母の日にもらったカーネーションを長く楽しむために | お花の癒しにふれる場所 n.Ground

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フラワーセラピールームn.Ground(エヌ・グラウンド)主宰・八重樫紀子(やえがしのりこ)ですクローバー

 

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先週末は母の日でしたねカーネーション

近所のお花屋さんでも、ふだんは閉店している時間にまだ開いていて、実際にお客さんの対応をしている店もありました。

 

私も住宅街にある花屋さんで働いていたときは、まさに朝から晩まで動きっぱなしダッシュ

ちょっとでも接客が途切れたら足元の掃除や、ラッピングのペーパーやリボンを整えたり…そうこうしているとまた接客sweat*

 

花屋に就職したての頃は母がまだ生きていたので、母の日に娘が母に肩を揉んでもらう…そんな光景が我が家にはありましたQueenly

 

そんな花屋さんの思いはさておき。

 

 

母の日に定番のカーネーションをもらったお母さん、たくさんいらっしゃるでしょうねカーネーション

たとえ一輪であろうとも、お子さんの心が込められたカーネーション。

少しでも長く飾っておきたいですよねハート

 

花をふだん飾ることが少ない方には知っておいてもらえると、長く楽しめるちょっとしたポイントをお伝えしますね。

 

 

・ラッピングは外してから花瓶へポイント

可愛らしくラッピングされているとそのまま飾りたい気持ち、よく解ります。でもセロハンやラッピングペーパーが水を吸ってしまうと蒸れて茎や葉、花には良いことがないのです…

大前提として、ラッピングは外しましょう。

 

・花瓶の水は少なめにポイント

花瓶の中にお水をたっぷり入れておいてあげた方がいいんじゃないか?というやさしい気持ちをお持ちの人。そこは関係ないのです。

むしろ、花瓶の水は少なめにして、水に茎が浸かる部分を少なくして、バクテリアの発生を抑えましょう。

水の量の目安がわからない方は、花瓶の半分以下から始めてみてください。

 

・水に浸かる葉は取り除いてから飾るポイント

水に浸かった葉は腐りやすくなり、葉が腐れば水も汚れます。花瓶に活けるときに浸かる部分はもちろん、その少し上の葉も最初に取ってしまいましょう。

 

・切り口を新しくしてから花瓶に活けましょうポイント

花束だと吸水性のペーパーの水分だけである程度の時間が経っています。茎の断面が乾いていなくても、ハサミで少し切って切り口を新しくして、清潔な水が花に届くようにしてあげましょう。

 

※もし花束を持ち歩いた時間が長かった場合は、水切り(水の中に茎とハサミを入れた状態で茎を切ること)をして、最初のみ花瓶の水を多めにしてみましょう。

 

・水をこまめに替えましょうポイント

先述のとおり花持ちは水の量は関係なく、水のきれいさを保つことが大切です。できれば毎日、むずかしければ2~3日に一度は花瓶の水を替えましょう。

透明ガラスの花瓶でパッと見ではきれいな水に見えても、茎の色は変色し始めたりしています。

水の色が変わってから水を替えるなんて、そのときには茎がドロドロになっていたり、嫌なにおいがし始めているかも…

 

・水替えのときには花瓶もきれいにポイント

花瓶の水を替えるときに、ひと手間かけて花瓶の内部も洗いましょう。

食器洗い用スポンジをひとつ花瓶用にしておくのもいいですね。

もし花瓶の口が小さくてスポンジ等が入らない場合は、せめて少量の水を入れた状態で花瓶を振って、サッと水洗いするだけでも違います。

 

・水替えのときには茎の断面も新しくポイント

せっかく水がきれいになったのなら、きれいな水を花が吸えるようにハサミで少し切って断面を新しくしてあげましょう。

また、数日水替えができなかった場合、茎に変色が見られる、またはちょっとだけヌルヌルを感じるときは、その部分を切り落としてしまいましょう。

 

 

以上のようなひと手間を加えると花持ちが良くなります。

もちろんカーネーションに限ったことではありませんので、お花をいただいたときにはやってみてください。

 

ここからはカーネーションで特に気を付けてもらいたいことです。

 

・小さなつぼみは取ってしまいましょうポイント

1本から枝分かれして咲いているスプレーカーネーションには写真のように小さなつぼみが付いていることも。

植物はつぼみが付いている以上、咲かせようと栄養を回します。でも切り花になって水だけの力では咲ききりません。

つぼみの先端に花びらが見えているもの以外は取り除きましょう。

 

・葉を取るときには、茎の節目を折らないようにポイント

カーネーションの葉は茎の節目を覆うようについています。軽く葉をつまむだけでは茎に部分に葉が残るか、力づくで取ろうとすると葉を取ろうとしている節目じゃないところで折れ、短くなってしまうこともあります。

ハサミで無駄なく葉を取ったり、水替えのときに残った葉が溶けていたらきれいに洗い流しましょう。

 

 

せっかくだから、もっと長く楽しみたい!!*という方にはドライフラワーにすることもおすすめですQueenly

 

まだ花がきれいなうちに逆さに吊るすだけで、カーネーションはドライフラワーになりやすい花材です。

色の変化はありますが、その風合いが良い味を出してくれます。

この方法は茎を残せるので、短めにして、最初に包んであったラッピングペーパー等で包んでミニブーケにして飾ったら思い出ごと残せますね。

 

 

色を鮮やかに残したいのならシリカゲルという乾燥剤を使ってドライフラワーにしましょう。シリカゲルは100均ショップやホームセンターで購入できます。

タッパーや瓶にシリカゲルと花を入れて1~2週間冷暗所に放置し、水分が抜けきった花を取り出せば色鮮やかなドライフラワーになります。

 

お子さんからもらった大切なカーネーション、少しでも長く楽しんでくださいね。

その思い出が色褪せることはありませんしねわーい

 

 

 

 

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