兄に妹(40代後半)の現状を報告できずにいる。

今の時点でも報告をしていない。

 

妹が入院している精神病院から私に電話がかかってきました。

受付:

○○さん(妹)のお姉様でいらっしゃいますか?

今日ですね、グループホームの方から「妹さんに宅配便が届いたんですが、本人ではないと受け取れないので病院の方で受け取って欲しい」と連絡をいただきました。毎年妹さんに送ってくださる方から届いたようで…

病院としても受け取ることができないので、ご家族様に対処をお願いしてもよろしいでしょうか?よろしくお願いいたします。

 

 

はぁ…精神病院に私の連絡先を教えた次の日にかかってきた電話がこれかぁ。

っていうか、そもそも何でグループホームは病院に電話してんの?妹の身元保証人である兄になんで電話をかけないんだろうか?グループホームがやってることって間違ってない?

 

それに兄が2日前にグループホームに連絡をして妹が精神病院に入院していることがわかったんだから、兄に連絡すればいいのに!と思った。

兄がグループホームに連絡をすることだと思ったので、兄に連絡してみた。

 

ミー:(メール文)

妹宛でグループホームに宅配便が届いたらしい。毎年、妹に送ってくれる人かららしいんだけど…

グループホームから本人以外は受け取れないと病院に連絡があって、病院では受け取れないから対応して欲しいと連絡があった。

妹はいま保護隔離室にいるので、まだ入院がかかるんだよね。兄の方からグループホームに連絡をしてくれない?よろしくお願いします。

 

すぐ返信がきて…↓

兄:

喉やられてるからまだ電話できないけど?

は?

何この返し??ちょっとイラっとしました。

それに兄からは「その先」を言わない。「喉やられてるから何なの?」「電話できない?」「じゃぁ誰が電話するの?」と久々に頭に血がのぼりました。

 

そう…兄はこういうズルイ人なんですよ。

「俺はミーに決して指示を出していませんよ」

「俺が今こういう状態だということをただ伝えているだけですよ」

「あとはミーが自分でどうすればいいのかを考えてくれ」ということなのだ…。

 

昔からこういう兄だということはわかっていたけれど、久々に触れて「私はこういう兄が嫌い!」と再認識しました。

私にこう投げかければ「ミーがやってくれる」「ミーがやれよ」と思われているようで…それにも腹が立った。

 

でも!ここで私が感情に任せてアレコレ言うのはダメだと思ったし、兄の戦法に引っかかってしまう!

何度も深呼吸をして、私からグループホームには絶対に連絡しない!と決めて、極力短い文章で、かつ冷静に、兄が電話しなかったらどうなるのかを伝えようと思った。

 

ミー:(メール文)

不在連絡票がそのままになってると贈り主に送り返されるけど

 

 

すると、すぐ兄から電話がかかってきた!

私の返信に怒ったんだろうなと予測はついた。

 

兄:

ミー

…俺、こういう声なんだけど(ガラガラ声で威圧的)

 

ミー:

【深呼吸!冷静に!と努め、言葉を多く言わない。私が感じる兄への嫌な思いや苦言は絶対に言わない!と決めて】

うん…

 

兄:

だから!(ため息)

ミーはこんな声で俺に電話しろって言ってるのか?(威圧的)俺、そんなに声が出ないんだけど。

 

ミー:

【声が出ないから何?兄は何が言いたいわけ?確かに兄の声はガラガラだけど、実際にいま私に電話できてんじゃん!とイラっとした。でも冷静に…多くは言わない】

じゃぁ、どうする?

 

兄:

なんだよ…チッ(舌打ち)

俺の声を聞いてもそれかよ。(大きなため息)

ミーは冷たいな…

 

ミー:

【は?だから何が言いたいのさ!(怒)私を非難するだけなの?それに冷たいのは私じゃなくて、妹の現状を知ろうとしない兄の方が冷たいんじゃないの?しかも、威圧的に私を動かそうともくろんでいる感じが伝わってくるし、結局兄は私にやらそうとしてるんじゃないの?私が電話するという言葉を待ってるんじゃないの?(怒)】

え?じゃぁ、私が電話するってこと?(とぼけたフリして)
 

 

兄:

…(少しの沈黙)…

そうか、そうか!(怒)

ミーはそうなんだな…

もうわかったよ!(威圧的)

 

ミー:

【早く電話を切りたいと思ったので、私が兄にお願いするって嫌なんだけど…仕方ないと割り切って精一杯に】

…よろしくお願いしまぁーす。

 

兄:

は?(怒)

よろしくって…お前…(大きなため息)

もういい!わかった(かなり怒ってる)

ガチャ!(電話を切る)

 

 

兄の言い方!本当に、威圧的な父親にそっくりだよ!(怒)

そりゃーさ、私だってグループホームに連絡をして対応することはできるさ。わざわざ兄に連絡する手間もないんだし、兄からの威圧的な言葉も嫌な思いも受けることもないんだし、兄よりも私がかけた方が早いしッ!

でも兄が妹の身元保証人なんだし!

グループホームとの関わりは兄がしてくれるんじゃないの?

それに、兄は私に「先読みすぎ」とか「やりすぎ」とか妹のことで私を叱るけど、この日のやりとりってさ、兄は私がやってくれるということを期待してたよね?私を動かそうとしていたよね??(怒)私がやるって申し出るのを待っていたよね??

 

そう感じてしまった…

今までの私は「兄に回されていた?」とも思ってしまった。

私の性格を熟知している兄だからこそ、頭が良い兄だからこそ、私をコマのように動かすことはできるはず。

 

私…兄への嫌悪感やソリが合わないとか、考え方が違うということで兄に触れると嫌いな父親の影をみるし、兄の言い方に憤慨することも多く私が感情的になってしまうから…今までは兄の手中にまんまと引っかかっていたんですね…。今回は私の気持ちを冷静に保って、対応することができて良かった。

 

数分後、兄からメールで「ハムが届いたって。グループホームで納めてくれるって」とメールが入った。すぐに「ありがとう」とだけ返信したけれど、兄から既読はつかない。

 

兄に触れると、ほんと嫌な思いしかしない…。

年々、言葉が威圧的で暴力を振るっていた父親にそっくりになってきてる。

 

そして…ハムって?いつも送ってきてくれる人って?誰??以前に妹が「専門学校時代(妹は高校に進学できなかったので1年間だけ専門学校に通った)の友人が送ってくれるんだ」と言ってたっけ…。

 

そういうことも気にならない兄。具合が悪くてそこまで聞く余裕がなかったのかもしれないけどさ、送り主の名前や連絡先を聞くとか、送り主に連絡をするとか、そういう配慮もない。私の「気づきアンテナの感度が良すぎる?」のか?

 

結局、次の日に私がグループホームに連絡をして、送り主の名前と連絡先を聞いた。だったら最初から私が電話した方が良かったな…と後悔しました。

送り主にお礼の連絡をしなくちゃ…

 

 

【続きます】