前記事の続きです。

 

◇◇兄:

そういえば、まだ連絡をしていないんだけど…兄はどうしているんだ?今度、連絡をしてみようと思って。

 

ミー:

はて?さて?どうしているんだろうね??(苦笑)

実は妹のことで兄とちょっとあって、それから音信不通なの。

 

◇◇兄:

えー!?そうなのかよ?(驚)何があったんだよ?

 

ミー:

うーん、私もよくわからないんだけど…たぶん、私が言った言葉に兄が頭にきたんだと思う。

私からしたら本当に些細なことなんだけど、兄としては許せないんでしょう~?まぁ所詮、兄は「受け入れられる器が小さい男」だから仕方がないんだけどね。

そんなんだからお正月も皆で集まらなくなって、今年の1月に兄の子・姪達から「ミーに会いたい」って連絡がきたから姪達とは会ったんだけど、姪達の話によると兄は未だに私の事を許さないって言ってるらしい~(笑)

でもね、私は兄からの連絡がなくなったこともすごく良かったと思ってるの。なんせ兄は口ばっかりだし、上から目線で命令形で言うけどなーんにもやってくれないから、私の方が腹立つことばっかりだったもんね(ため息)

妹の病気のことだって「俺はできない」から始まり「俺は俺の家族が優先だから」って言ったんだよ。「女の病気はわからん」とかさ~。結局、ぜーんぶ私が仕事を休んで、妹に付き添ってやったんだよね。

兄をアテにするだけ無駄だし、私が兄に期待するほどガッカリさせられるから、今は音信不通になってよかったんだ。

 

◇◇兄:

…アイツ(兄)はなぁ~(ため息)

昔からそういう奴だったよなぁー!冷たいっていうかさ~人としての感情が、なんか違うんだよなぁ(苦笑)ハハ…

 

ミー:

でもね、妹の主治医(精神科医)が言うには、兄ぐらいに冷たい方が妹にはいいんだって。だから私も兄ぐらいになった方がいいって言われてる。

 

◇◇兄:

おぉ!そうなのか~(苦笑)

でもよォ、アイツ(兄)は自分に不都合があると感じるだけでサッサと逃げるからなぁ…。逃げたことに対して「自分を平常に保つためには必要なことだった」とか言うし、相手のことよりも自分優先なヤツだからなぁ。

そういう所…相変わらず変わらないんだな。

…よし、わかった!ミー!

ミーの事情も、兄との事情も。

まぁ、今度、兄に連絡して話してみるよ。

 

ミー:

あ、でも兄は妹からの電話には対応しているみたいだし、兄にも事情があるから、私の話は半分ってことにしてよ!

 

◇◇兄:

…ミーはやっぱり優しいんだよなぁ。相手を想う気持ちがさ。そこがミーの良いところでもあるし、ミーに頼っちゃう部分でもあるんだろうな。

大丈夫、ミーから聞いた話は一切しないし、兄の事情もちゃんと聞くから。

 

ミー:

別に私は今の平穏のままでいいから、兄との仲をとりもつとかは絶対にしないでよ。

それに姪達が言っていた話が本当であれば、そんな小さい出来事を2年も怒っている兄とはやっていけないし、今までの妹のことでも兄に怒りたいことがあるのは私の方だし!これから先もいざという時に非協力的な兄に「俺が長男だから」とえらそうに指示を出されたり、口だけで言われて、頭の良さで私のことを畳みかけてくるのが本当に嫌だからッ!

今まで兄と良好な関係だったのは、私が兄に対して我慢をしていたことの方が多いと思う。

 

◇◇兄:

ミー…そう言うなって。(優しい言い方で)

ミーの気持ちはわかるけどさ、きょうだいなんだから助け合わなきゃ!お母さんだってそう願っていると思うぜ。

それに兄だって、しっかり者のミーには太刀打ちできないんだと思うよ。アイツなりに我慢しているところもあるかもしれないし。な、少し落ち着けって。

 

ミー:

太刀打ちできない?はぁ~?(怒)

そもそも、何で太刀打ちできないなんて思うのよ?

兄だからって、長男だからって、妹の私を服従させようとしていることの方がおかしいでしょうよ!助け合う気持ちがないのは兄の方だから!自分をラクにして私に指示を出すだけでさ!母が緩和病棟にいた時もそうだったけど、妹の病気のことだって向き合おうとしなかったのは兄だし「俺はミーとは違う」と言うだけでさ。

 

◇◇兄:

ミー、ごめん!言い方を間違えた!

わかったから、ミーの気持ちはちゃんとわかったから。

 

 

 

は?

助け合う??(苦笑)

私が?

誰と?

じゃ、私は誰に助けてもらえるの?

今まで助けてもらったことがあったっけ?

妹や兄を助けてばかりだけど、私は助けてもらってるの?

あ、私が妹と電話で話さない分、兄が電話対応してくれてることはそうかもしれないけどね。

…とまぁ、嫌味を言いたいぐらいだった。

 

2018年に認知症の舅が施設に入ったので、それまでは兄に妹のことをお願いしていたけれど、私が妹の障がい支援の人達に会った時に「お兄さんでは話にならなかったから、お姉さんが出てきてくれて本当に良かった。助かります」って言われて…それまで兄は何をしていたの?と思った。

 

昔から聞き分けがいい私が制せられた…と私は思っている。

いつも「私ばっかり!」「なんで!」と腑に落ちないことが多かった。そう母に訴えた時に、母が「そんなことはない、ミーだけじゃない。きょうだいみんな平等にしている」と言っていたけどね…

 

なんだか…

ひねくれてるなぁ~私。ずいぶんと…(苦笑)

 

従兄弟・◇◇兄の出現によって、だいぶかき乱されている。それもこれも、妹が◇◇兄に連絡したから…

 

 

【続きます】