っといっても家のテレビの前です。

全米スポーツ最大の祭典であるスーパーボールがフロリダ州タンパのレイモンド・ジェームス・スタジアムで開催され、ピッツバーグ・スティラーズの勝利で幕を閉じました。優勝トロフィーってティファニー製なんですね。

昨年のスーパーボールに出場した我がニューイングランド・ペイトリオッツ(マサチューセッツ州)は残念ながらプレイオフにも参加できなかったけど、東海岸のピッツバーグが勝ってなんだか良い気分。

開会式ではチャリティ活動などフィールド外の活動に優れた功績を残した選手に与えられる「ウォルター・ペイトン・マン・オブ・ザ・イヤー」をカーディナルスのカート・ワーナー氏が獲得 した。慈善活動を通じて子供たちに夢を与えることが慣習になっているみたい。さすがスポーツ大国アメリカですね。

また国歌斉唱の前に、先日のハドソン川の不時着で一躍有名になったチェスレイ機長とクルーも飛び入り参加して拍手喝采 を受けるなど粋な計らいもありました。

試合中にどちらが勝つか予想するオッズサイト がNewYorkTimeでリアルタイムに行われてました。ご覧の通り後半はどちらが勝つか分らないくらい盛り上がりましたね。

それから、この不況の中たった30秒で300万ドル(約2.7億円)とも言われるテレビCMの広告スポンサーはこちら 。全部で64枠のうち2枠が売れ残ってしまったようです。家庭用ビデオレコーダのTivoによると、そのうち一番視聴されたのはE*TRADEのこのCM。 ウェブサイト上のオンデマンドコンテンツも一番視聴されていて、PCユーザをうまく取り込んだ模様です。


今日は、ボストンにあるハーバード大学で開催された日米学生会議(Japan-America Student Conference:JASC) に参加してきました。


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目の前はよく通ってるけどキャンパスの中に入るのは実は初めて。。。大きなキャンパスには建屋がいろいろあり迷うこと10分少し遅れての参加。みんな若い。。。。30名程度の参加でしたがおそらく社会人は見渡す限り3-4名。あとは学生でしたね。

JASCは、満州事変以降失われつつあった日米相互の信頼回復を目指し日本人学生により1934年に創設された国際学生交換プログラム。以来75年に渡り「世界の平和は太平洋の平和であり、太平洋の平和は日米の平和にある。学生もその一翼を担うべきである。」という当時の理念を継承しつつ、学生の立場から日米両国の問題について議論を重ねてきた。毎年72名(日本36名、アメリカ36名)の学生が共同生活をしながら両国を巡る様々な事柄について多角的に検討してきた歴史のあるもので、過去の参加者には、故宮澤喜一元首相やHenry Kissinger元アメリカ国務長官もいたそうです。

基調講演はハーバード大学の博士研究員を務めるDr.Trent Maxey氏 が「近代日本文化や風土」に関して映画「ラストサムライ」や、「24時間戦えますか?」などちょっと懐かしいCMの話題をを織り交ぜながらわかりやすく解説てくれました。

「良妻賢母」など日本人女性のよき風土をうまく捉えてるなーと、ある意味自分なんかより日本のことをよく知っているなと思いました。それにしても、ところどころ出てくる日本語の発音が完璧なことには驚いた。(後で聞くと日本で生まれたのだと。。。やっぱり。)

次のセッションでは、「日米安保」「環境問題」「経済危機」「女性の権利」について日米4名の学生によるパネルディスカッションがありました。社会人のコンファレンスになれてしまっている為か、若い学生たちの熱い議論は刺激的だったな。英語であっても物怖じせず自分の意見をはっきり言える。ほんと感心してしまいますね。

パネラーの一人であった東京大学工学部の金光慶紘君(今はトロント大学に留学中)は、京都議定書絡みの環境問題の話から、ホンダの自動車業界における成功を例に日本の新技術について立派なスピーチがありました。

会議終了後のちょっとした懇親会で話す機会があったのですが、そんな彼は将来は国連で働きたいとのことで、目をキラキラさせながら日米学生会議について熱く語っていました。

それから、ITメディアのオルタナブロガーとして大活躍の久野さん (彼女はMBA留学のためにボストン在住)とも会うことができて少しびっくり。(It's a small world)(笑)。二人して「学生はいいねーっ。」と数年前(?)を懐かしく思い、20代前半の彼らをちょっと羨ましくも微笑ましくも思いました。

帰りの車の中は、ノースカロライナにあるデューク大学に交換留学研修で1ヶ月通ったころの大学1年生の自分と彼らを照らし合わせながら(きっとレベルは随分違うが・・・。)その思い出にに浸りながら、MBA取得に頑張っている人を目の当たりにして、これからのことを考えちゃいました。

この10年はITの世界にどっぷりだったけど、なんだか思いっきり勉強して、自分に投資したくなってきちゃったな。



昨日は、バラク・オバマ(Barack Obama)大統領の就任演説。200万人とも言われる観衆には圧倒されますね。この歴史的瞬間を、ここボストンで(東海岸ということで同じ時間帯)リアルタイムに共有することができて感動的でした。日本でも深夜にライブで見られた方も多かったのではないでしょうか。

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前日は黒人の公民権運動指導者、マーチン・ルーサー・キング(Martin Luther King)牧師の誕生記念の祝日だったので、1963年のワシントン大行進での有名な演説「I have a dream」をYoutube で聞いたところでした。

“I have a dream.That one day on the red hills of Georgia. the sons of former slaves and the sons of former slave-owners will be able to sit down together at the table of brotherhood.”

(私には夢がある。いつの日か、嘗ての奴隷の子達と、嘗ての奴隷の所有者達の子達が、兄弟愛というテーブルで席を共にできることを)


この演説から46年後、ついに黒人大統領が誕生することになったのだけれど、これをマーチン・ルーサー・キングが聞いたら何を感じたのでしょうね。感慨深いですね。

それにしても、オバマ新大統領の力強い演説には引き寄せられましたね。表現力と間がいいですね。特にこのパラグラフがお気に入り。「新しい責任の時代」への突入はズシリと重いものを感じるな。

これだけ大勢の前でのスピーチは気持ち良かっただろーな。

What is required of us now is a new era of responsibility -- a recognition on the part of every American that we have duties to ourselves, our nation and the world; duties that we do not grudgingly accept, but rather seize gladly, firm in the knowledge that there is nothing so satisfying to the spirit, so defining of our character than giving our all to a difficult task.

(いま我々に求められているのは、新しい責任の時代に入ることだ。米国民一人ひとりが自分自身と自国、世界に義務を負うことを認識し、その義務をいやいや引 き受けるのではなく喜んで機会をとらえることだ。困難な任務に我々のすべてを与えることこそ、心を満たし、我々の個性を示すのだ。)

This is the meaning of our liberty and our creed - why men and women and children of every race and every faith can join in celebration across this magnificent mall, and why a man whose father less than sixty years ago might not have been served at a local restaurant can now stand before you to take a most sacred oath.

(これが我々の自由と信条の意味なのだ。なぜ、あらゆる人種や信条の男女、子どもたちが、この立派なモールの至る所で祝典のため集えるのか。そして、なぜ 60年足らず前に地元の食堂で食事することを許されなかったかもしれない父親を持つ男が今、最も神聖な宣誓を行うためにあなた方の前に立つことができるのか。)


この立派なスピーチの裏には、スピーチライターとなるものがいるそうなのですが、若干27歳とのこと。
ジョン・ファブロー氏(写真はこちらから 。)は、ファッション雑誌にも取り上げられているほど人気を集めている。文章が下手な自分からすると羨ましい才能ですね。

それから、この演説CNNのライブサイトからPCで見たのですが、ソーシャルネットワーキングサイトのFacebookと連携 していて、友達のコメントを見ながら、また自分も投稿しなが視聴することができのです。ピーク時は130万ストリームを越えてたとのことで、アクセスが集中して、映像がカクカクだったのは残念だったけれど。。。

そうそう、それからサンフランシスコ・ダウンタウンににあるBUSH Streetが、OBAMA Street変わっていたの情報がFaceBookのお友達から入ったのでお知らせしておきます。いやはや、こんなイタズラもアメリカらしいですね~。

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CES(コンシュマー・エレクトロニクス・ショー)は、米国家電協会(CEA)が開催する世界最大のトレードショー。
昨年に引き続き、ラスベガス・マッカラン空港からタクシーで15分に位置するLVCC(ラスベガス・コンベンション・センター)を中心にSANS(サンズ・エクスポ・コンベンションセンター)、ヒルトン、ザ・ベネチアンの4会場で開催され、今年で42回目を迎える。(第1回は1967年と40年も前に開催された伝統あるショー)

ビデオ・オーディオ、ホームネットワーク、ホームシアター、ゲーム、,、ワイヤレス、モバイル、ロボットと幅広いカテゴリーをカバーしている。今年の出展社数は2,700社を越え、来場者数は14万人と景気後退のため直前で出展を取りやめたベンダーもチラホラでたとのことだが、そんなことは感じさせないくらいの盛り上がりだった。
(昨年の参加者に聞くと若干スペースが狭くなった気がするとの話もあったが・・・。)

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会場とは関係ないミラージュ。会場写真を撮るのを忘れ、ラスベガスっぽい感じをお届けしようと。。。


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LVCCのSouthHall前のオブジェ
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2日目のパネルディスカッションの様子

基調講演は、昨年まで務めたマイクロソフトのBillGates氏にかわりCEOに就任したSteve Ballmer氏が初めて登壇しWindow7のβ提供を発表。その他、ソニー会長のHoward Stringer氏、フォード会長のAlan Mulally氏、Intel会長のGraig Barrett氏、Cisco会長のJohn Chambers氏と蒼々たるメンバーが各々同社の戦略を発表した。John Chambers氏の独特のプレゼン(いつも壇上から視聴者フロアに下りる)は、年を老いても迫力あるなと実感した。


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マイクロソフトブース

家電見本市だけあって、一番の目玉はテレビ。ソニー、パナソニック、日立、サムソン、LGなど大手メーカーが華々しく展示をしていた。技術的には薄型テレビの大画面化が進み、HighDefinition 3Dを前面に押し出していた。大画面でみる3D映像は迫力あり、映画好きには浸透する可能性がある。また、ウイジェット(Widget)により、ニュース、天気予報などリモコンからインターネットコンテンツが簡単に見られた。

Panasonicでは、「VIERA CAST」で「Amazon.com」との連携で4万本ものコンテンツをオンデマンドで視聴できるようになったことを発表 するなど、どの企業もインターネットとの融合が具現化していることを体感させてくれた。日本では「アクトビラ」がポータル的存在で各社を集めているが、米国では各社がコンテンツ・ホルダーと提携している。


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パナソニック・ブース

また、もうひとつのトピックスとしては「ネットブック」。意味合いとしては「Net(インターネット)に接続するだけのノートパソコンだ。価格携帯としても$300程度とコモディティ化されている。インテルのGraig Barrett氏の基調講演でも紹介されていた「Small Things Challenge 」の映像で新興国の子供達が利用しているネットブックは印象深かった。クラウドコンピューティングが進むにつれネットブックはもっと広がる可能性があるのではないかと思う。

これまでエンタープライズ分野を中心に見てきた自分にとっては、このコンシュマーの祭典は、来場者も出展者も毛色が違いかなり戸惑いを感じたが、IT技術がダイレクトに消費者目線で見られるという意味で新鮮な感じを受けた。

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しかしながら、やっぱり「ぐっ」とくるのは華やかな大きなブースというよりも、一コマブースで頑張っているベンチャー企業たち。熱い思いで自分達のテクノロジーを語るその必死さが好き。サンズ・エキスポにあった「INNOVATIONS WORLD」では、ユニークな技術を発表する一コマの小さなブースが終結していた。


またCNET主催で来場者の投票で決まる今年の「Best of CES」は、スマートフォンの「Palm Pre」が受賞

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Best of CESを受賞したPalm社

特徴としては各種ネットサービスとの連携が可能で、同一人物とのテキストやIMなどのやり取りをチャット形式でまとめて見れたり、友達リ ストの誰がオンラインな状態なのかが直ぐにわかる。また、OutLookやFacebook、Googleのアドレス帳で重複している場合には、自動的に ひとつだけ表示するとか、複数のアカウントにある同一の連絡先にも反映される。米キャリアのスプリントも今年中に販売するとのことで爆発的人気の「iPhone」との勝負の行方が楽しみでもある。(CNBCでのデモ映像はこちらから


個人的にインパクトがあったのは、ネットワーク大手ベンダーのシスコシステムズ社のこの発表。

「コミュニケーションとエンターテイメントの経験を生かした新しいコンシュマー技術」

をアナウンスした。(あのシスコがコンシュマー?と少し違和感を感じたが、買収したビデオ・カンファレンスのWebEXやソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)のFiveAcrossの技術がものになってきたのだなと推測している。)

特にEos(Entertainment Operating System) は興味深い。SNS、コンテンツ管理、サイト管理などの機能を搭載したメディア・エンターテイメント企業向けのソフトウェア・プラットフォーム。これにより企業はオンライン・コミュニティを簡単に構築できるようになり、メディア企業はアーティストや映画、テレビ番組など、企業側がプロモーションしたいブランドとファンを結びつけることができる。

既にワーナー・ミュージックは、このEoSを利用して手始めにアーティストのLaura Izibor 氏やSean Paul 氏のSNSサイトを構築している。もちろんこのコミュニティに登録している人たちは、そのアーティストのファンな訳で、マーケッター側からすると特定の対象者にオンライン広告を打つことができるだけではなく、フィードバックをもらえる場として活用することができマーケティング効果は抜群。

一方的に片方向に万人に受ける広告を出すより、ピンポイントでコアな情報を出し、かつそれが口コミにより広がり(いわゆるバイラル・マーケティング)マーケティングの効率化が進行していることが容易に想像できる。

このようにオンライン・コミュニティを構築する側の敷居がさがってくるとインターネット上にコミュニティが散乱し、より一層CGM(Consumer Generated Media)に拍車がかかることは間違いないだろう。