昨日は、バラク・オバマ(Barack Obama)大統領の就任演説。200万人とも言われる観衆には圧倒されますね。この歴史的瞬間を、ここボストンで(東海岸ということで同じ時間帯)リアルタイムに共有することができて感動的でした。日本でも深夜にライブで見られた方も多かったのではないでしょうか。

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前日は黒人の公民権運動指導者、マーチン・ルーサー・キング(Martin Luther King)牧師の誕生記念の祝日だったので、1963年のワシントン大行進での有名な演説「I have a dream」をYoutube で聞いたところでした。

“I have a dream.That one day on the red hills of Georgia. the sons of former slaves and the sons of former slave-owners will be able to sit down together at the table of brotherhood.”

(私には夢がある。いつの日か、嘗ての奴隷の子達と、嘗ての奴隷の所有者達の子達が、兄弟愛というテーブルで席を共にできることを)


この演説から46年後、ついに黒人大統領が誕生することになったのだけれど、これをマーチン・ルーサー・キングが聞いたら何を感じたのでしょうね。感慨深いですね。

それにしても、オバマ新大統領の力強い演説には引き寄せられましたね。表現力と間がいいですね。特にこのパラグラフがお気に入り。「新しい責任の時代」への突入はズシリと重いものを感じるな。

これだけ大勢の前でのスピーチは気持ち良かっただろーな。

What is required of us now is a new era of responsibility -- a recognition on the part of every American that we have duties to ourselves, our nation and the world; duties that we do not grudgingly accept, but rather seize gladly, firm in the knowledge that there is nothing so satisfying to the spirit, so defining of our character than giving our all to a difficult task.

(いま我々に求められているのは、新しい責任の時代に入ることだ。米国民一人ひとりが自分自身と自国、世界に義務を負うことを認識し、その義務をいやいや引 き受けるのではなく喜んで機会をとらえることだ。困難な任務に我々のすべてを与えることこそ、心を満たし、我々の個性を示すのだ。)

This is the meaning of our liberty and our creed - why men and women and children of every race and every faith can join in celebration across this magnificent mall, and why a man whose father less than sixty years ago might not have been served at a local restaurant can now stand before you to take a most sacred oath.

(これが我々の自由と信条の意味なのだ。なぜ、あらゆる人種や信条の男女、子どもたちが、この立派なモールの至る所で祝典のため集えるのか。そして、なぜ 60年足らず前に地元の食堂で食事することを許されなかったかもしれない父親を持つ男が今、最も神聖な宣誓を行うためにあなた方の前に立つことができるのか。)


この立派なスピーチの裏には、スピーチライターとなるものがいるそうなのですが、若干27歳とのこと。
ジョン・ファブロー氏(写真はこちらから 。)は、ファッション雑誌にも取り上げられているほど人気を集めている。文章が下手な自分からすると羨ましい才能ですね。

それから、この演説CNNのライブサイトからPCで見たのですが、ソーシャルネットワーキングサイトのFacebookと連携 していて、友達のコメントを見ながら、また自分も投稿しなが視聴することができのです。ピーク時は130万ストリームを越えてたとのことで、アクセスが集中して、映像がカクカクだったのは残念だったけれど。。。

そうそう、それからサンフランシスコ・ダウンタウンににあるBUSH Streetが、OBAMA Street変わっていたの情報がFaceBookのお友達から入ったのでお知らせしておきます。いやはや、こんなイタズラもアメリカらしいですね~。

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