日本神話の神々の正体・・・ 其之弐. | 天空の鷹 (URIEL)

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天と地の和合を祈り、陰と陽の調和を願う・・・。
 
天地に、きゆらかすは、さゆらかす
  神我がも、神こそは、きねきこゆ、きゆらかす
神の御息吹、天のみあらし、地のまくしき、
  きゆらかす・・・

日本神話の神々の正体・・・ 其之弐.

秦 嘉伸、

 

日本は、古代では、{大和の国}とか、{倭の国}と言われていたと言うのが世間の定説になっているのだが、何でそう言われていたのか? は、知らないという不思議な話しだなぁ・・・。

 

                            何やそりゃ・・・

 

古代の日本は、まだ {統一} されていないから、<天皇制度> も無く、無名の小島と言っていい。

縄文時代から、弥生時代にかけて、多くの民族や種族が、海を渡って{渡来}して来た訳で、

それは、中国や、韓国、朝鮮 だけではなく、インドや、ロシアや、イスラエルとか、ブラジルからも上陸して来て、それぞれの土地に住み、暮らす様になった。

 

古代では、海抜が今よりも低くて、大陸から渡って来る場合は、朝鮮半島から北九州などは、

ほぼ、地続きの状態であった。 一説では、歩いて来れたと言われているのだが、そうでなくとも、

少しだけ渡ったら来れたのは間違いなく、中国の大陸を {百済} や {新羅} の間を通って、

{迦耶=辛国}から簡単に来れる状態であったのだ・・・。

 

だから、今でも{北九州}などは、渡来人の痕跡が多く残っている。

勿論、その他の所から渡って来た民族もあるが、その場合は、ほとんど嵐に合って、船は沈没したりしていたから少数だろうと考えられる・・・。

 

そうやって{帰化人}となった民族達や、種族は、現在の日本人の祖先達であり、原型なのである。

 

それぞれの民族が暮らす様になった土地は、やがてそれぞれの{村=邑}となり、{国}となって行った。

つまり、それぞれの民族は、{支配権争い} をする様になり、支配下になるなら守ってやるが、逆らうのであれば、殺す という状態である。 この時点で、{支配する側}と、{される側}に分かれてくるのだが、その反面で・・・

 

村どうしが助け合いをする様な、連合が出来たりもした。 いわゆる今の{組合}みたいなものであり、

村長どうしが集まって、お互いに協力して、助け合い、大体3つぐらいの国が連合となる。

この名残りとして、全国に{三国}という地名や、駅名が多くあるはずだ。

 

さらに言えば、国どうしの会合で集まった村長達は、それぞれの国の長なので、【国主】と、それぞれに言われており、この組合の連合をさらに統括する国主の事を、【大国主】と呼んでいた。

 

従って、後に出て来るヤソ族の出雲のオオナムチだけが‘大国主’という訳ではないのだ。

 

全国各地にある神社で、<国御魂神>とか、<国魂(霊)命>などの神様は、オオナムチであるとは限らない。 むしろ、その土地を守っている{鎮守の神様}である事が多い。

 

もっと言えば、出雲の大国主だけでも、5代ぐらい続いている事も知っておいた方が良い

 

と、いう事で、つづく・・・