち」をお散歩。


写真の橋は、小名木川に架かる「塩の道橋」。

小名木川は、江戸初期に開削された人工の河川で

かつては、行徳塩田でつくられた塩を運ぶルートとして

大変重要な役割を果たしていました。
塩の道橋の外観は、そうした歴史的背景を踏まえながら

東京都が進めている小名木川景観整備との調和を図るため

木目調のデザインに仕上がっています。


河岸散歩の次は、大島稲荷神社へ。


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陽光で、朱色が眩しいほど光り輝いていた大島稲荷神社。

慶安年間(1648~1652)に、小名木川近くの海辺が度々津波に見舞われ

耕地が荒廃し、住民が苦しんだことから、伏見稲荷大社の分霊を奉遷し

産土神として祀ったのが始まりといわれている大島稲荷神社。

松尾芭蕉が立ち寄り、句を詠んだことでも知られており

境内には、芭蕉像と「女木塚」という句碑が置かれています。


大島稲荷神社をお参りした後は、テレビや雑誌でお馴染みの人気商店街

砂町銀座商店街に行って、お待ちかねの食べ歩きタイム!


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「餅菓子 伊勢屋」の串団子。

ずんだあんは人気があって、すぐに売り切れてしまうのですが

この日は運よくGETできました!


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「手作りの店 さかい」の名物マグロメンチ。

ボリューム満点です!


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「増英かまぼこ店」のおでん。

ダシがしみていて、とても美味しいです。


食べ歩き体験の次ぎは、亀高神社を参拝。


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倉稲魂命(うかのみたまのみこと)をご祭神として祀っている亀高神社。

今回は、こちらで記念写真を撮らせていただきました。

皆さん、撮影ご協力有難うございました(^-^)/


亀高神社をお参りした後は、旧大石家住宅へ。


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仙台堀川公園内に保存されている江東区で一番古い民家「旧大石家住宅」。

土日と祝日のみの公開で、建物内の座敷にも上がることができます。(見学無料)


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スタッフの方が見せてくださった昔の家の様子を表した立体絵。

大石家やその周辺で暮らしていた人々の多くは

昔は半農半漁の生活をしていたと、教えていただきました。


古民家見学の後は、仙台堀川公園を散策。


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仙台堀川公園は、仙台堀川(砂町運河)を埋め立てて造った親水公園。

ですので、川の氾濫を防ぐ護岸壁が、今でも敷地の両側に続いています。

場所によっては、川底だったところから、高い護岸壁を見上げることもできます。


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こちらは、園内の「流れる川」という親水ゾーン。

深さは膝下くらいまでで、夏は子供たちの恰好の水遊び場になります。


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水と緑の公園を抜けた後、都内では貴重な光景といえる

非電化単線の貨物専用線「越中島支線」を紹介して、南砂町駅でお散歩は終了。


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最後に全員で、駅近くのファミレスでお茶をして解散となりました。


ご参加くださいました皆様、長時間お付き合いいただき誠に有難うございました。

次回のお散歩も、またどうぞよろしくお願い致します。


東京お散歩教室

http://tokyo-osampo.com